第1シリーズ哀の告白 後編
哀は、コナンに自分の思っていることを全てぶつけた。
哀「そう、私はあなたが好き。私がこの家に来た最初のころは、あなたはただの薬の被験者としてしか思ってなかったわ。だけど、今は違う。」
コナン「どういうことだ!?」
哀「工藤君、私を守ってくれるって言ってくれたわね?その時なのかな私、工藤君のことが”好き”だと思ったの。」
コナン「は、灰原、本当か?」
哀「誰がこんな所で嘘つく必要があるのよ?」
コナン「わりぃ・・・俺は・・」
哀「(そうよ、工藤君、アナタには彼女がいる、待ってるのだから・・・)」
コナン「オレは・・・オレは・・・」
哀「工藤君・・・アナタ優しいから、私をどう振ろうか迷ってるのね?」
コナン「えっ・・・・・・」
哀「アナタが蘭さんのことが好きだと知ってる上で言ったの。そう、どうしてもあなたに言っておきたかった。」
コナン「・・・・・・オレは、灰原は好きだ、もちろん、少年探偵団のみんなも、博士たちも・・・でも、蘭だけは誰よりも愛してるし、蘭だけに特別な愛情を注ぎたいと思ってる・・・」
哀「やっぱりそう言うと思った。」
コナン「えっ・・・」
哀「いや、何でも無い・・・」
コナン「一つ聞いてもいいか?」
哀「何?」
コナン「お前、昔は蘭が嫌いだったけど、今は蘭の事好きなんじゃないのか?」
哀「えっ・・・」
コナン「前はお前、蘭のこと嫌いじゃないのかなと思ってたけど、最近、そうでもないように見えたから、なんかお前、誰かに重ねあわせてる様な・・・そんな感じがしたんだ。」
哀「・・・・・・」
コナン「オレの推理、違ってたか?」
哀「当たってるわね。最も、アナタは自分に対しての人からの感情だけは全く分かってなかった様だけどね。」
コナン「・・・エッ?」
哀「何でもない。ただ、私は彼女(蘭)のことをお姉ちゃんと重ねあわしてたのかもしれない。なんか風格が、性格っていうのかな、オーラみたいなものが似ているように見えたから・・・」
コナン「・・・・・・・・・」
哀「私の話ばっかり聞いてもらって悪かったわね。もう5時半だから、彼女のいる家に帰ったら?」
コナン「わりぃな・・・じゃあ、また学校でな。」
哀「ええ、また明日。」
こういうことで、灰原のコナンへの告白は幕を閉じた。
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