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雑音ステップ 〜ALONE〜  作者: 白井 雲
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覚醒、受け継がれた能力12

「痛みはなかったはず。あ、ナイトメアだからそこらへんの心配はしなくていいのね」



「コキュートスの応用でね、もしかしたらって思ったの。試して見たらばっちりよ」



グッジョブのポーズをユイはシキにして見せた。



泣き腫らした目はもう誤魔化しようがないから。



















それを見て、シキは。


















「ユイ」


















息が止まるほどにユイを抱き締めた。

































「辛い役、やらせちまったな。ごめん……ごめんな」



























「ユイの氷は、暖かいね……」


























「うん……うん……!」



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