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デスマーチからはじまる異世界狂想曲 作者:愛七ひろ
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14-4.ヨウォーク王国

※2015/9/14 誤字修正しました。
※2015/9/13 一部修正しました。
 サトゥーです。祖父じいさんの田舎でも害獣駆除は大変でしたが、異世界の害獣は軍隊さえ蹴散らすので民間人には手が出せないようです。農具で熊や恐竜に挑むようなモノですからね。





 魔王容疑の確認に向かう順番を少し迷ったが、移動の利便性を考えて選ぶ事にした。

 オレはクロの姿で、中継地点に手頃なクハノウ伯爵領にあるエチゴヤ商会の支店へと移動する。
 ここは仮設の上に幹部は詰めていない倉庫のような場所だ。

「うわっ……って、その白髪はクロ様?! もう、びっくりさせないでくださいよ」
「気にするな」

 ユニット配置で移動した部屋に、丁度入ってきた支店長娘が驚きの声を上げた。
 彼女は支配人が購入した奴隷だったのだが、商才や交渉の巧みさを買われて支配人から支社を任されている。
 支社を軌道に乗せたら、奴隷の身分から解放してやる約束らしい。

 ティファリーザのように奴隷の身分から解放されるのを拒絶する者もいるが、大抵は解放を条件に働かせると意欲が段違いに上がるようだ。

「それで、今日はどのようなご用件でしょう? もしかして、昨日送った報告書がもう届いたのですか?」

 ――報告書?

「いや、まだ見ていないが、重要な案件か?」
「いえいえ、酒造蔵の一つが潰れそうになっているだけです」

 なんだ、そんな事か……いや、待て。

「それが報告するような内容なのか?」
「はい、支配人から定期的に仕入れるよう指示されている銘柄なので、介入すべきかどうかご指示を仰ごうかと思いまして」
「もしかして『レッセウの血潮』か?」
「クロ様もご存知とは……あのような安葡萄酒にどんな秘密が――」

 探りをいれてくる支店長娘に、「好奇心は猫を殺すぞ」と軽く脅しつけておく。
 この「レッセウの血潮」は迷宮下層に居を構える吸血鬼の真祖バンが愛飲している銘柄なのだ。

 魔王調査も大事だが、こちらも疎かにするべきではないだろう。
 彼は友人だし、それに色々とお世話になっているからね。

「それで潰れそうな理由は経済面の話か?」

 それならエチゴヤ商会で買収すれば済む話だ。

「いいえ、蔵元が契約している農村の葡萄畑が、魔物の大発生で全滅の危機にあるそうなのです。レッセウ伯爵の領軍は鉱山や都市周辺の魔物駆除しかしてくれないそうで、都市から遠い農村部は全体的に大変みたいです」

 支店長娘の言葉に耳を傾けながらマップを確認する。
 国軍が掃除すると言っていた街道沿いや都市近辺の魔物は少ないが、農村周辺は魔物が徘徊する危険地帯になっているようだ。
 魔物達のレベルは20以下の雑魚ばかりだが、村人達に駆除を期待するのは無理だろう。

「村の名前は?」
「ホセベド村とスイブド村の二つです」

 マップで確認したところ、ホセベド村近辺の山にアリ系魔物の巣が、スイブド村周辺には芋蟲系魔物が繁殖しているようだ。

「では駆除に行ってくる」
「え? クロ様――」

 オレは支店長娘にそう告げて、「転移テレポート」の魔法でホセベド村の近くの山に移動した。
 この「転移テレポート」は探索済みマップ内なら任意に転移先を開けるので非常に便利だ。
 もちろん「転移門ゲート」でも同じだが、あちらは魔力消費が大きいのだ。

 支配領域や目視範囲しか転移先に選べない「ユニット配置」とは適宜使い分けようと思う。





「くそうアリ共め! オレ達が精魂篭めて育てた葡萄畑を!」
「タグォーサ! やめろ! クワで立ち向かっても無駄死にだ!」

 村の方から風に乗って、そんな鬼気迫る会話が聞こえてきた。
 レーダーによると、麓の葡萄畑をアリの魔物が襲っているようだ。

 オレはストレージからレベル30クラスの魔核コアを取り出して地面に撒く。

 ――「石狼創造クリエート・ストーンウルフ」。

 オレが撒いた魔核を中心に、羆サイズの狼の石像が10頭生まれた。
 この石の狼はゴーレムの一種だ。

「村を襲う魔物を排除しろ」

 オレが命令を与えると、石狼達が葡萄畑に向かって疾走していった。
 誘導矢あたりで始末したほうが高コスパなんだが、後々の事を考えて石狼を使う事にしたのだ。

 オレがのんびり歩いて麓に辿り着くと、既に戦闘は終了していた。
 アリ達はレベル10以下だったので、石狼達の敵ではなかったようだ。

 無言で集まってきた狼達が、オレの足元にアリから回収した魔核を置いていく。

 全部で30個ほどだ。
 いくら雑魚でも、人里近辺でこの数は少し多い。

 オレが来なかったら村が全滅していたんじゃないだろうか?

