第2シリーズ蘭の告白 追い出された少年
阿笠邸
ここには、阿笠、哀、そして、毛利探偵事務所から追い出されたコナンがいた。
ここでコナンは、自分が蘭にばれてしまった経緯をすべて阿笠と哀に言った。
「・・・と言うことで、蘭に俺の正体をばらしてしまったんだ・・・。」
博士はとても驚いた。あれだけ堅く口を閉ざしていたのにもかかわらず、コナンは言ってしまったというのだから・・・。
「新一、本当に蘭君に君の正体をばらしたのか?」
コナンの顔には、悲しさや悔しさとも捕らえる事ができた。コナンは、意気消沈した様子で阿笠と哀に言った。
「あ、ああ・・・我慢できなくなってな。」
ここですかさず哀が噛みついた。
「どうして、工藤君?あなた、蘭さんを守るために今まで彼女の目の前にいながら隠し通してたんじゃないの?」
「ああ・・・でも、蘭の悲しさに揺さぶられたのはあるけど、蘭に待ってもらわないと、俺が元の戻る理由がなくなっちゃうからな。」
哀は、コナンに待っているであろうこの先の事を聞いた。
「じゃあ、これからあなたはどう生活していくの?」
コナンは考えながらも、「そりゃあ、自分の家に戻るか、もしくは・・・」
そういった瞬間、哀はコナンを含みを持たせつつも牽制した。
「イヤよ、あなたと生活したくないわ。まあ、工藤君が私の私生活を覗きたいというんなら私に考えがあるけど・・・。」
コナンはその言葉を聞いて、『自分のプライド』とかがあるので敏感に反応した。
「い、いや・・・止めとく。オレの家で生活する。父さんや母さんがいない間は自炊とかしてたし・・・」
阿笠は心配そうにしてた。何せ、コナンの新一時代に作ったものは、焦がしたりしたものが多く、食べ物は『蘭のおすそ分け』以外ではスーパーの惣菜コーナーで買ったりしてたものばかりだったからだ。当時は蘭の『おすそ分け』の食事で何とか健康バランス等は保てたものの、それは今回期待できる確率は蘭が新一を拒絶しているところがあるために、今回はそれに期待できる確率は薄いからだ。
「じゃが、新一、一人で全部できるのかね?」
コナンは自信を持って言った。
「大丈夫、だから自炊や洗濯とかはした事があるって。だから心配するな。」
阿笠はそのコナンが大丈夫か気にしながら言った。
「いや、それがある程度はできることは知ってるんじゃが、そう言うことじゃなくて、新一は小学生の体なんじゃから・・・」
ここで哀が口を挟んだ。
「なら、食事とか洗濯は家に持ってこればいいんじゃない?」
阿笠は、哀がとりあえず認めたと言うことで、コナンを今日はここに泊めることにした。
「なら、新一、今日は遅いからうちに泊まっていきなさい。」
「博士がそう言ってくれるんなら、今日はここに泊まることにするよ。」
コナンは明日から自宅に住みつつも、食事等は阿笠の家で済ます事にした。この事がコナンの人生を大きく変えていくことになるとは知らずに・・・
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