サムエル記 2
次の王について神様は「エッサイの子がいいよww」と言うので、
サムエルはエッサイのところに言って、息子達を面接する。
が、どれも惜しいって感じでピンとこない。
「(ボンクラばかりじゃねーか)他に息子はいないのか」とエッサイに聞くと「末っ子がいるが、今は放牧に行ってる」と言う。
その子に会うと神様はサムエルに「こいつだ、こいつ。こいつの頭に油をbukkakeろ」と言った。
サムエルはその子の頭に油を注いで祝福したので、神の加護はサウルからその子供へ移った。
この子の名をダビデと言う。
あるとき、またペリシテ人が攻めてきた。
その中にゴリアテという身長3メートル級の巨人がいて、
「うおらぁ、かかってこいやー!」と、めちゃ気合入っているので、
イスラエル軍はびびって、みんな腰が引けた。
そこへダビデがやってきて「僕が倒したるわ」と言った。
「小僧、冗談はよせ」とせせら笑うゴリアテに、
ダビデは石を布で包んだチンケな投石器で石を放ち、それをゴリアテの眉間に命中させて倒した。
やがてダビデが戦場に出るようになって連戦連勝になったので、
ダビデは大人気になり、サウルは嫉妬のあまりダビデの命を狙うようになる。
そのためダビデは長年あちこち放浪することになった。
やがてサムエルも寿命で死に、サウルはペリシテ人に攻められて自害した。
サウルが死んだのを聞いて、命を狙ってきた奴ではあったがダビデは悲しんだ。
そして神の命令でユダ族の王に、ついで内部抗争にうち勝ってイスラエルの王になった。
ダビデは「できる子」だったのでイスラエルは強化され栄えた。
エルサレムをイスラエルの首都に定めたのはこのときである。
---
ダビデとゴリアテのエピソードは、小さい者が大きな者を倒す喩えでよく使われます。
ミケランジェロのダビデ像は、このときまさに石を投げんとするときのダビデを表したものです。
ダビデは英語ではデイヴィッドで、よくある名前です。




