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  月夜の姫 作者:杏and蘭
満月の出会いの続きです。
序章
姫の難題
 恋…チャンスは自ら作り出すものだ。そうだろう?俺。
「あッ…あのさ!!」
 いきなり声をかけたから、希美姫は驚いたようだ。だが、すぐに元の愛らしい笑顔に戻り、
「何??」
 と言った。
 やばい…直視出来ない…。鼻血による大量出血で死ぬっ!
「希美って…彼氏とかいんの?」
 …言ってしまった…。いきなりなんて奴だと思われたかな!?
 …いや…そんなことより、今の俺は返事が聞きたい。その美しい声がなんと言うのか、しっかり聞いておかなくては。
 答えは…。
「いないよ(ニコッ)♥」
 はぁぁ…。体中の力が抜けてゆく。ほっとした。ってことは、告ったらおkしてくれんのか?いゃ、まて、好きな奴はいるのかな?まさか…俺…はないな。初対面だし。
 聞いて…いいのかな…。聞かなきゃ始まんないよなッ!
 聞け!聞くんだ俺!!大丈夫、学校ではモテてるほうだ。…たぶん…。もちろん、浮気なんてしないぞっ!
 頑張れ、俺!
「希美ってさ…す…好きな奴とかいんの?」
 頑張った俺…。平静を装って聞けたぞ!!
「えっとね…、いないよ。」
「え…マジ??」
「うん、いないよ。(ニコッ)」
 よ…よかった~!!!!よし、次の質問だ。
「ちなみにさ、つきあうとかどう思う?」
「つきあう?どこに?」
 んんッッ!?天然???普通わかるよな。恋愛だってことぐらい。…そっかぁ、姫だったんだ。姫だから分かんないんだな。
 …妄想と現実の区別は消えた、俺。
「彼氏、彼女って意味だよ、恋愛。」
「ん~・・・よくわからないけど…。自分が好きな人となら、全然いいと思うな。…なんで?」
「いやっ…別に深い意味は…。」
 少し焦った。
「そっか(ニコッ)」
 あ、まったく怪しまれてない。姫ってのは純粋なんだな。うん。
「じゃ~好きなタイプとかは?」
「そうだなぁ…やっぱりやさしい人かなあ♥私のことを大事にしてくれる人がいいな。」
 やさしくするっ!俺超大事にするっ!
「あともう1つ…。」
「何?」
「私より身長が大きい人!!」
 OH!!NO!!クソッ…俺のほうが小さい!!牛乳飲まなきゃ…。何で俺はこんなに小さいんだ~~!?
「そ…そうなんだぁ~なんで??」
 動揺を隠し、俺は理由を訊ねた。
「だって…いざとなったら守ってくれそうだし♥」
 守る・・・俺は野球部だから・・・いざとなったらバットで…。
 身長は…毎日牛乳2ℓ飲もう…。あと何㎝かな…。
 俺は満月に成長を願った。
続きです。
MOMOKOと蘭見てるかな??
その他読んでくださった皆様、感謝です。次回もまたよろしくですWW


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