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不老不死の魔女とはどうやら私のことらしい 作者:Ellen

1章.混乱の王宮編

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4.世界設定

「起きて〜ほら、着いたからさ~」

誰かの声が聞こえる。私は体を起こし、声の主を探す。
すると、黒猫が私の体に乗っていた。

「ぐぇぇ...吐きそう。」

「召喚酔いだよ。僕は何度も飛んでるから慣れてるけど、初めてならしょうがないか。」

周りを見渡すと、私は西洋風の部屋でベッドに寝ていた。

「それどこのカードゲームだよ...というか、ずいぶんとすごい部屋に来たんだね」

「ここは王宮だよ。僕はいろいろと繋がりがあるからね。」

「黒猫ってどんなルート持ってるんだ...ってか黒猫って呼びにくいね。名前決めよう。」

そういえば名前を教えて貰っていない。覚えるのもめんどくさいしつけることにするか。

「名前はあるにはあるんだけど...まぁいい思い出がないから付けて貰うことにするよ。」

「そうだなぁ...黒猫でしょ〜、ヤマトとか?」

「某宅配会社に怒られそうな気がする...まぁ良いけど」

「んじゃあヤマトで決まりね!」

「大丈夫なのか...」

「だいじょぶここ異世界だし」

そういえばそうだった、というようにヤマトはため息をついた。

「そういえばこっちに着いたらいろいろ説明するって言ってたよね?」

「ああ、忘れてた。んじゃあまず世界設定から」

そうしてヤマトは説明を始めた。

「ここは君の世界で言えば文明は西暦1600年、がっつり西洋の時代だね。そしてこの国は、世界で7番目に大きい国。エーリア王国と言います。しかし最近は他の国との戦争や異形との戦いで敗北続き。かなりヤバい状態」

「なるほど」

「そして、今この国は隣国との休戦条約を結んだ。とまあ、こんなかんじ。」

「とりあえず分かった。次に魔法についてよろしく」

「魔法とは、全ての生物が使える能力みたいなもの。普通の人なら自分と相性の良い属性の魔法しか使えないけど、君みたいな魔女は全部の属性の魔法を使える。で、今僕が君にあげた魔法は全部で7つ。火を生成する魔法、氷を生成する魔法、簡単な土壁を作る魔法、風を操る魔法、小さな重力場を生成する魔法、目くらましの光を発する魔法、最後に簡単な回復魔法。」

「ちょっと質問。魔女って悪魔が居なくても新しい魔法を習得できるんだよね?」

「まあそうだね。ただ、ものすごくめんどくさいからみんなやらないけど。」

「めんどくさいってなんで?」

「ゲームで言う熟練度みたいなのを上げてかなくちゃ行けないからね。簡単なやつでも3ヶ月はかかる」

「うわめんどくさっ」

「そういえば王様に呼ばれてるからもうそろそろ応接間にいくよ。あと、その辺に荷物とかいろいろ置いといたから。確認しといてね。」

ヤマトはそう言ってベッドから飛び降りると、私が寝ているベッドの横を指差した。そこには私の服や生活用品、スマホなどいろいろな物が...スマホ!?

電源をつける。すると驚くことに、電波が飛んでいてネットにも接続できた。
慌ててヤマトを呼ぶ。

「ちょ、ヤマト!」

「ん?何?」

「いやこれなんで!?」

「あーそれもファンタジー的な生物のお陰」

「ざっくりすぎてよくわかんないんだけど」

「とりあえず王様に会いに行こうか」

結局、はぐらかされてしまった。しかし、今はまだ深く考えなくてもいいだろう。しかし、どんな王様なのか...少し心配だ。
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