表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
104/267

父と子

元亀四年(1576年)    八月下旬    河内国讃良郡北条村 飯盛山城     朽木基綱




「少将様にこの城まで御運び頂きましたる事、真に恐れ入りまする」

飯盛山城の書院で松永弾正忠久秀、内藤備前守宗勝の兄弟が深々と頭を下げた。

「いや、当然の事をしたまで。左様に頭を下げられてはこちらが恐縮。それより御内室詩様の事、真に残念でござった。左京大夫殿の御容態も宜しくない、なんとも大変な事になった……」

俺の言葉に二人が頷いた。二人とも表情が暗い。


「我らが左京大夫様を追い詰めたのかもしれませぬ。我らが左京大夫様の傍に居なければ公方様も左京大夫様に拘る事は無かった筈……」

弾正忠久秀の口調が弱い。どうみてもこれは悪党の口調じゃないよ。主を心配する老臣の口調だ。かなりまいっている。そうだろうなあ、もう六十歳を超えているんだ。年寄りには堪える出来事が起きた。


三好左京大夫義継が義兄である足利義昭に斬られた。かなりの重体だ、果たして助かるかどうか……。義昭は義継に味方しろと迫ったらしい。毛利、畠山は味方に付いた。お前が味方に付けば松永、内藤も起つ。朽木に勝てると。だが義継は断った。何度か押し問答が有って義継夫人、義昭の妹である詩が義昭に懐剣で斬りかかった。それに応じて義昭が太刀を抜いて詩を斬ろうとした、本当に斬る気だったのかは分からん。だが義継は詩が危ないと判断したのだろう、詩を庇って義昭に斬られた。


義昭も詩も呆然としたようだ。そりゃそうだな、これで三好、松永、内藤が義昭に付く事は無くなった。義昭の挙兵が失敗した事が確実になったんだから。ついでに言えばこんな形で決着が付くとも思っていなかっただろう。或いは義継はわざと斬られたのかもしれない。そうする事で足利との決別を義昭に告げたのかも……。弾正忠と備前守にその事を告げると二人も口々に“そうかもしれませぬ”、“少将様の仰られる通りかもしれませぬ”と頷いた。


先に気を取り戻したのは詩だった。そして義昭に斬り付けた。しかし得物は懐剣で女の腕だ、顔に斬り付けたようだが致命傷ではなかった。そして顔を斬られた事で逆上した義昭にその場で斬り伏せられた。即死だったようだ。大混乱になった。その混乱の中、義昭率いる千五百の兵は紀伊に向かった。そして変事を聞いた弾正忠と備前守が駆け付け俺に使者を出した。


足利の血を酷く扱ってくれるなという約束は義昭に斬られた詩が伊勢守に頼んだ事らしい。義輝、周暠が永禄の変で殺されている。このままでは足利氏の血は権力争いの中で途絶えてしまうとでも思ったのだろう。俺に足利が潰されるという懼れもあったのかもしれない。だが義昭が伊勢伊勢守、細川兵部大輔を殺した、絶望しただろうな。彼女は絶望と怒りから斬りつけたのだと思う。或いは苦しんでいる夫を救おうとしたのか……。哀れな女だ。益々あの約束は破れなくなった……。


「このような話はしたくないが左京大夫殿に万一という事も有る。霜台殿、跡目は?」

「御嫡男千熊丸様を」

「御幾つかな?」

「数えで三歳に」

数えで三歳? どうにもならんな。分かっている事だがこの二人に後見を頼むしかないだろう。その事を頼むと二人が頷いた。


義継には何とか助かって欲しいものだ。この男、天文十八年生まれだ。つまり俺と同い年なのだ。おまけに息子が三歳って……、俺も家督を継いだのはその頃だった。八千石の小領主でもきつかったんだ、河内一国ともなれば……、想像もしたくない。一つ間違えると下剋上による御家騒動が起きるだろう。頭が痛いよ。


これで義継が死ねば毛利はしてやったりと笑うだろう。いや今でも笑っているか。先ず朽木は畠山を討伐しなければならん。その分だけ中国方面への出兵は遅れる。毛利は備中制圧戦に集中出来るわけだ。大笑いだな。それに義継が死ねば今後は河内が不安定要因になる。益々大笑いだ。


どうやら毛利にしてやられたか。動いたのは世鬼と安国寺恵瓊だろう。細川兵部大輔はともかく一色式部少輔がこちらに付いたと見破る事が義昭に出来たとは思えん。おそらく毛利が調べ義昭に報せた。義昭は驚いただろうが自分なりに調べて間違いないと判断して式部少輔を毛利に送ったのだろう。畠山を義昭陣営に引き込んだのも毛利に違いない。


