第2シリーズ蘭の告白 小さなプロポーズ
コナンは、恥かしそうに蘭に何かの言葉を言おうとしていた。
コナン「でも・・・オレは、蘭が・・・蘭が・・・」
蘭はコナンの言葉に無きかの期待を持ちつつ、その言葉を聴こうと、そして、その返事を決めようとしていた。しかし、コナンが一向にその言葉を言わないので、蘭は心の中でもったいぶっているコナンに少々の怒りと疑問を感じていた。
蘭「何、どうしたの?何が言いたいの、新一?」
そして、コナンは意を決して蘭に自分の心の中にあり続けた言葉を発することにしようと決心した。
コナン「蘭、オレはお前のことが好きだ。この地球上の誰よりも・・・」
この瞬間、蘭は驚いた。しかし、蘭はそれ空数秒としないうちに笑い出した。
蘭「えっ・・・クスクス・・・ハハハハ・・・」
この蘭の様子にコナンはかなり不満だった。この告白の言葉にいくばくの不満でもあったのだろうか?コナンはそれを蘭に少し怒ったような顔と声で聞くことにした。
コナン「どうした、蘭。何がおかしいんだよ?」
そして、蘭はその理由を包み隠さず、笑いなががらコナンに答えた。
蘭「だって、新一ったらお父さんがお母さんに言った台詞とほとんど同じ言葉を言ってるんだもん・・・」
コナンはその言葉にひどく衝撃を受けた。コナンからしてみれば、『非常時には役立つオヤジかも知れねえが、普段はあの怠けようだぜ・・・一緒にすんなって・・・。』というようなものである。まあ言えば、コナンは少しの不満さを感じていたことになるだろう。そして、バツの悪そうな様子で蘭に言った。
コナン「ったく・・・あの親父も良くそう言う台詞を考えるもんだな?蘭、どうなんだ。オレの告白、『YES』なのか『NO』なのか・・・」
すると、蘭は嬉しそうににっこりと笑ってコナン言った。
蘭「新一、私はあなたのことが好き。・・・でも・・・考えさせて。」
その答えに、コナンは心底驚いた。コナンは自らの告白をすっかりOKしてくれるものだと思ったからだ。
コナン「あ・・ああ・・・いいけど、どれくらいで返事をくれるんだ?」
すると蘭は少し考えながら言った。
蘭「そうね・・・一週間かな。まだコナン君が新一だったって事がものすごくショックだし・・・それに・・・。」
コナンはその蘭のもったいぶった言葉が気になったので、「それに・・・何なんだ?」
すると蘭は「・・・止めとくわ。でも、答えは一週間後に出すわ。でも、新一、あなたはどうするの?」
その蘭の言葉にコナンは「エッ?何のことだ?」と蘭に聞き返した。
蘭は、少し照れながら言った。
蘭「住むところのことよ。コナン君が新一って事は新一と私が・・・『同棲』してることになるじゃない。それはちょっと不味いんじゃないかな?と思ったんだけど・・・どう?」
コナンは、声を少し詰まらせて言った。
コナン「そ・・そうだな・・・。じゃあオレは博士のうちに泊まる。それでいいよな?」
蘭は申し訳なさそうに言った。
蘭「そうね・・・その方がいいわ。新一、もしあなたに何か言いたいことが会ったら『新一の携帯電話』に掛けるわ。私新一の携帯番号知ってるし・・・。」
するとコナンはそれを認めた。
コナン「分かった。じゃあな・・・。」
そうして今回はこれで分かれることにし、また今度別のところで会うことにした。
正体が分かってしまったわけなので、一緒の家にいることは気まずくなるだろうし、蘭が『時間が欲しい』と言ってるわけなので、小五郎には『お泊り会』と称して博士のところにと行くと伝えた。
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