Roommate is Idol(9/24)縦書き表示RDF



人物紹介 Part5

たちばな かえで
美里の幼馴染み。彼女に次ぐ、明るい性格の持ち主。
美里の正体を知った人物でもある。
Roommate is Idol
作:YEKUROS



第9話:季節外れの… 〜前〜


僕と美里ちゃんの同居生活が始まってからおよそ1ヶ月が経った。

数日前から僕は、少しずつ家事を手伝い、

料理のほうも、若干ではあるけれど出来るようになった。

そう、若干ね、若干。

あれから僕は楓ちゃんと、美里ちゃんは隼と、

隼と楓ちゃんも仲良くなって、

基本的に4人で行動するようになった。

で、今日は月曜、つまり平日、学校に行く日だ。

なのに僕は家にいる。

それは何故かというと…、

僕…、

風邪を引きました〜♪

風邪引く季節じゃないのにね。

朝起きて何となくだるいな〜って思って、

体温計で図ってみたら、

38度8分あった。

それにせきも出てのども痛くて、

美里ちゃんに、


「これな〜んだ?」


て聞いたら、


「100%風邪だね」


て言われた。

そして、


「今日、学校には私1人で行くから、夕生くんは留守番しててね」


と言われたので1人で家にいるのだ。

時間とともにだるさは増し、

体は全く言うことを聞かない。

あ〜、早く美里ちゃん帰ってこないかな…。




風邪を引いた夕生くんを家において、

私は1人、学校に来たわけだが…、


「心配だな〜…」


正直、そう思っていた。

というか、口に出た。

それぐらい、心配なのだ。

夕生くんは、家事全般をほとんど行うことが出来ない。

最近は手伝いをし始めて、

少しましにはなったが、それでもまだまだだ。

それに今、夕生くんはおそらくほとんど動けないだろう。

早く看病してあげなければ…。


「帰ってあげたら?」


「わあ!」


突然声が聞こえ、私は驚きの声をあげていた。


「何もそんなに驚かなくてもいいのに…」


「ご、ごめん楓」


声の主は楓だった。

私が驚いたことがショックだったのか、落ち込んでいた。

それで慌てて謝る。


「…ま、いいけどさ。それよりも美里、早く帰ってあげなよ。
 風邪なんでしょ、夕生」


「う、うん、まあ…」


「だったら看病してあげないと。きっと辛いと思うよ」


出来れば私もそうしてあげたい。

でも…、


「でも、学校が…」


そう、学校が問題なのだ。

この学校は妙に厳しいところがある。

よほどのことがない限り、早退なんて…、


「いい口述があるじゃない、美里には」


「へ?」


そう言った楓の顔は笑っていた。


更新遅くなってすいません。
また今後もよろしくお願いします!






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