創世記 9
アブラハムとサラは爺と婆だったにも関わらず、
神様の言ったとおり、サラは妊娠して出産した。
アブラハムは子供にイサクを名をつけた。
歳をとってから生まれた子供なので、
アブラハムはイサクが超かわいい。
しかし、ある日神様はアブラハムに超無茶振りをする。
「息子のイサクを生贄にして捧げろ」
生贄だから、当然、祭壇に乗っけて焼くんだか喉を掻っ切るんだか、
とにかく殺すのである。
アブラハムは超超超超葛藤しただろうが、神様の言う事は絶対なので、
イサクをロバに乗せて、指定された山へと登っていった。
山で二人は祭壇を作り、薪を集める。
イサクは疑問に思っている。
「お父さん、生贄の子羊はどこにあるの?」
アブラハムは「神様が用意してくれるんだよ……」と答える。
祭壇でアブラハムは我が子を縛って、薪の上に座らせる。
たぶんイサクも聡い子だから、何が行われるのか理解して、
ギャーギャー言わないでじっと耐えたんだろうね。勝手な想像だけど。
で、アブラハムが刃物で息子を殺そうとしたとき、
神様がストップをかけた。
「ちょっっっっ待て!!!!!!!!!!
たった一人の我が子を差し出そうというおまえの信仰心は良く分かった。
神に……いや俺が神だった……自分に誓って言うわ。
おまえの子孫を増やして繁栄させよう」
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これは強い信仰を示す有名なエピソードです。
まあ、これくらい神様信じなさいよ的な。
日本人の我々から見たら、神様ひでえと思いますけど。