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ウチと彼女の約束事  作者: 畦道テツ
第九話 『学園祭』
139/206

第九話 001

○お花見女子高等学校・夏のクラス(休み時間~ホームルーム・9月上旬)

   授業終了のチャイム。

生徒A「次ホームルームだっけ?」

   と、夏の前の席から振り向いて。

夏「(教科書を机にしまいながら)え? ああ」

   ――夏の席は窓際奥。

生徒B「そろそろ学園祭の時期だからさー、今日あたり実行委員とか決めるんじゃない?」

   と、上手の席から。

夏N「ほうとう杯で優勝してから、ウチへの悪い噂があっという間に無くなった――」

生徒A「うわー、めんどくさーい。私寝たフリしとこー」

生徒B「私もー」

夏「ははは……」

夏N「ほんと、今まで避けられていたのは何だったんだろうって思うくらい……」

   ――空を見上げる夏。

   × × ×

担任「えー、今日は学園祭の実行委員を決めるからなー」

みんな「えーっ」

担任「先着二名だ、誰かやりたいやつはいないかー?」

みんな「……」

担任「いなければ推薦でもいいぞー?」

   ――ざわつくみんな。

生徒C「(手をあげて)はーい。羽村さんがいいと思いまーす」

   ――ざわつくみんな。

担任「だそうだ羽村? やってみるか?」

   と、真ん中最前列に座る羽村を見て。

羽村「いいですよ」

   表情一つ変えない羽村 咲良【はねむら さくら】。

   ――ざわつくみんな。

夏「何でみんなさっきからざわついてんだ?」

   と、前の席で寝たフリの生徒Aをつついて。

生徒A「(振り向いて)え? 立花さん知らないの?」

 「(小声で)羽村 咲良『彼女に関わったら退学になる』って噂」

夏「(羽村を見て)ふーん……」

生徒A「(小声で)絶対に関わっちゃダメだからね!?」

   と、寝たフリに戻る。

担任「あと一人誰かいないかー?」

   ――ざわつくみんな。

夏「(手をあげて)ウチがやります!!」

生徒A「(振り向いて)ええっ!?」

担任「おっ、やってくれるか立花!? さすが『ほうとう杯』の英雄!!」

夏「いつの話をしてるんですか先生、それもう夏休み前のことですよ?」

担任「そっか、悪い悪い」

みんな「あはははは」

担任「放課後に実行委員会会議があるから、授業が終わったら二人とも視聴覚室に行くように」

夏・羽村「はい」

担任「えっと次の議題は……」

   ――校舎を写す。

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