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不老不死の魔女とはどうやら私のことらしい 作者:Ellen

2章.初陣、喪失

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19.期待外れの遠足

定期テストのため、しばらく更新が停止します。詳しくは活動報告まで。
誰かが去っていった。私達に分かったことは、その誰かが男であることのみだ。まあ、恐らくテロリストの一員だろう。

「あんな変態もいるから、気をつけて任務を遂行するようにな」

カネルヴァがそう言って、皆が3つに別れる。てか、あんな軽くていいの?あれ変態って言っていいのか?

「とりあえず、それぞれ決めた方角から役場に向かってくれ。ここセリゲルの役場は、情報によれば氷漬けにされているらしい。そのため、まず最初に役場を解放する。それぞれ分かれて役場を目指せ。途中にテロリストに遭遇した時は、殺さない程度に痛めつけていい。以上 俺からの指示だ。」

レイが言って、皆がぞろぞろと進み始める。ちなみにセリゲルとはこのテロリストが現れた都市の名前だ。

「よし、行こうか姉さん、シャルル」

ゾーラがそう言って、私たちも役場へと向かう。
しばらく歩いていると、人が歩いてきた。

「やあやあ、あなたがたはもしかして旅のお方ではぁ?だとしたらちょうどいい!現在この都市にはテロリストがいましてね、危険なんですよ。え?知らなかったって?それでも安心ですよ、この私実は宿を経営していましてね、防犯対策はバッチリなのです!あ、お値段は高くはありませんよ、この緊急時にぼったくるような真似なんてしませんからご安心を、さあさあ行きましょう!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

胡散臭い人が現れた!どうする?

➤こうげき

 まほう

 ぼうぎょ

 にげる

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こんなコマンド選択画面が出てきそうな感じで不審者が現れた。ちなみに、彼は私が喋ったような話し方をしているが私は喋ってない。というか、この人がテロリストだったりしないか?正直怪しいし、十分ありえる。

「ごめんなさい宗教の勧誘はお断りしていますので...」

私はそう答えて、「にげる」を選択した。

しかしまわりこまれてしまった!

「まあまあそんなこと言わずに、危険ですから動くと危ないですよぉ?」

「いや、私らにそんなことはあまり関係ないんですよね...」

そう言ってまたスルーした。今度は成功したようで、あの胡散臭い男はもう追いかけては来いだろう。

「まあそんなこと言わずに♪」

しかしまわりこまれてしまった!

「ありがとうございましたさよなら」

「さすがにうるさいよ。姉さん、この人どうする?」

「もうこの人テロリストでいいんじゃないかしら?」

流石に二人もイライラしてきたようだ。レイチェルなんて、男を睨み始めている。ここはヤマトに任せよう。

「ヤマト、やってやってよ。」

「え?何を?」

「いいからいいから」

そう言って私はヤマトを男に押し付ける。

「うわぁぁぁ猫ぉぉぉぉ!!??」

効果てきめんのようだ。男が悲鳴をあげている間に、私達はヤマトを抱いて逃げる。

「なんだったんだあの人...」

ずいぶんと時間を取られてしまった。いつの間にか、アオぴょんからラインが来ていた。「もうみんな着いてるから早く来て」とのことだ。
私達は急いで役場へと向かう。

「あーもう遅いにゃー!」

「何やってた?一応作戦だから、迅速に動け。」

申し訳ないことをしたな。レイとオリヴィアの二人から少し文句を言われ、私達は氷を溶かしにかかる。

「『イグニス』」

少しずつ氷を溶かしながら、埋まっていた人たちを救助する。そうして、全員を救助した時、カネルヴァが口を開いた。

「そう言えば、私達はここに来るまでに誰とも会わなかったんだが、誰か怪しいヤツに遭遇したとかないか?」

「僕らは会ってないよ」

アオぴょんが答える。私達は怪しいヤツならば会った。しかし、もうあそこには行きたくないので言わないでおこう。カネルヴァはため息をついて、助けた人々の元に向かう。

「すみません、あなた方を氷漬けにした奴らを追っているんですが、彼らがどこに行ったのか知っている方はいますか?」

すると、「北に行くとか言ってなかったか?」「北で爆破テロするとか言ってたぞ」など、一瞬で情報が集まる。
...テロリストにしては情報が漏れ過ぎじゃないかな。

「じゃあ、もう時間的にも厳しいから今日は適当に宿をとって明日の朝にまたここで集合。その後、北へと向かう。」

そうして、私達は宿探しを始めた。
しかし、こんな非常時にまともな宿がやっているはずもなく。

「おや~あなた方は先程のたびのお方ではありませんかぁ!」

ここへ戻ってきてしまった。

「すいません。3人一部屋お願いします」

本当に不本意だ。まあ、宿のマスターは無視すればいいかな?
不幸中の幸いと言うべきかその宿はマスター以外はみんないい人で、ご飯も美味しかった。
そうして、私達は布団を敷き、川の字になって寝た。
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