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ダニエル書 3 ホセア書~ヨエル書~アモス書~オバデヤ書

死んだんだか退位したんだか知らないが、

ネブカデネザル王の子、ベルシャザルが次の王になった。


ある日、みんなで飲み会をしていたところ、突然人の手が空中に現れて、

壁に指で何か文字のようなものを書いた。

ところが何て書いてあるのか、バビロニアの知識人たちには分からなかった。

そこでまたダニエルが呼ばれた。


ダニエルがそれを見て言った。

「お父上のネブカデネザル王は敬虔な信仰をお持ちでしたのに、

あなたは偶像を崇拝するなど、王としてスペックが低いです。

ここにはメネ、メネ、テケル、ウパルシンと書いてあります。

ざっくり言うと、あなたは失脚し、

あなたの国はメデアとペルシャに分け与えられます」

するとその日のうちに王は殺され、メデア人のダリヨスが国を引き継いだ。



ダリヨスは王になると、百二十人の総督をたて、さらに彼らを統括する三人の総督をたてた。

ダニエルはその三人のうちの一人になった。


職務内容は総督達と王の間に入ってフィルターの役目をすること。

つまりは江戸幕府の御側御用取次みたいなものである(え?分かりにくい?)

当然、権限が強い。

総督からの申し入れ内容がつまらなければダニエルにカットされてしまう。

総督たちは「ダニエル、うぜぇぇぇ!」と思い、なんとか失脚させようとした。


総督たちは「今日から三十日間、王様以外は願い事をしてはいけないという法令を出してください」と王に無理やりせまって、文書にサインさせた。

ダニエルがいつものように神に祈り、願い事をしたので、総督たちはダニエルを逮捕し「こいつをライオンの穴に放り込みの刑にしてください」と、これまた無理やり王様に刑の執行をせまった。

王様はダニエルが好きだったのでオロオロしながら、なんとか回避できないか頑張ったが、総督たちに押し切られる。

ダニエルはライオンの穴に放り込まれ、入り口を岩でふさがれてしまった。


次の朝、心配で眠れなかった王は、ライオンの穴に急いで行った。

王「ダニエル、大丈夫か?」

ダ「全然問題ないっすよ。神様が守ってくれましたから」

そこで王は喜び、ダニエルを穴から出すように命じ、逆にダニエルをはめた総督たちを家族もろともライオンの穴に放り込んだ。

彼らは全員、食われて死んだ。



ダニエル書の後半は、ダニエル自身が見た幻(神の啓示)が書かれていて、

国々の隆興などが書かれています。


そのあとの、

ホセア書、ヨエル書、アモス書、オバデヤ書は預言系なので割愛します


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>メネ、メネ、テケル、ウパルシン

レンブラントが「べルシャザルの酒宴」という題で絵に描いてます



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