〜・END・〜
ファイターは4人集まった。
残るはあと一人、風のファイターだ。
かなり強いと言う噂もある。
みんなその人を心待ちにしていた。
しかし…
「助けて―っ」
響いた絶叫。降りしきる血の雨。
亮介は、ただそれを見ているしかなかった。
体に出来た大きな裂け目の下には、ズタズタの心臓が覗いていた。
ギャル風味雷ファイター天時歌恋の最期の時だった。
天時歌恋 死去―― 死因 心臓破裂による大出血。
歌恋は、勇太に殺された。
しかし、勇太はその後、不運にも大伴駅の電車に撥ねられ即死した。
不運は、一度起こるとなんども続く。
倉前隆 死去―― 死因 溺死
プールの授業中、髪の毛が排水口に挟まり、溺死した。
悲しすぎた。 一度に何人も人が死ぬのは。
闇風玲衣 死去―― 死因 首吊りによる窒息
仲間が死んでいく苦境に耐えられなかったのか、自殺をしてしまったのだ。
そして・・・
「みんな、みんな死んでいくなんてありえないよ」
ドボーン
大きな水しぶきが上がった。
松浦亮介生存が目撃された最後の瞬間だった。
ファイター5は絶滅した。
風のファイターを見つける事もできず・・・
その後、地球はデールに支配された。
人々は虫けらのようにあしらわれ、次々と死んでいった。
ファイター5は何も守れなかった。
最も悲しい、悲しすぎる、少年少女の物語。
これは、この先語られていく、永遠の伝説。
…には、なれたのだろうか・・・・・・・・・
・・・この話はノンフィクションです・・・
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