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奇跡の巡り会い
作:浅見 希



11-矛盾、疑問、我慢!


龍太郎は、麻耶の今日の出来事が手に取るように分かってしまう。何故だ・・・
男に抱かれて・・・、寂しさがそうさせるのだろう、愛情に飢えているのだろう・・
あれから実は龍太郎、日本にいなかった。
麻耶がこの部屋に1度しかやって来なかった事は、あらゆる面から確認できる。
龍太郎が部屋にいなくても、人物が入室した場合に、彼の携帯にはほぼ全ての情報が知らされるシステムが設置してある。すなわち、盗難予防のシステムが、不振人物の入室をチェックしてくれる。
このシステムも、彼のトップシークレットチームが、独自に極秘で開発した装置なのだ。
彼にはそれが非常に重要なのだ。己の身を守る意味と、企業を守る意味で・・・
もしかすると、この日本国を守る事を意味するのかも・・・

 麻耶の龍太郎を慕う意味気持ち、そして恋心、痛いほどに分かる気がする。
乙女のゆれる想い、それは親に対する父性愛なのか・・・男性に対する異性への愛なのか・・・、おそらく、どちらも正解なのだろう・・・
 麻耶が、早くして両親の愛情を感じる事が出来ず、祖母に育てられた。そんな両親の愛情の欠落、特に父親に対してが、・・・強烈に・・・
それが龍太郎に向けられている事、十二分に理解できる。

麻耶が龍太郎を、押し倒すように圧し掛かって来た時、龍太郎大きな衝撃を感じた。
おい、麻耶・・・・どうしたのだ・・・ 男としてうれしいに決まっている。
龍太郎の男としての本能は完全に準備完了、がしかし・・・
「麻耶・・・!!」
「麻耶!!」なぜかもう意識が・・・アルコールのせいか・・・普段は飲みなれているはずなのに・・・
「うぅ・・ん」「龍太郎!!」
「龍さん・・ 好き・・・!」
もう・・・・、意地らしい程の、可憐な顔の辺りから、お人形さんみたいな顔をして・・・かすかに寝息が・・・
 可憐で、メチクチャ可愛らしい唇が・・・あんなに積極的に・・・
我慢の限界を必死にこらえる龍太郎。春を感じさせる淡いピンクのブラウス。
そこから覗けてしまう、かなり豊満な胸。その胸を微かに乳首の辺りぐらいしか隠していない、淡いエメラルドグリーンのブラジャー。
そのコントラストは普通にブラウスを通して外見から見える感じは、違和感を決して感じない、なぜか淡いピンクのブラウス越しにエメラルドグリーの色が目立たない。何か特殊の繊維をブラウスに使用しているのだろうか・・・
とっくに男を発揮している龍太郎、どうして、このような事をこの期に及んで考えてしまうのだろ・・・
さすがに身を委ねられた龍太郎、ブラウスのボタンをゆっくり外し、ソシテ、フロントフォックのブラジャーを外した。
外した瞬間、若さが飛び出して来た。予想以上の豊満な胸、そして弾ける肌、まさしく若さの象徴だ、恐る恐るその胸に右手を軽く乗せる。押した手指がものすごい弾力で弾かれた。すごい、こんな感触そして、この胸の形・・・そう、あの時の・・・
忘れもしない、あの人、そう、本当に心の底から愛したひとあの時・・は・・・
左手を胸の谷間に・・・、
「あっ、・・・」
「3つ並んだ、小さな、ほくろ・・・」
「うそ・・・」
「そんなバカな・・!!」

明度40彩度80の緑のミニスカートから覗くすらりと伸びた脚、均整のとれた脚、
ただ細いだけの脚ではない、普通に立った姿は勿論、文句のつけようが無い。
そして、横たわる姿も勿論、文句のつけようが無い脚。
そのミニスカートのホックを外す。
露になるパンテー、その色はブラウスと同じ色だ。
そのパンテーに恐る恐る手を伸ばす。
麻耶は、無意識に腰を上げて、それを下ろすのを協力する。
完全に龍太郎に身を任しきっている。
ゆっくりとパンテーを下ろす。

露になったヴィーナスの丘、神々しく、まぶしい程の丘。
決して、手を触れるような気になれない。
そのまま暫く見つめる龍太郎。
そして、またあることに気づいた、それは・・・
遠い昔の記憶が蘇る、そう、あの時の・・・ひと・・・

麻耶は完全に夢の中、果たしてどんな夢を・・・
 龍太郎は、麻耶のヴィーナスの丘に優しく・・・、
触れるか触れないかぐらいの感覚で、その昔の思い出の人の、
しるしの場所に唇を押し当てた。

 麻耶の、愛くるしく、豊満で形の良い均整の取れた・・
ピンと上を向いたとても綺麗なピンク色の乳首・・・、そしてバストの数箇所にも優しく唇を押し当てた。
そして、そのまま先ほどの作業を逆回転するように麻耶の体を服と下着で包んだ。
 今、麻耶の眠るベッドの上で・・・

龍太郎、そのまま、麻耶の前にロマネスク風の椅子に腰掛て、
遥かな思いにふけっていた。辺りが薄明るくなるまで。
龍太郎、麻耶が少し覚醒した事には恐らく気づいていない。
 
麻耶は、何故か、体を動かす事も、敏感に反応した体も強靭な意思で、寝ているそぶりに徹した。
しかし、龍太郎の経験豊富な眼は恐らく見逃していないだろう。

“どうして?” “どうして??”
そして、暫く目線を、黒子ほくろの場所や、麻耶の一番敏感な場所にも・・・・
「なぜ、抱いてくれない・・・」
「どうして? どうして?」
「麻耶の中に・・・入って・・・くれない・・・の?」

 龍太郎が、去った後、麻耶、涙が溢れる様に流れて、止まらない・・・
「もしかして?」「麻耶・・・!!」
「いや、いや!!」
「そんなの、絶対にいや!」
「それに、そんな事絶対にありえない・・・」
「ありえない・・・!!」












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