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君には会えない

作者:二十四時間稼働中

今年の夏、交通事故があった。

居眠り運転でもしていたのだろう。

そいつは信号無視をし、歩行者に気づかず、そのまま轢いてしまった。

その光景を思い出すたびに、何もかも閉ざしてしまいたくなる。

だから、それから数日後に僕は実際にそうした。

目を閉じて、耳を閉じて、口を閉じた。

もう二度と、彼女の姿を見ることも、彼女の声を聞くことも、彼女と話すことができなくなってしまうのに。

それからは、真っ白で塗られた空間で僕は孤独に過ごしていた。

僕はもう一度だけ彼女に会いたかった。

そのためなら、どんな代償だって払うつもりだった。

だけど、そんな想いは通じず、世界はいつまでも僕を見捨てたままだった。

神は救いの手を差し伸べてはくれなかった。

だから、僕は誰にも頼らずに自分の力だけで、この空間をこじ開けた。

目をこじ開けて、耳をこじ開けて、口をこじ開けた。

だけど、そこに彼女はいなかった。

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