「あ、あんたがその石の狼達の主人なのか?」
「そうだ。名はクロという」

 オレは村人達に答えながら、石狼達にアリの巣の襲撃を命じる。
 場所の指定はマップで差すだけなので、実にイージーだ。

「魔法使い様、あの狼達はいずこへ?」

 男達の後ろから現れた身なりの良い村長が、丁寧な口調でオレに質問してきた。

「石狼達はアリの巣を潰しに向かわせた。この魔核はやれんが、そちらの魔物の死骸は素材を採るなり、村人の憂さ晴らしに使うなり好きにしろ」

 村人達に石狼達が退治したアリの死骸を指差して、彼らに処分を一任する。
 アリの外殻で作った防具は皮鎧並みに軽い割りに防御力が高いので、隣の領地で内戦をしている状況なら、武器商人に高値で売れるはずだ。

 入手したての魔核に先ほどと同じ「石狼創造」を掛けて、中型犬サイズの石狼を30頭ほど生み出す。
 さきほどの石狼に比べたら貧弱だが、平均的な専業兵士よりも強いはずだ。
 村の守りとしては十分だろう。

 石狼達に葡萄畑の守護と周辺地形をパトロールして魔物を駆除する任務を与える。
 念の為、村長に限定的な命令権を付与しておこう。

「この石狼達を葡萄畑の守護に与える。魔物の駆除に役立てろ」
「こ、このような高価な魔法の従者を、ですか?」

 ――高価? 魔核の値段から考えたら全部で金貨一枚にもならないぞ?

「気にするな。我の知り合いに、この村の葡萄から作る酒を愛飲する者がいてな。その者の為にした事だ」
「レ、レッセウ伯爵のご命令ではなかったのでしょうか?」
「レッセウ伯爵は与り知らぬ事だが、村を脅威から救って文句を言うほど狭量ではあるまい」

 いや、あの余裕のない若者なら、自分以外が領民に感謝されるのを厭うかもしれない。

「だが、レッセウ伯爵が文句を言ってくるようなら、その対応はミツクニ公爵家が行おう」
「こ、公爵家?! た、たしか伯爵様よりお偉い貴族様?」

 驚く村長をスルーして、オレは石狼達に魔法でミツクニ公爵家の紋章を刻んでいく。

 ミツクニ公爵家の紋章はテニスのラケットを二つ交叉させた意匠になっている。ミトがラケットを選んだのは、「ヤマト」の名の元になった「テニ×勇」というテニス漫画のせいだろう。

>石狼リーダーは命令を完遂しました。待機モードに移行します。

 ログに石狼達が任務を果たした事が記載された。
 なかなか便利だ。

「では諸君、御機嫌よう」

 オレはわざわざ「飛行フライ」の魔法を詠唱してから発動し、空から石狼達の待つアリの巣へと向かい、死骸や魔核を回収した。

 洞窟内に入る時は虚空の活動に使用した「宇宙服アストロスーツ」の魔法を使って、悪臭を回避する。
 この魔法はなかなか使い勝手が良い。

 この時に回収した魔核を使って、二つ目の村も救い、さらに大き目の魔核も大量ゲットできた。
 もちろん、二つ目の村にも最初の村と同様に石狼の警備部隊を配置しておいたので、今後の葡萄畑は安泰だろう。





 少し脇道に逸れてしまったが、お昼にはまだまだ時間があるので、空路でヨウォーク王国へと向かう。

 途中でビスタール公爵領を通過した時に、うっかりと戦場近くを飛んでしまい、飛竜騎士ワイバーンライダーに追われてしまった。
 移動を「飛行フライ」から閃駆に換えたらすぐに見えなくなったのだが、今後の飛行コースには注意するとしよう。

 念の為に検索してみたが、ビスタール公爵領には魔族もユニークスキル持ちも存在しないようだった。
 妙に調教師テイマー魔獣乗りビーストライダーが多かったが、特別怪しい点も見当たらなかったので、そういう職種が売りの領地なのだろう。

 領都のビスタール市の近くには琵琶湖五個分くらいの巨大な湖があったので、内乱が終わったら皆で遊びに行ってみたい。

 そして、国境の山脈を越えると、ようやく小王国群へと到着した。

 少し目測を間違えていたらしく、オレが到着したのはヨウォーク王国ではなく、ザレォーク王国という都市一つ街二つの山間の国だった。
 観光省の資料によると、羊毛を特産とした牧歌的な国らしい。

