創世記 8
ところでアブラムとサライには子供がいなかった。
「お家大事」と妻のサライは召使の女ハガルをアブラムと交配させた。
ハガルは子を産んだ。
しかし、神様が現れて、アブラムに子孫の繁栄を約束し、
アブラムをアブラハムに、 サライをサラに改名するように言った。
神様はあくまでアブラムとサラの子孫が繁栄するという。
アブラムあらためアブラハム「ていうか子孫って……
俺ら子無しで、もうすぐ百歳なんですけど」
神様「いや、これから子供が産まれるからwww」
しばらく後、神様は三人の人に化けてアブラハムのところに現れ、
「もうすぐサラに子供生まれっから」と言った。
それを天幕の中で聞いてたサラは「プッ……ねーよwww」と呟いたら、
「おまえ笑っただろ?ああ?」と神様に突っ込まれる。
その神の化身だか使いは、地上に現れたついでにと、
「ソドムとゴモラの町は風紀が乱れてるから滅ぼすww」
とアブラハムに宣言する。
化身らがソドムに行くと、ロトが街の入り口の門前に座っていた。
ロトは彼らを見て神の化身とは知らぬものの、親切に
「是非うちに泊まっていってください」と言った。
愛徳高校にいながら、ロト一家は品行方正だったので、
彼ら神の化身はロト一家だけは救うべく、
「こっそり、ここから逃げなさい。ただし何があって後ろを見てはダメ」という。
そこでロトが町から脱出すると、
神様のメテオ攻撃でソドムとゴモラは住人もろとも滅亡した。
ところが、つい後ろを振り返ってしまったロトの妻は、
なんと塩の柱になってしまった(被爆説)
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ソドムとゴモラは、「道徳が薄れ退廃した町」の象徴になっていて、
「そういう町は天罰食らって滅びるんじゃ!」
という概念とセットになってます。
アブラハムとサラもメジャーな名前です。
アブラハムは英語だとエイブラハムと発音し、有名どころではエイブラハム・リンカーン(アメリカ第16代大統領)がいます。
あとイブラヒムというのはアブラハムのイスラム圏での呼び名で、
これもよくある男性の名前です。