今回は若い人に読んでいただきたいものです。若くない方は、若返ってください!(お前が合わせろ
結婚式
「わたくし、小早川智也と東馬都子との結婚式にご参加いただき、ありがとうございます。本日は私の亡き両親への手紙を持参いたしました」
〜両親への手紙〜
ザワザワ
参加者は皆、智也の両親の事情を知ってる。人柄まで知ってる人は少ないので、興味からか、にわかに活気づく。
「父さん、母さん、俺はあなた方を失った時は人が変わってしまった。しかし!僕はあなた方と、都子さんの写真を見てた。
撮ったのはバラバラだけど、三人の写真は部屋にもあったし、バックにもあった。今この世で、俺の心を支えられるのは、都子さんだけです!断言します!」
「ワーー」
パチパチ…
溢れんばかりの喝采。皆涙を流して拍手し、智也の親友も涙を流す。智也も都子も嬉し涙を流して手を握った。
「実は、続きがあります。」
智也はイタズラっぽく笑い、続ける。
「俺は、今まで猛勉強して、一人でここまでのし上がって来た気でいた。覚えてる?初めてファイナンシャルプランナーになるって言ったのは中学3年のことだった。急に進路変更するより、今まで決めた学校で1番狙おう?って言ったのは母さんだったね。父さんは『好きにしろ。』と、ぶっきらぼうに言った。正直、ムカついた。今は、あの頃は本当に自分のことしか考えてなかったと反省しています。父さんは進路のことなんか興味なさそうにしてたけど、合格発表に来てくれた。俺、初めてわかったんだ。さりげなく俺のこと心配してくれたんだって。今ならわかる。父さんが『好きにしろ』と言ったのは、若いうちに四苦八苦しろってことだったんだね…。
母さんも。試験前まで近所の神社に何回もお参りしてくれたんだって、近所のおばさんから聞いた。
俺、高校で引っ越し決まって都子と離ればなれになるって聞いて、俺の人生めちゃくちゃにする気か!?ってキレたよね。俺だって、同じ立場だったら引っ越しするって、今なら思う。
みんな、”今なら”でごめん。本当は”今でも”って言ってやるべきなんだよな?
面と向かって言いたかった。今まで育ててくれてありがとう。ありがとう、ござい…まし…た…」
都子は優しく微笑んで、手を握り締めてくれる。その手から、よく続けられたわね、偉いわ。って思ってくれてるのがわかる。
父さん、母さん、俺、こんな良い嫁さんもらっちゃった。ありがとな、みんな!
私は親は健在ですが、皆さんはいかがですか?親孝行、してくださいね!
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