コナンへの思いの爆発 (7/9)縦書き表示RDF


コナンへの思いの爆発 
作:たくみ226



第2シリーズ蘭の告白 コナン、真実を言う


 コナンはここで、ゆっくりと言葉を選びながら、慎重に蘭にこれまでの経緯いきさつを話した。

コナン「まず、俺がこんな姿になった理由だけど、それは、蘭と行ったあのトロピカルランドでの出来事だった・・・」
すると、欄はある人を思い出した。ジェットコースター殺人事件のときにいた黒ずくめの2人組みの男の事だった。

蘭「新一、それってまさか、あの時のあの黒いコートを着ていた人たち?」
すると、コナンは正直に答えた。
コナン「ああ。そうだ、あいつらは通称、黒の組織という大規模な犯罪組織の一員で、コードネームはジンとウォッカ・・・」

蘭は少々疑問に思った。ウォッカなんて名前は、人名より洋酒のような名前だからだ。
蘭「外国のお酒の名前・・・『そういえばなんか昔そんな差出人からお父さんに何か招待状が来ていたようだけど・・・あっ、仮装パーティーのときね。確か…確か…』」

コナンは、続いて、その辺りのことをしゃべりだした。
コナン「そう、蘭のおっちゃんに来た招待状の差出人のvermouthヴァームース・・・あれもその組織に一員だ。日本読みでベルモット。女で、変装の達人だ。」
すると、蘭は、そのことを思い出してきた。そして、その事との関連を新一に確認するように言った。

蘭「・・・そういえば、あの時、なんかあったような・・・あっ、ジョディー先生や哀ちゃんがいたときの・・・あの銃を持っていた女の人。ジョディー先生はただの誘拐事件だって言ったけど、あの時にいろんな銃声が鳴っていたから不思議だったんだけど、それと関係あるの?」

コナンは、ここまでしゃべってしまっては、間違いなく組織に消される対象に入ってしまう(いや、既に入っているのかもしれないが…)ので、この辺りで自制しようと思ったが、蘭の顔を見ると、『蘭はこの話を中断させることを望んでいない。蘭に、新一オレ組織ヤツラの犠牲になった時、もしくは、アイツ自身が犠牲になったときに、蘭だけが知っていないのは酷だ…。』そう思うようになった。そして、コナン(シンイチ)の心の中に『ここから、蘭に今までの全てを話そう…』そう思った。
コナン「蘭、やっぱり覚えていたのか?あの時、気絶していたから覚えていたかどうか気になっていたが・・・」

蘭は確認するように言った。
蘭「ということは・・・」

コナンは、静かに首を縦に振って言った。
コナン「そうだ。あの時にいて、灰原を殺そうとしていた女、あれがベルモット、本名は『クリス・ヴィンヤード』しかし、オレは、ある確信を持ったんだ。かのじょは・・・『シャロン・ヴィンヤード』だ。」
蘭は疑問を持ち、新一に尋ねた。それもそうだ、死人であるはずのシャロンが生きているわけが無いからだ。

蘭「エッ?あのシャロンさんが?何言っているの新一。あの人はもう死んだ人なのよ・・・」
コナンは、淡々と蘭に探偵工藤新一の(ジブン)の”仮説”を話した。

コナン「オレが奴らのやっていることを見てきたが、それくらい簡単だ。シャロンのその変装を使って、他人が偽装することくらい簡単だ。それに、俺は娘のクリスの存在も疑問に思っている。」

この言葉に蘭はひどく疑問に思った。
蘭「どういうこと・・・?」

コナンの心の中は、今でも尚、揺れていた。『蘭に全てを話そうとしてよかったのだろうか?』という感情と、『いや、それなら、今までオレはなんで蘭に自分の正体や、組織のことを隠していたのか?』というものが交差していた。コナンは、静かに口を開いた。そして、その中から達した結論は・・・

コナン「蘭・・・悪ィ。もうこれ以上詳しくはオレの口からは話せない。でも、これだけはオレの口から言わせてくれ。オレは・・・オレは、蘭が・・・」



こんばんは、たくみ226です。
この『コナンへの思いの爆発』の久しぶりの投稿になりました。今まで『コナンと黒の組織との決戦』や、『最高のクリスマスプレゼント』の製作に集中してたので、この次作の製作をしていませんでした。多分、この作品は、次回は2月中になるのではないのかなと思います。
読者の方々には大変迷惑な話かもしれませんが、ご了承ください。











ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう