第二話〜ジャングルで大事件〜
あるジャングルにバナナを大量に積んだ乗り物が駆け出してゆく。
?
「ウホーーッ!!」
ボカッ!!
?
「ぐわっ!!」
バキッ!!
?
「ぐえっ!!」
ジャングルの奥で赤いネクタイを着けたゴリラがキノコや亀の姿をした怪物を蹴散らしていた。
?
「バナナを返せー!!」
ゴリラは胸を叩きながらジャングルの外へと出る。
?
「ウホッ!?あそこか!!」
ゴリラは崖の上からバナナを積んだ乗り物を発見する。
?
「クリボー!キラーを発射しろ!!」
クリボー
「よーし!発射ー!!」
ドカン!ドカン!ドカン!
クリボーと呼ばれたキノコは大砲を発射させると、キラーと呼ばれる弾がドンキーに向かって飛んでくる。
?
「ドンキー!オイラに任せて!!」
ドンキーコングと呼ばれたゴリラから、赤い帽子に赤い服を着た小猿が飛び出す。
パン!パン!
小猿は木製の二丁拳銃を取り出し二つ同時に発射すると、ピーナッツが飛び出る。
ボン!ボン!
ピーナッツはキラーに命中し、爆発する。
ドンキー
「ディディー!もう一発くるぞ!!」
ディディー
「分かってるよ!」
パン!パン!
更にディディーは、残りのキラーにピーナッツを命中させた。
ボカーーン!!
そして、ディディーが着地した同時にキラーは二匹の背後へ転がり、爆発を起こす。
ディディー
「どう?オイラのピーナッツ・ポップガンの威力は?」
ドンキー
「流石だよ、ディディー。」
ディディー
「えへへ、やっぱり?」
ディディーは照れ臭そうに頭をかく。
ドンキー
「あ!バナナを取り返せさなきゃ!!」
ディディー
「そ、そうだった!!」
ドンキーとディディーは慌てて崖から飛び上がる。
ドンキー
「ジャイアントパンーチ!!」
ドカァァァッ!!
ディディー
「くらえ!ピーナッツ・ポップガン!!」
パン!パン!
ドンキーとディディーは次々と現れるクリボーやノコノコを蹴散らしていった。
ディディー
「何かドンキーと一緒に冒険するなんて 随分久しぶりだね。」
ドンキー
「確かに、クレムリンにバナナを盗まれて以来だな。」
ディディー
「そう言えばそうだよね……………あ!また続々現れた!!」
ディディーがそう叫ぶと、クリボーやノコノコが沢山現れる。
ドンキー
「よーし、こうなったら……………ハンドスラップ!!」
バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!
クリボー
「あわわっ!」
ノコノコ
「う、動けない!!」
ドンキーは地面を連続でおもいっきり叩くと地面が揺れて、クリボー達は動けなくなってしまう。
ドンキー
「続いてスピニングコング!!」
ドガガガガガッ!!
クリボー
「ぐわ〜〜っ!!」
ノコノコ
「ひぇ〜〜っ!!」
ドンキーは高速回転しながらクリボー達に体当たりする。
ディディー
「やったー!流石ドンキー!!」
ドンキー
「…………め、目が回る〜〜っ。」
ディディー
「え!?…………まったく、肝心な所が抜けてるんだから。」
ドンキー
「…………だいぶ奥まで来たな。」
ディディー
「あ!アレを見て!!」
ディディーの指さす方を見ると、大量のバナナが置かれてあった。
ドンキー
「ウホー!遂にバナナを見つけたぞー!!」
ディディー
「やったやったー!!」
ドンキーとディディーは嬉しさのあまり胸を叩く。
ドスン!!
ディディー
「んっ?」
?
「まんまと罠に掛かりおったな、猿共め!」
ドンキー
「その声は………。」
二匹は足音の方を向くと、背中の甲羅にトゲを付けて頭に角を生やした亀がいた。
ドンキー
「やっぱりクッパか!」
ディディー
「お前が手下達にバナナを盗ませたのか!!」
クッパ
「そうだ、お前達をおびき寄せる為にな!」
ディディー
「何だと〜!?お前なんかオイラがやっつけてやる〜!!」
ディディーはドンキーの前に出て、クッパに向かって構える。
クッパ
「ほぉ、姿勢のいいチビだな…………いいだろう!まずお前からコイツをくらわせてやる!!」
クッパはダークキャノンを構える。
ドンキー
(ウホ!?あれは一体………。)
クッパ
「くらえー!!」
ドキュュュュン!!
クッパはダークキャノンを放つと、矢印の弾がディディーに一直線に飛ぶ。
ドンキー
「ディディー!逃げろ!!」
ディディー
「え?」
ボカァァァッ!!
ディディー
「ウキャ〜ッ!?」
ドンキーはディディーを逃がすべく、協力なパンチでディディーを遠くへぶっ飛ばす。
ディディー
「ドンキー!!」
ディディーはドンキーが矢印の弾に貫かれる様子を見ながら遠くへ吹っ飛ぶ。
マリオ
「待てー!エインシャント卿!!」
マリオとピットは平地でエインシャント卿を追いかけていた。
エインシャント卿
「フン、しつこい奴らだ。」
マリオ
「マリオジャーンプ!!」
ピョーン!
マリオはエインシャント卿に向かってジャンプするが届かない。
マリオ
「もうちょっとなのに………。」
ピット
「それっ!!」
マリオ
「うおっ!?」
ピットはマリオの頭を踏み台にしてジャンプするが、エインシャント卿は更に上昇して届かなくなる。
ドスン。
マリオ
「ムギュ!」
ピット
「くそっ!逃がしたか…………。」
エインシャント卿はそのまま空の彼方へと飛び去ってゆく。
ピット
「マリオさん、後を追いかけま………。」
マリオ
「ピット、酷いじゃないか…………人を踏み台にするなんて………。」
ピット
「あ、すいません!つい…………。」
ピットは倒れてるマリオに慌てて近寄る。
その頃、ディディーはドンキーの元へ行こうと枝から枝へ飛び移っていた。
ディディー
「早くドンキーの元へ行かなきゃ…………ん?」
湖の所まで着くと、一機の戦闘機が煙を上げて墜落していた。
ディディー
「ありゃ何だろ?」
ディディーは戦闘機に近づこうとするが………。
ザッパーーン!
?
「グゥゥゥッ。」
湖から竜の姿に緑色の体の天空ポケモン・レックウザが現れる。
ディディー
「へ、蛇の化け物だ!!」
レックウザ
「グワァァァッ。」
ドカーーン!!
ディディー
「うわぁっ!!」
レックウザは口から電気の塊を吐き出し、戦闘機を破壊する。
レックウザ
「ガァァァッ!」
ディディー
「うわ〜っ!助けて〜〜っ!!」
レックウザは大きな手で素早くディディーを捕まえる。
ディディー
「オ、オイラを食べても美味しくないよ〜!!」
レックウザは大きな口を開けながら、ディディーを近づけるが………。
バッ!
燃え上がる戦闘機から何物かが飛び出てくる。
?
「フォックスイリュージョン!!」
レックウザ
「グゥッ!?」
その者は素早い動きでディディーをレックウザの手から引きはがす。
?
「怪我は無いかい?小猿くん。」
白いジャケットに戦闘機のパイロットの服装をした狐がディディーを心配そうに尋ねる。
ディディー
「あ、ありがとう狐さん…………。」
?
「き、狐…………俺の名はフォックス!雇われ遊撃隊・スターフォックスのリーダーだ。」
ディディー
「すたーふぉっくす?」
フォックス
「小猿くんには分からないかな?」
ディディー
「ムッ、小猿じゃない!オイラはディディーコングだい!!」
フォックス
「これは悪かった、宜しくなディディー……。」
レックウザ
「ガァァァァッ!」
レックウザは再び口から電気の塊を吐き出す。
ディディー
「あ!危なーい!!」
フォックス
「ムッ!リフレクター!!」
フォックスは腰に付けてる機械のスイッチを押すと、六角形のバリアがフォックスを包む。
ドカァァッ!!
レックウザ
「グワァァァッ!!」
レックウザは跳ね返った電気の塊を喰らってしまった。
ディディー
「やった!やっつけたぞー!!」
フォックス
「いや、まだだ!!」
ザパーーン!!
レックウザ
「ガァァァッ!!」
再びレックウザが湖から出てきた。
ディディー
「わっ!しぶといな〜!!」
フォックス
「闘いはこれからって事だな!」
レックウザ
「グガァァァッ!!」
レックウザは空へ舞い上がると、フォックスの頭上で止まる。
ディディー
「な、何だ?」
レックウザ
「ガァァァァッ!」
レックウザは物凄いスピードでフォックス目掛けて落下してくる。
フォックス
「は、速い!……………このスピードじゃ避けられない!!」
ディディー
「危なーい!!」
ボォォォン!!
フォックス
「…………た、助かった………わっ!?」
フォックスが目を開けると、背中にジェットがついている二つの樽を背負ってるディディーに掴まれていた。
ディディー
「ふぅ〜っ、危機一髪だったな〜。」
フォックス
「ディ、ディディー!?その背中に背負ってる物は………。」
ディディー
「これ?バレルジェットといって、クランキー爺さんが作ってくれたんだ!」
ディディーはフォックスを掴みながら、自慢げに説明する。
フォックス
(ジェット機か……………俺もスリッピーに頼んで作ってもらおうかな………。)
レックウザ
「ガァァァッ!!」
フォックスが考えている中、レックウザが地面から突き出てきて、そのままディディーに向かってくる。
ディディー
「わ〜っ!こっちへ来た〜!!」
フォックス
「ディディー、俺にいい考えがある。」
ディディー
「え、何々?」
フォックス
「それはな…………。」
フォックスとディディーはレックウザから逃げながら、ヒソヒソ話を始めた。
ディディー
「分かった!それでいこう!!」
フォックス
「よし!それじゃ、頼むぞディディー!!」
ディディー
「OK!!」
フォックスの掛け声と共に、ディディーは真上に上昇する。
レックウザ
「ウガァァァッ。」
レックウザもディディーの後を追いながら上昇する。
ピカーーッ!!
レックウザ
「グゥゥッ!?」
レックウザは太陽の光に目を奪われる。
フォックス
「今だ!ディディー!!」
ディディー
「よーし!そりゃー!!」
ディディーはフォックスをレックウザに向けて投げた。
フォックス
「ファイアー!!」
ドォォォォン!!
レックウザ
「グワァァァッ!!」
フォックスの体が炎に包まれ、そのままレックウザに体当たりする。
レックウザ
「ウ………ガ………。」
ザッパーーーン!!
レックウザはそのまま湖の中へ倒れていった。
フォックス
「よっしゃ!」
ディディー
「やったやった〜!!」
二人は無事に地面に到着する。
ディディー
「あれ?オイラ何か大事な事を忘れてるような………。」
ディディーは腕を組みながら考え込む。
フォックス
「こちらフォックス、誰か応答せよ。」
一方フォックスは無線で仲間に連絡をとろうとしていた。
ディディー
「あっ!思い出した!!」
ぐいっ!!
フォックス
「うおっ!?」
ディディーはフォックスの襟を引っ張る。
ディディー
「ねぇねぇ!フォックスにちょっと頼みがあるんだけど…………。」
フォックス
「悪いけど、後にしてくれ。」
ディディー
「ちょっ、ちょっと!!」
フォックスはその場から立ち去ろうとするが………。
ぐいっ!!
フォックス
「ぐおっ!?」
ディディー
「いいから一緒に来てってば!!」
フォックス
「お、おい………。」
ディディーは再びフォックスの襟を掴み、強引に引っ張り何処かへ連れゆく。
フォックスはイカダの上でディディーにこれまでの事を聞いた。
フォックス
「………成程、そのクッパって奴に君の相棒が捕らえられたって訳か。」
ディディー
「そうなんだ………。」
ディディーは下に俯いたまま答える。
フォックス
「元気出せよ!俺もそのクッパって奴を懲らしめてやるからさ!」
ディディー
「本当!?ありがとうフォックス!!」
フォックス
「ちょっ、苦しい…………。」
ディディーはフォックスにおもいっきり抱き着く。
ディディー
「さて、そろそろ上陸しよう。」
そう言うと、ディディーはイカダを陸へ近づけて、二人はイカダから降りる。
ディディー
「確かこの辺りに盗まれたバナナがあったハズだけど………。」
フォックス
「………この辺りには何もないな。」
ドスン!ドスン!
フォックス
「だ、誰だ!?」
フォックスが足音に反応し後ろへ振り向くと、全身真っ黒なクッパが現れた。
ディディー
「フォックス!アイツがクッパだ!!」
フォックス
「コイツが………。」
クッパ?
「ガァァァッ!」
クッパは突然フォックスに向かって走り出した。
フォックス
「ムッ!」
クッパ?
「グガァァァッ!」
クッパはフォックスに向かって口から炎を吐いた。
フォックス
「おっと!」
フォックスは難無く避ける。
クッパ?
「ガァァァッ!」
更にクッパは鋭い爪をフォックスに向かって振り回す。
フォックス
(くっ、意外と素早いな………。)
フォックスはギリギリ避ける。
ディディー
(大変だ、オイラも何とかしなきゃ………………そうだ!!)