「ふむ、ここの名産は子羊のステーキと羊乳酒か……」

 宰相のグルメ手引きによると子羊のステーキが絶品で、癖のある羊乳酒も慣れると止められない美味さがあるそうだ。
 ちょっと寄って一杯引っ掛けるのも魅力的だが、それは次の楽しみに取っておこう。

 再来訪用に、人里離れた山奥に「隠れ家建造クリエート・セーフハウス」の魔法で家を建てる。
 前に使った「家屋建造クリエート・ハウス」を改造して作ったオリジナル魔法だ。

 中は普通の家だが、外からは蔦の絡まる廃屋にしか見えない。
 しかも、少し離れると周囲に埋没するので、オレのようにマップがあるか、よほど運が良くない限りこの「隠れ家」を見つける事は困難だろう。

 オレは後ろ髪引かれる思いでザレォーク王国を後にし、隣の国へと向かう。

 なぜか、国境というか国と国の間に魔物の支配区域が存在していた。
 どうやら、一定以上強い魔物が源泉を支配し続けると、そこがマップ上の支配領域となるらしい。
 まるで国取り系のシミュレーションゲームみたいだ。

 そんな魔物の領域を通り過ぎ、次の国へと入る。

 観光省の地図だと、ここは木工品と石炭が特産のガルォーク王国だ。
 この国の名匠が作る家具はシガ王国やサガ帝国でも人気らしい。

「家具か――欧風のアンティーク家具工房見学も楽しそうだ」

 資料によると、このガルォーク王国は近隣の鹿人族や栗鼠りす人族と共生関係にあるそうだ。
 鹿人族は軍事力をガルォーク王国に提供し、その見返りに食糧の供給を受けているらしい。
 マップ情報によると、家具作りの職人は栗鼠りす人族の出稼ぎ職人が多いようだ。

 ガルォーク王国と目的のヨウォーク王国の国境にも魔物の領域があった。
 ここはワイバーンの領域らしい。

 山頂付近で旋回していたワイバーン達が、オレを見つけて警戒の声を上げた。

 下級竜サイズの巨大ワイバーンに引き連れられた数十匹のワイバーンの群れが、上昇気流に乗って向かってくる。
 映画のワンシーンみたいで迫力満点だ。

「ワイバーンはマズいんだよな……」

 若いワイバーンのつがいを一つだけ残して「光線レーザー」の魔法でサクサクと退治する。
 全滅させなかったのは、魔物の領域が戦争の抑止力になっているかもしれないと考えたからだ。

 ワイバーンの巣の近くの白い峰が気になったので、空中で拾い損ねた死骸を回収するついでに寄ってみた。

「――この白いの全てが竜白石か」

 どうやら、竜白石はワイバーンのフンが堆積して変質したもののようだ。
 猛毒を持つワイバーンが万能毒消しの材料を生むというのも面白い。

 オレは土魔法を使ってザクザクと竜白石を集めてストレージに収納しておく。
 これだけで迷宮都市で消費する千年分くらいの分量になりそうだ。





 ようやく到着したヨウォーク王国で、「全マップ探査」の魔法を使う。
 このヨウォーク王国はアリサの祖国を併合しただけあって、これまでの小国に比べて国土が広く、都市二つに街七つの大きめの国だった。
 亜人は奴隷を含めてもほとんどおらず、人族主体の国らしい。

 これまで通過したマップと同様に、魔王どころか、魔族もユニークスキル持ちも存在していなかった。
 もちろん、憑依状態の者も魔王信奉者達もいないようだ。

 魔族の目撃情報は迷宮内だという話だったし、ガセ情報と判断するには少し早いだろう。

 緊急避難用に、山岳部に「隠れ家」を作っておく。
 隣国やワイバーンの領域にも作ってあるが念の為だ。

 オレは「光学迷彩」スキルを使った状態で、ヨウォーク王国の迷宮がある旧クボォーク王城跡地へ飛ぶ。

「酷い有様だな……」

 王城は本館部分が消失し、城壁に隣接する塔も三方が倒壊していた。
 一本だけ残っている塔も根元が圧壊していて、中には誰もいないようだ。

 アリサの話だと上級魔族が襲撃したそうだから、被害が少ない方かもしれない。
 レッセウ市なんて中級魔族に壊滅させられたようなものだしね。

 さて、こんな廃墟のような王城跡だが、人気ひとけはそれなりにある。

 マップ情報によると「冒険者」という職業の人達のようだ。
 正確には「ヨウォーク王国迷宮局冒険者ギルド」所属の「冒険者」らしい。

 王城跡の一角にある木造の建物が「冒険者ギルド」の建物で、王城跡というか迷宮への出入りを管理しているようだ。
 観察してみたところ、迷宮の入り口で職員が冒険者証のチェックをしている事が判った。

