創世記 12
ヤコブには子供が沢山生まれた。
その中でもヨセフという子を一番愛した。
そのためヨセフの兄達(11人いる!)はヨセフにムカついていた。
ある日ヨセフが、こんな夢を見たといって話した。
「稲刈りしてたら、みんなの刈った稲束が、オラの稲束のところにきて拝んだ」
なんという高慢ちきな夢だと、兄達は激怒した。
「これは、俺ら兄たちがヨセフのことを拝むという意味だろ」
「なにそれ、ムカつく」
さらに次の日、また夢を見たといって話した。
「日と月と十一の星がオラを拝んだだ」
……などと、火に油を注ぐようなことを言う。
「日と月というのは、父母の暗示だろ。おまえと言うヤツは(怒)」
兄達は「ダメだ、こいつ殺すしかない」と誓った。
ある日、遠くまで放牧にいった兄たちが無事でいるかどうか見てこいと、
ヨセフは父に言われた。
ヨセフは兄たちの居場所を人に尋ねながら兄たちを探した。
ところがヨセフが来ると兄たちはチャンスとばかり、ヨセフを殺そうとする。
そこへエジプトへ向かうイシマエル人の行商が来たので、
売って換金した方が得じゃね?ということで、奴隷としてヨセフを売却した。
ヨセフの服をボロボロにして血まみれにしたのを持って帰って、
父ヤコブには「ヨセフ、獣に襲われて喰われて死亡wwww」と報告した。
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ヨセフは英語でジョセフ。
有名なジョセフというと、もう言うまでもありません。
その他の有名はヨセフは以下
ヨシフ・スターリン(ロシア 政治家)
ジュゼッペ・ヴェルディ(イタリア 作曲家)
ホセ・メンドーサ(メキシコ ボクサー)
ジョゼ・モウリーニョ(ポルトガル サッカー監督)
ヨーゼフ・メンゲレ(ドイツ クレイジードクター)
ゲッペルスもヨーゼフでした。