味方をすると言って敵の不満分子を煽り暴発させ敵を内部から混乱させる。その間に自分の目的を達成する。毛利御得意の手だ。史実でも荒木がそれに引っ掛かって謀反を起こした。荒木は毛利に助けを求めたが毛利は荒木を助けなかった。織田を混乱させ中国侵攻の時間を稼いだだけだ。荒木の謀反と播磨の騒乱が無ければ毛利は織田に滅ぼされていただろう。


この世界では畠山が引っ掛かった。もう少しで三好、松永、内藤も引っ掛かるところだった。中国者の律儀とか言って毛利を信じられると言う奴も居るが俺に言わせれば毛利など食わせ者以外の何者でもないな。荒木か、如何しているかな? 三好に従って四国に居る筈だが……。不満を持っているだろう。念のため、伊賀衆に探らせるか……。




元亀四年(1576年)    九月下旬      近江国蒲生郡八幡町 八幡城  朽木小夜




「おめでとうございまする」

大方様の声に合わせて“おめでとうございまする”と祝いの言葉を述べると御屋形様が微かに笑みを浮かべるのが見えた。

「母上、有難うございます。皆も有難う」

「さあ皆、頂きましょう。竹若丸、松千代、亀千代、鶴、お腹が空いたでしょう遠慮せずに頂きなさい。辰、篠、遠慮は要りませんよ、今日はおめでたい席なのですから」


御屋形様が従三位左近衛中将に昇進された。公卿と呼ばれる御立場になられたのでそれを内々で祝おうという大方様の御発案でこうして宴を開いている。席は車座、御屋形様の両脇には私と雪乃殿、大方様は御屋形様の正面に座られ両隣には辰、篠が座っている。


「御屋形様、折角の御目出度い席でございます。一献如何ですか?」

「そうだな、貰おうか」

御屋形様が盃を私に差し出した。御屋形様は御酒を嗜まない、祝いの席で一口、二口飲むだけ。少し注ぐと御屋形様がゆっくりと飲んだ。そして雪乃殿に杯を差し出す。

「雪乃、注いでくれるか」

「はい」

雪乃殿が注ぐとやはりゆっくりと飲んだ。いつも通り、私と雪乃殿から注いでもらって一口だけ飲む。


「後は自分でやる、俺に気遣いは無用だ。そなた達も料理と酒を存分に楽しむが良い」

「はい」

料理を頂き御酒を頂きながら話が弾んだ。山鳥の肉の入った御吸い物、鯉の塩焼き、とても美味しい。他愛無い、何気無い話に皆が笑う。でも一人少ない、竹姫が居ない寂しさを皆が感じている。誰よりも御屋形様がそれを御感じだろう。


「それにしても従三位左近衛中将を頂くとは本当に信じられませぬ」

大方様の嘆息に御屋形様が苦笑を浮かべた。でも私も信じられない、六角家でも従三位の位階を頂いた方は居ない筈と兄が言っていた。此度の昇進は格別の御沙汰だと。公方様が京を捨てた今、足利に代わる存在として朝廷が認めたのだと。


