こんにちは、私はMです
痛め付けられて喜ぶわけではなく、頭文字Mです
本日は常日頃から誰もが考える
「愛」について、特別講師の先生と私の対談方式で語りたいと思います
家族愛とか友情愛とか博愛とか、そういった自然愛でない、基本的に異性を指しての愛についてです
みんな常日頃から考えないですか?そうですか
では先生をお呼びしたいと思います
先生、こちらへどうぞ
「どうも」
こんにちは。今日はよろしくおねがいします
「よろしくお願いします」
先生、お名前はなんと?
「Kと言っておきます」
失礼、なにか非常にややこしいのでやはり先生とお呼びします
「そうですか」
では早速始めます。先生にとって、真実の愛とは何でしょうか?
「愛とは最上級の信頼を意味しています。どんな愛でもそれは同じです」
信頼ですか
「はい、そうです。この上ない信頼が愛とも呼ばれるのです」
恋とはどう違うのでしょうか
「恋に深い信頼はありません。人は恋をした時に興奮しますが、その興奮は愛する人には感じません」
さらに具体的に言うと、どういう違いですか
「つまり、恋をしてドキドキしたりハラハラしたりするのは、自分自身だけの勝手な葛藤だということです。それは信頼がないからこそそうなるのです」
なぜ愛する人にはそうならないのですか
「その必要がないからです。悩まなくてもその人は愛してくれるからです」
では人を
「愛している」という状態は、
「恋をしている」状態が進んだものなのでしょうか
「そうとも言えません。愛とは信頼が育むものですから、信頼がない状態の恋が先に崩れてしまうこともあります」
恋が冷める、ということですか
「そうです。その場合の恋とは、ただの期待の感情ということになります」
期待ですか
「はい。つまり信頼のない恋というのは、要するに浅はかな欲の現れなのです」
キツイ言い方ですね
「客観的に見てそう言えるのです。よくも知らない相手に対して恋をするというのは、相手に自分の理想を勝手に重ねて期待しているのです」
「あの人なら理想かもしれない」という、勝手な妄想というわけですね
「そういうことです。いわゆる一目惚れ等はその典型と言えるでしょう」
成る程。では、信頼のある恋はないのでしょうか
「もちろんあります。ある程度相手の事を知り、信頼が成り立った上で相手を好きになることです」
その場合に愛が生まれるのですか
「その可能性は高いです。しかしあくまで信頼がない場合に比べてですが」
どういう意味ですか
「つまり、好きになっているということを意識的に考えるのがいけないのです」
好きになってはいけないのですか
「いいえ。好きになっている、と思っているという段階では、まだ期待の感情がそこにあるのです」
それは、つまり?
「つまり、『この人なら』という期待がまだ隠れているのです。それでは結果的に相手がそうでなかった場合に、愛は生まれません」
あくまでその期待を捨てた目で恋愛をすべきだということですか
「恋愛をするという概念は結果論だと私は考えます。愛を育む信頼を培うその行為と過程が恋愛だと言えるのです」
では、好きな人を想って悩んだりするのは恋愛ではないと言うのですね?
「はい。しかし好きな人に対して様々な交流をし、互いの信頼関係を深めていくならそれは恋愛と言えるでしょう」
つまり行動が大事だというわけですね
「そうです。愛が生まれ、それが最上級となった時に信頼関係は肉体関係に成り得るのです」
先生、それは下ネタですか
「下ネタです」
そうですか。一理あるかも知れませんが。しかし世の中には、そんな信頼関係を抜いて肉体関係にたどり着く男女が多いですね
「それは期待を捨て去らずに流されてしまった恋の末路です。信頼関係のない彼等はやがて崩壊するでしょう」
大低は離婚や別居にたどり着きますね。やはり、愛がないからですか
「そうです。愛は信頼ですから。確固足る信頼は永遠の愛を生むのです」
成る程、よく解りました。では最後にもう一度、真実の愛について簡潔にまとめて下さい
「愛は求めるものではありません。
信頼が生むものです。
恋も求めるものではありません。
信頼を培うなかで生まれるものです。
人を好きになろうとするのではありません。
人を好きになっていくのです。
決して焦らずに恋愛をしてください。
貴方の人生は長いのです。いつか必ず、信じられる愛が見つかるはずです」
先生、今日はどうもありがとうございました
「どうもありがとうございました」
はい。えー、では最後に私、Mから皆さんへわかりやすいアドバイスを差し上げます
誰かのことが好きなのか、それがはっきりとわからないときは正直になってください
好きかどうかわからなくてもいいんです
そんな時は時間が答えをくれます
出来るなら、純粋に側にいたいと願える人が見つかるまで簡単に決断しないでください
焦らなくても、貴方には素敵な愛がきっと訪れると信じてください
それでは、さようなら。
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