 オレの「光学迷彩」スキルや「魔素迷彩」スキルを使えば迷宮に忍び込めそうだが、迷宮都市セリビーラと同様に即日発行で冒険者証が出るようなので、正規ルートで入る事にしてみた。
 王城跡地に程近い物陰に着地し、「光学迷彩」スキルを解除する。

「ねぇねぇ、そこのお兄さん、ククと遊ばないべさ?」

 物陰から通りに出た途端、中学生くらいの少女に逆ナンされた。
 外タレ風外見の威力は凄い。イケメン爆発しろ――そう言いたくなるレベルだ。

 この国の言葉は事前にアリサから聞いていた通り、シガ国語の方言のような感じらしい。

「どうかな? 小銀貨一枚でいいからさ?」

 どうやら、逆ナンじゃなくて娼婦の営業だったようだ。

 この国の貨幣は持っていないが、サガ帝国やシガ王国の貨幣でも通用していたはずだ。
 払えない事はないのだが、売り込みに応えるには彼女は少々若すぎる。

「悪いが小娘に興味は無い」

 オレがそう告げて去ろうとしたところ、通りの反対側にいたガラの悪そうな少年二人が寄って来た。

「おうおう! うちのククに手を出してタダで行こうってのかあ?」
「へっへー、有り金全部置いていけば命は助けてやるぜい?」

 少々登場が早すぎるが、こいつらは美人局つつもたせだったようだ。

「つまり、貴様らを叩きのめしてから行けという事か?」
「へん! このジド・バド兄弟に勝てると――」

 オレの質問を少年二人が肯定したので、軽く蹴飛ばして退場してもらう。
 廃屋の壁にめり込んでいたが、ククという少女が介抱に向かったので放置しても大丈夫のはずだ。





「登録ですね? ではこちらの鑑定板に手を置いて名前を言ってください」

 冒険者ギルドの美人受付嬢に登録を頼むと、鑑定板という名のヤマト石に触らされた。
 クロの標準レベルで行こうかと思ったが、レベル50だと警戒されそうだったので、ヤマト石に触れる前にレベル20に落としておいた。
 いつものように無手だと不自然なので、今は鉄製の小剣を腰に下げている。

「これでいいか?」
「まあ! レベル20なんて凄いです! しかも片手剣スキルだけじゃなくて魔法スキルまで持っているなんて!」

 オレのレベルやスキルがヤマト石に表示されると同時に、受付嬢が大声でそれを吹聴した。

 ――守秘義務はどうした。

「おい」
「ああっ、ごめんなさい! 私ったら」

 反省した様子もない受付嬢の様子からして、うっかり者というよりは、この場にいるヨウォーク王国の密偵に伝える為にワザとやっているみたいだ。
 オレが冒険者証を受け取って冒険者ギルドを出ても、その密偵たちは微動だにしなかったので、オレは無事に警戒対象から外れられたようだ。

 迷宮の入り口でFと書かれた冒険者証を見せる。

 冒険者ランクに“アルファベット”のA~Fが使われているのは、サガ帝国の初代勇者の影響らしい。
 彼がサガ帝国に作った最初の冒険者ギルドで、“アルファベット”のランクが使われて以来の伝統らしい。

「ふん、Fランクか。一階のゴブリン程度で止めておけ。五階から下はゴブリンメイジやゴブリンライダーが出る。絶対に近寄るなよ、死ぬぞ?」
「忠告感謝する」

 横柄な口調の門番が、親切な忠告をしてくれる。
 オレは門番に礼を告げて、迷宮へと足を踏み入れた。

 暗い。ここの迷宮はセリビーラやセーリュー市にあるものと違って、床が発光するような親切設計になっていないようだ。
 むしろ、公都の地下にあった迷宮遺跡のような雰囲気をしている。

 迷宮の名前も「小鬼迷宮:遺跡」となっているしね。
 アリサの話だと一度、迷宮核ダンジョン・コアが破壊されて遺跡になったモノを復活させたそうだし、色々と機能が欠損したままなのかもしれない。

 適当に一階を散歩しながら、「全マップ探査」の魔法で迷宮の情報を取得した。
 ここは51階層ほどあるようだ。各階層は狭くセーリュー市の「悪魔の迷宮」の3倍程度の規模だ。

 ――見つけた。

 最下層の「迷宮の主ダンジョン・マスター」の部屋に魔王がいる。

 さて、サクサクといこう!
 手早く片付けないと、せっかくのルルの作るお昼御飯が冷めちゃうからね。

※次回更新は 9/20(日) の予定です。

※2015/9/13 ホセベド村のアリ素材の箇所をもう少し判り易く書き直しました。
+注意+
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