「慌ただしい程に御目出度い事が続きますね」

「そうですね、永尊皇女様の内親王宣下が終りましたが来月か再来月には権典侍に御子が生まれる筈、楽しみな事です。伯父上も御喜びでしょう」

「ええ、此処に居る時に慶事が続くと喜んでおいででした」

大方様の言葉に御屋形様が“そうですか”と言いました。顔には笑みがあるけど心からの笑みでは無い。少し御疲れなのかもしれない。


「雪乃、越後から文が届いたぞ」

「まあ」

「竹は可愛がられている様だ。謙信公と良く話をしているらしい」

「どのようなお話を?」

大方様が問うと御屋形様がクスクスと笑い出した。

「それが妖怪(あやかし)の話だそうです、母上。竹生島の大鯰の話などで謙信公を笑わせているとか。困ったものです」

彼方此方で笑い声が上がった。


「竹は化け火の話もしたのかな?」

鉄鼠(てっそ)を話したのかもしれませんよ、兄上」

竹若丸と松千代の会話に御屋形様が笑い出した。

「右近大夫は我が家の子供達を妖怪の虜にしてしまったらしい。竹若丸、松千代、勉学に励んでいるのか?」

二人が励んでいると答えると御屋形様が頷いて“励めよ”と言った。


「父上」

竹若丸が困った様な顔をしている。

「どうかしたか、竹若丸」

「その、如何して私の傳役は二人なのでしょう」

「……」

「松千代には三人、主殿の大叔父上が居ます。私には朽木の者は居りませぬ」

言い終った竹若丸が俯いている。座がシンとした。


「竹若丸! 御目出度い席で不満を言うとは何事です! 場を(わきま)えなさい! 無礼でしょう!」

「……」

「御屋形様、申し訳ありませぬ。竹若丸には後程私から良く言い聞かせます。如何か、お許しください」

御屋形様が首を横に振った。

「小夜、傳役を決めたのは俺だ。竹若丸の心に疑念が生じた以上、それを晴らすのは俺の役目だ。そなたがどれほど説明しようと竹若丸は納得せぬ。人とはそういうものだ」

御屋形様が“竹若丸”と声をかけた。いつもと変わらぬ穏やかな声、でもシンとした部屋には大きく響いた。


「先ず最初に言っておく。斯様な目出度い席では不満事を言ってはならぬ。それは皆を不愉快にさせる。小夜の言う通りだ、以後気を付けよ」

「……はい」

「納得のいかぬ事が有れば何時でも父に尋ねよ。父に遠慮はいらぬ。良いな?」

竹若丸が頷いた。


「自分が軽んじられている、父に疎んじられている、そう思うのか? 父がその方よりも松千代を大事に扱っていると?」

「……そうは思いませぬ」

竹若丸が小さな声で答えた。

「その方は嫡男だ。嫡男を大事にせぬ親は居らぬぞ。それに俺は竹若丸も松千代も同じ様に可愛い。いや、小夜と雪乃が産んでくれた子供達は皆大事な宝物だ」

竹若丸が御屋形様に視線を向けた。でも戸惑っている。


「その方は嫡男、いずれは俺の後を継いで朽木家の当主になる。松千代は二男だ、その方を助け盛り立てるのが役目。当然だが育て方は違う」

竹若丸だけではなく松千代も御屋形様に視線をむけている。

「主殿は朽木の一族だが俺のために目立たぬが大事な仕事をしてくれている。その事に何の不満も言わぬ。俺は松千代に主殿のそういう姿を見て貰いたいと思ったから傳役に付けた。いずれは主殿のような男になってその方の最も信頼する男になって欲しいと思ったのだ」

御屋形様が竹若丸に視線を向けた。


「分かったか? 決してその方を疎んじての事ではない」

「はい!」

竹若丸が大きな声で答えた。話の内容が理解出来たとも思えない。でも御屋形様が自分を疎んじているのではないと感じる事は出来たのだろう。

「竹若丸は弟達、妹達を守るのだ。そして弟達、妹達は竹若丸を助けよ。良いな」

「はい!」

子供達皆が声を揃えて答えた。御屋形様が満足そうに頷く。大方様が“さあ、頂きましょう”と声をかけ賑やかな宴がまた始まった。




元亀四年(1576年)    九月下旬      近江国蒲生郡八幡町 八幡城  朽木基綱




竹若丸が焼き味噌を松千代が煮貝を食べている。二人とも楽しそうだ。どうやら竹若丸は納得したらしい。親子喧嘩、兄弟喧嘩は御免だ。足利の様に御家騒動は家業です、なんて事にしてはならない。家を繁栄させる事も大事だが引き継いで安定させる事も大事だ。それには竹若丸をちゃんと育てなければならん。でもなあ、子育ては初めてなんだよ。どうやって良いのかさっぱり分からん。困ったものだ。後で傳役達と話さなければいかん。うん、山鳥の吸い物、結構いけるな。


竹の婚儀も終わって三万の行列も戻って来た。婚儀は成功だったようだ。関東からも大勢の国人衆が参列した。まあ朽木の娘で気比大宮司の孫、そして関白殿下の養女だからな。関東管領上杉家の名はさらに高まったようだ。有難い事に竹は上杉家で受け入れられつつある。でもなあ、上杉家で妖怪の話で盛り上がるってどうなんだろう。文には謙信だけじゃなくて上杉の重臣達も一緒になって笑っていると書かれていたが……。上杉家でも妖怪ブームが起きるかもしれん。後世の歴史に残りそうだ。戦国時代、上杉家と朽木家は妖怪で盛り上がったと。


喜平次景勝の立場もかなり改善されたようだ。従五位下、弾正少弼も効いたがあの屏風、そして三万の行列、直江津の湊に集まった南蛮船。それに婚儀の夜には花火をドンドン打ち上げさせたからな。反対派も度胆を抜かれた様だ。おまけに娘は妖怪オタクだ。なんかトンデモナイ家と縁を結んじゃったんじゃないの? そんな空気が漂っているらしい。ま、取り敢えず越後は一安心だな。焼き味噌も中々いける。


問題は畿内だ。三好左京大夫義継は結局助からなかった。いくら冷夏とはいえ夏は暑い。運の悪い事に傷口が膿んでしまい熱で苦しんだ挙句に死んだ。俺は京で義昭の仕出かした事の後始末の最中だったが危篤と聞いて急いで飯盛山城に駆け付けた。だがその時にはもう義継は死んでいた。枕元には未だ小さな息子が居て父親の遺体に泣いて縋っていた。松永弾正、内藤備前守、二人とも肩を落として泣いていた。あんまり哀れでこっちまで泣いてしまった。


