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1000文字小説 作者:折坂勇生
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13・鏡の惑星

 地球から来た宇宙調査団は、未知の惑星を探索していた。
 辺りはジャングル。地球上ではあり得ないウネウネとした訳のわからない植物をかき分けて、ハエのようにブンブン飛び交う訳のわからない虫に悩まされながら、銃を手にして、慎重に歩いていく。
「隊長、もう戻りましょうよ。ここ、気味悪いですよ」
「黙れ! この惑星を調査するのが我々の任務だ。黙って進んでいけっ!」
 バン! バン!
 隊員の一人が発砲した。
「こら! なにやってる! 我々に当たったどうするんだ!」
「虫がしつこくて、つい」
「なぁ、向こうからも銃声がしなかったか?」
「そんなわけないだろ。俺たち以外に人がいるわけが……」
「おい! なにか居るぞ!」
 隊員の一人が前方を指差した。
 奥の方に、同じく宇宙調査団のことを指差している人間に似た生き物がいた。
「な、なんだあれは! この星の生き物なのか!」
 隊員たちは銃を構えて、いつでも攻撃出来る準備をする。
「おい、あいつらも銃を構えたぞ!」
「くそっ、こっちは平和を願っているのに、好戦的な奴らのようだ!」
「先手必勝、おまえら行くぞ!」
「やられてたまるか!」
 宇宙調査団は、一斉に発砲した。


 球地から来た宇宙調査団は、未知の惑星を探索していた。
 辺りはジャングル。球地上ではあり得ないウネウネとした訳のわからない植物をかき分けて、ハエのようにブンブン飛び交う訳のわからない虫に悩まされながら、銃を手にして、慎重に歩いていく。
「隊長、もう戻りましょうよ。ここ、気味悪いですよ」
「黙れ! この惑星を調査するのが我々の任務だ。黙って進んでいけっ!」
 バン! バン!
 隊員の一人が発砲した。
「こら! なにやってる! 我々に当たったどうするんだ!」
「虫がしつこくて、つい」
「なぁ、向こうからも銃声がしなかったか?」
「そんなわけないだろ。俺たち以外に人がいるわけが……」
「おい! なにか居るぞ!」
 隊員の一人が前方を指差した。
 奥の方に、同じく宇宙調査団のことを指差している人間に似た生き物がいた。
「な、なんだあれは! この星の生き物なのか!」
 隊員たちは銃を構えて、いつでも攻撃出来る準備をする。
「おい、あいつらも銃を構えたぞ!」
「くそっ、こっちは平和を願っているのに、好戦的な奴らのようだ!」
「先手必勝、おまえら行くぞ!」
「やられてたまるか!」
 宇宙調査団は、一斉に発砲した。


 こうして地球から来た宇宙調査団と、球地から来た宇宙調査団の戦闘が始まり、ひとり残らず死んだのだった。
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