挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマークする場合はログインしてください。
<R15> 15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕 が含まれています。

LINE型AIリネ!

作者:小梟
とーっても短いですが、少しでも微笑んでくださればうれしいです。
皆様に適度な面白さを。
「ふふふ、ついに……遂に出来たぞっ!」

俺の名前は(はな)華星七(はなせな)という。
大学一年の19歳男。
っと、そんなことより今はあれだ。
やっとできたんだよ。
俺が一年かけて制作したLINE型AI。その名も『リネ』がっ!

え? リネに何ができるかだって?
ふふふ、やっぱり気になるかい?
ならば教えてシンゼヨウ!

ずばり、自動LINE返信機能である!

まぁ、その性能は使ってみなきゃ分からんだろう。
え? 浪人中に何してるんだって?
うるさいな、小さいことは気にすんな! それ、わかちk……。

おほん。←咳払い
じゃあ、早速。

「リネ、起動!」

後はしばらく待つだけだな。

(以下、ナレーター)
そう思った星七であった。
しかし、現実は思うようには進まない。
起動したてのリネのもとに来た二者からのLINE。送信者は星七の母――志保(しほ)と幼馴染の(すい)であった。
だがしかし、リネの動作チェックが不十分であったために、それは致命的なミスを犯した。
2人への返信が入れ替わって送られていたのである。

(以下、志保、翠とのLINEのやりとり。『』内は後でそのミスに気づいた星七の心の声)

志保:星七、今最寄駅着いたからもうすぐ帰るわね。何かほしいものあったら買って帰るけど、何がいい?

翠:昨日、怖い人に声かけられたとき、助けてくれてありがとね。かっこよかったよ~。その……今度何かお礼しよっか?

星七→志保:いや、お前が無事なだけで俺は十分だよ。それ以外には何もいらない。
星七→翠:ん、特にいらないや。

『おい! 何母親口説いてんだ俺!』
『てか、翠のお礼ほしかったなぁ……』

志保:はい? 星七、一体どうしちゃったのよ? 熱でもあるの?

翠:またまた~。本音を言いなってば。男の子なんだからいろいろあるでしょ? (笑)

星七→志保:なんだよ、それ。俺は本当のことしか言ってないぞ。
星七→翠:ん、何かそう言われると、体、熱くなってきたかも……。

志保:!?
翠:!?
『!?』

志保:は、母親に向かって、なんてこと言ってんのよ?

翠:え、え、たしかに、こっちがからかってたのもあるけど……本気?

星七→志保:俺、本気だよ。
星七→翠:ご、ごめん。

『本気じゃねぇよ! あと、そんなに動揺すんじゃねえ、恥ずかしいだろ!』
『いや、正直、本気かなぁ……。っておいっ!』

志保:待って、気持ちの整理がつかないわ。もう一回聞くけど、どういうこと?

翠:あわわ。謝らないで……。そ、その……したいの? そゆこと……。

星七→志保:したいよ……。したい。
星七→翠:俺も分かんないよ。いいから早く帰ってきて。

志保:!?
翠:!?
『!?』

志保:し、したいってそんな破廉恥なっ! 何考えてんのよ馬鹿!
翠:か、帰ってこいって、私が、星七の家にってこと……? それって……。

『あー、そろそろちゃんと返さないと取り返しのつかないことに……』

星七→志保:そうだよ、早く帰ってきて。そして、破廉恥なことしよう。
星七→翠:俺は馬鹿だけど、今すぐにでも会いたいんだ。

『って、返信相手逆になっただけじゃなくて、返信内容が混ざり始めた!?』

志保:!?
翠:!?
『\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ? 』

――ピーンポーン。

と、そこで鳴り響くインターホン。
ドアを開けると志保と翠の姿が。

「あ、あはは……」

その後、星七がどうなったのか。
ご想像にお任せしちゃってもいいでしょうか?

「ぎゃ、ギャァァァァ――――ッ!」
ここまで読んでくださるとは……感激です。
楽しんでいただけたでしょうか?
物足りないなと感じてもらえたなら、それはそれで嬉しいです!

ではまた。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