シカテマ疾風伝<外伝>(25/54)縦書き表示RDF


シカテマ疾風伝<外伝>
作:スピリットQ



〜 砂漠の城 羅風太 〜


※ 若干セリフが違っていたり省略されています。



シカマルに助けられたテマリは言った。

「私の家に古い言い伝えがあって、その時名も継いだの。
私の名は、リュテマリ・と得る・売る・羅風太」

「羅風太!?」


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シカマルはテマリと別れ、トボトボ帰宅した。
しかしシカマルが入り口に差し掛かった途端、
突然家の戸が開いて中へ引きずり込まれた。

「何をしている!?」

「金貨だ! こいつ金貨なんか持ってやがる!」

「やれやれ、娘を金で売ったのかい?」

海賊の綱手一家が、勝手に食事をしていた。
腹を立てたシカマルだったが、

「テマリがそうしろって言ったんだ」

うつむき加減になり、声も小さくなる。
綱手は肉をくわえながら呆れて言った。

「男を守る為、そう言えと脅されて言ったんだろう。
お前それでも男かいっ!?」

「そうだ。オレに力があったらテマリを守ってやれた。
オレも連れて行ってくれ!」

「……その方が娘が言うことを聴くかもしれないね…
4秒で仕度しな」

「無理!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


風太の着ぐるみを着た大佐が立ち上がると、
周りからはやんややんやと一斉に拍手と歓声が沸いた。
人気者の風太大佐は言う。

「はっはっは。何をしようというのだね。
返したまえ。さぁ、いい子だから」

「婆留守!!」

シカマルとテマリが仲睦まじく同時に叫ぶと、
風太の頭がゴロンと足元に落ちて転がった。

「ああー!! かぶりものがああー!! かぶりものがあああーーー!!!」

「……やはりお前か、カンクロウ」

テマリは冷めた目で弟をさげすむ。
その横ではシカマルが、深いため息をついて哀れんでいた。
肩を震わせるカンクロウ。

「オレだって…オレだって…、我愛羅みたいに目立ちたかったじゃん!
てやんでい! ばーろー! ちくしょー!」

風太の着ぐるみを着てその人気にあやかりたかったカンクロウは、
涙を流してその場を走り去って行った。





− 終われ −



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カンクロウ可哀想。

くだらなすぎて私も涙が・・・。












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