ディディーは何処からかバナナを取り出すと、一思いに食べる。
ディディー
「ムシャムシャ……………あ〜、美味しかった〜。」
ディディーはバナナを食べた後、クッパの所まで走る。
クッパ?
「ガァァァッ!」
フォックス
(ハァッハァッ……………くそ、避けるのが精一杯だ。)
フォックスの息が段々荒くなる。
ディディー
「お〜い!クッパ!!」
クッパ?
「グゥゥッ?」
フォックス
(ディ、ディディー!?)
ディディーの声にクッパの攻撃が止まる。
ディディー
「や〜い、ノロマの亀〜!ここまでおいで〜!!」
ディディーは舌を出しながら、クッパを挑発する。
クッパ?
「グァァァァッ!!」
クッパはディディーに向かって走り出した。
フォックス
「ディディー!逃げろ!!」
ディディー
「へへっ、引っ掛かったな。」
ディディーはクッパに後を追われながら辺りに逃げ回る。
フォックス
(一体何をするつもりだ?)
フォックスはただディディーの様子を伺っていた。
ディディー
「今だ!それっ!!」
ディディーはバナナの皮を捨てる。
フォックス
(ま、まさかあのバナナの皮で奴を転ばせようとして……………幾ら何でも古典的すぎる………。)
フォックスは頭を抱えるが………。
ツルッ。
クッパ?
「グッ!?」
ドッスーーン !!
クッパはバナナの皮を踏んで、滑って転んでしまった。
ディディー
「やったー!作戦大成功だー!!」
フォックス
(い、今時バナナの皮で転ぶとは………。)
ディディーが喜ぶ中、フォックスは唖然となる。
ディディー
「フォックス!今のうちだ!!」
フォックス
「お、おう!……………フォックスイリュージョン!!」
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
クッパ?
「グガァァッ!!」
フォックスは高速でクッパに連続で体当たりを繰り出す。
フォックス
「ディディー!とどめだ!!」
ディディー
「よーし!ダブルラリアット!!」
ドガガッ!!
クッパ?
「グワァァァッ!!」
ディディーの攻撃が決まり、クッパは吹っ飛ぶばされると同時にフィギュアになってしまう。
ディディー
「やったー!クッパをやっつけたぞー!!」
フォックス
「やったな、ディディー。」
二人はクッパを倒し、喜びを分かち合う。
ディディー
「あ、そうだ!」
ディディーはクッパのフィギュアに近づく。
ディディー
「このっ!ドンキーを何処へやった!!」
ディディーはクッパのフィギュアに軽く突いたり体当たりしたりするが………。
シュゥゥゥゥッ。
ディディー
「ウキャッ!?」
フォックス
「なっ!?」
突然クッパのフィギュアが溶けてしまった。
ディディー
「と、溶けちゃった!?」
フォックス
「どうゆう事だ?」
クッパ
「こうゆう事だ!!」
ドキュュュン!!
フォックス
「危ない!!」
ディディー
「うわぁ!!」
突然矢印の弾が二人に向かってくるが、間一髪避ける。
フォックス
「誰だ!?」
フォックスが弾が飛んできた方に怒鳴ると…………。
クッパ
「ガハハハ!よく避けられたな!!」
そこには、ダークキャノンを構えたクッパがいた。
ディディー
「ク、クッパ!?さっきやっつけたのに…………。」
クッパ
「残念だったな、お前達が倒したのは影虫で作った我輩の偽物だ。」
フォックス
「影虫?」
クッパ
「もう一発くらえ!!」
ドキュュュン!!
ボカーーン!!
クッパの放った弾が地面に命中し、爆発が起きる。
ディディー
「ケホッケホッ……………くそ〜!よくもやったな〜!!」
ディディーは煙から出ようとするが………。
フォックス
「ディディー!逃げるぞ!!」
ディディー
「ウキャッ!?」
フォックスはディディーの腕を引っ張りながら、煙に紛れて走り出す。
ディディー
「な、何すんだよ!?離してよ〜!!」
フォックス
「このままでは俺達もやられてしまう!ここは一旦退くぞ!!」
ディディー
「ちくしょ〜!覚えてろよ〜!!」
ディディーは叫びながらフォックスに引っ張られ、フォックスは崖から飛び降りる。
クッパ
「逃げたか………だが、我輩から逃げられると思うなよ。」
クッパは怪しい笑みを浮かべる。
書いてて思ったのですが、小説に戦闘物の話を書くのは大変です。でもそこは上手く書きたいと思います!感想や意見をお待ちしてます。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。