サムエル記 1
サムエルという幼い子が神の声を聞き、預言者になった。
その後、イスラエルは、神様にやれとも言われてないのにペリシテ人を攻めようとします。
「聖櫃を先頭にして突っ込んでいけば勝てるんじゃね?」という滅茶苦茶な理論で無謀にも攻めていったのだが、反撃をくらって三万人以上が犬死をした上、ペリシテ人に聖櫃を取られてしまうという大失態を演じてしまった。
一人の兵士が戦況を伝えるためにボロボロになって戻ってきた。
それをサムエルの師匠筋にあたるエリが「ん?そんなに慌ててどうしたの?」と聞いた。
兵士は答えた。
「ボロ負けした上に聖櫃を盗られました」
「えええええええーーーーー!!!!!」
ショックのあまりひっくりかえったエリは首の骨を折って死んだ(享年98)
ところが聖櫃は置かれた場所場所で疫病を発生させたりしてペリシテ人に危害を加えまくった。
困ったペリシテ人は「どっか行っちまえ」と、聖櫃を子牛に繋いで放った。
子牛に運ばれた聖櫃がついたのはイスラエルのベテシメシの町だった。
聖櫃は難なく戻ってきちゃったのである。
町の人は喜んだ。
しかし聖櫃の中を覗くような不届き者もいたので天罰で70人が死んだ。
ベテシメシの町の人はビビッて聖櫃をキリアテ・ヤリムの町に預けた。
この事件でユダヤ人は「やっぱ神様、怖ぇ」と、信仰をあらたにした。
映画、レイダースでも聖櫃を開けたドイツ軍が大変なことになってました。
さて、サムエルも年老いた。ユダヤ人たちは「我々を統率するには王が必要だ」と言った。
今まで士師という軍事リーダーみたいなのに率いられてきたのだが、流行の王制を敷いて国家としての体をなそうというのである。
いや王制にもデメリットあるよとサムエルは思ったのだが、民衆は「流行だし」と聞かなかった。
サムエルが神様にお伺いをたてたところ、「王を立てろww」と言われた。
サムエルは迷子になったロバを探して歩いているイケメンにピピっときて、
そのサウルという若者を王にした。
イスラエル史上、最初の王様である。
王となったサウルは、ペリシテ人などと戦い、国を保持したが、
だんだん神様の言う事を聞かないで、勝手なことをするようになった。
サムエルも諌めたが、どうも覆水盆に帰らず状態なので、
神様はサムエルに「あいつダメだわ。次の王を探しにいけよwww」と言われた。
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サムエルは英語だとサミュエルで、サミュエル・L・ジャクソンなどで有名