直ぐに葬式となったが喪主は息子の千熊丸だった。準備は全て弾正と備前守がやったがそれでも哀れだとしか思えんしこれからどうなるのかという不安で一杯だ。今回の昇進の祝いを内々でやっているのも京で起きた騒乱の所為だ。何人も死んでいる、三好左京大夫夫妻、伊勢伊勢守、細川兵部大輔、一色式部少輔。あまり大っぴらには祝えない。


一色式部少輔藤長はやはり毛利で殺された。藤長には子供が居ない、弟の秀勝が跡を継いで俺に仕える事になった。大事にしてやらないといかん。義継の事を想う度に同い年だった所為かもしれないが自分が死んだらどうなるかと考えてしまう。竹若丸は数えでようやく十一歳だ。松千代は九歳、亀千代は六歳。最低でもあと十年、いや十五年は生きなければならん。煮貝、旨いな。やはり鮑は美味しい。


健康第一、塩分控えめ、適当な運動をして甘い物も控えよう。詰まらない人生になりそうだが後々後悔したくない。十五年後なら三人とも二十歳を越えてそれなりの働きが出来る年になる筈だ。後は三人の能力、心次第だ。さっきの教えが多少なりとも役に立ってくれれば……、そう願うばかりだ。


今回の騒動、朽木家の当主として考えれば必ずしも悪い事じゃない。多少河内はごたつくだろうが三好、松永、内藤の三家が足利に付く事は無い。後は畠山を潰せば畿内は朽木の物だ。だがなあ、何とも遣る瀬無かった。千熊丸は父も母も失った。天涯孤独だ。三好本家は非業の死を遂げる人間が多い。天寿を全うしたのは長慶だけだが義継も例に漏れず非業の死を遂げた。洛中では三好本家は呪われた家と言われているらしい。


その三好本家に百合を嫁にくれと松永弾正に言われた。上杉と同じだ、朽木の後ろ盾が欲しいらしい。ついでに言えば呪われた家というレッテルも拭い去りたいのだろう。洛中では朽木は強運の家と言われているらしいからな。弾正は朽木の娘という言い方ではなく百合をと指名してきた。


百合は舅、平井加賀守の孫娘だ。そして舅殿は今摂津で五万石の領地を得ている。摂津の旗頭でも有るし摂津に置いてある一万の兵の指揮官でも有る事を考慮したのだろう。河内の三好にとっては北陸に地縁を持つ雪乃の娘よりも畿内に地縁を持つ小夜の娘の方が万事に置いて都合が良いのだ。


拒否は出来ない。拒否すれば弾正、備前守兄弟は朽木を何処まで頼れるのかと不安を感じるだろう。畿内を纏めるには百合を嫁に出さなくてはならん。後で小夜、舅殿を説得しなければ……。まあ公表は義継の一周忌の後だな。三好本家に嫁を出すとなれば阿波三好家にも了解を取る必要が有るな。


出来ればこれを機に和解させたい。義継が生きていては難しいが今なら不可能ではない筈だ。弾正、備前守も老齢だ。三好本家の将来を考えれば何時までも阿波三好家と対立するのは得策ではないと分かるだろう。弾正には百合を出す条件として検討させよう。だがその前にやらねばならん事が有る。先ずは紀伊攻略だ。


義昭は一旦は紀伊の畠山の所に行ったがその後は船で中国の毛利へと向かった。三好、松永、内藤が味方になる可能性は無くなった。これ以上紀伊に居ても仕方が無いというわけだ。畠山は見捨てられた。阿呆な奴。今八門を使って畠山に味方すれば根切りにされると紀伊に噂を流している。効果は上々の様だ。畠山は味方を得られずに困っている。頻りにこちらに詫びを入れようとしているが受け入れるつもりは無い。一度降伏したにもかかわらず裏切ったのだ、許す事は出来ない。


義昭の家族は山名領の但馬から因幡を経由して毛利に向かったらしい。事前に取り決めが出来ていたのか、それとも押し掛けられて已むを得ず毛利へ届けたのかは知らん。だがこれで但馬、因幡攻略に取り掛かれる。山名は義昭の檄に応え毛利、畠山に与して朽木に敵対したのだからな。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 娘を渡すなら交換条件に二人の所領を改易して 婿殿に三好、松永、内藤の三家の所領を与えれば 不満を持つ家臣を炙り出す事ができたと思う。 ついでに婿殿をママに育てて貰えば 事実上の一門衆になる…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