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創世記 6
行いが悪いので洪水で滅ぼされた人類であったが、
善良なノアの子孫だけが残ったので、品行方正になった……かと思いきや、
代を重ねるごとに、また人類は不遜になっていった。
人類は、天にも届く高い塔を作りはじめた。
神様に挑戦する行為である。
それを見た神様は「しょうがねえ連中だなあ。
ちょっと邪魔をしてやれwww」と、人類に魔法をかけた。
それまで人類は一つの共通言語を話していたのだが、
それをバラバラにする魔法をかけたのである。
そうすると、作業してる男が「レンガもってこい」と言っても、
隣の男は「你說什麼?」とか言って、
言葉が通じないので塔の建設は不可能となった。
こうして世界にはいろいろな言語があふれることになった。
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你說什麼?はエキサイト翻訳なので合ってるか知りません。
これが有名なバベルの塔です。
バベルの塔は実現不可能な計画や、科学への過信、
神様に挑むような行いの象徴として使われます。