チーズケーキとピアノ
ある日 お昼過ぎにオリーブのママが銀座のお買い物から帰って来ました
ドレミファソラシドのレミママが用事もないのにおネエ通りから見て左側の歩道を歩いてました
レミママはオリーブのママと出会います
オリーブのママはノースリーブで膝丈の透けるようなブルーのワンピースを着てました
さっそうとウチ股で信号待ちをしてました
オリーブのママにレミママがかるく声をかけました
レミママ
「おはよ!」
オリーブのママ
「あら!おはよう〜」
明るくにこやかな笑顔で答えました
レミママ
「ママ 今日も美しいわね どこのファンデーション使っているの」
オリーブのママにお問い合わせをします
オリーブのママ
「ファンデーションわぁ!資生堂の&フェイスアートメソッド!メーク落しはリフィングなのよ!」
使用している化粧品の名前を半分話すと聞きもしない事まで答えました
レミママ
「おしゃれね〜」
オリーブのママ
「ママはお肌がきれいだから!いいわね!」
切り返してきました
レミママ
「北国育ちなの それで美しいのかしら ホホホホ」
いつの間にか信号が青に変わっていました
オリーブのママ
「お店お休みの時にお茶でも」
レミママ
「そうね 銀座の資生堂パーラーでおコーヒーでもいかが?」
オリーブのママ
「よろしいわね!ぜひ お付き合いしたいわ!ごきげんよう!」
立ち去って行くオリーブのママを見送りました
オリーブのママは透けるようなブルーのワンピースをヒラヒラさせながら信号を渡って行きました
レミママ
「若作りね」
独りごとを言いながらレミママはオリーブのママと反対側をお店に行きました
レミママは銀座資生堂パーラーのクリームチーズとサワークリームを食べることが楽しみでした
銀座までわざわざ買いに行きます
いつも起きるのが遅いので売り切れて買えないで帰って来ることがほとんどでした
今回も買う事が出来ずに帰って来ました
レミママ
「あ ぁ ぁ ぁ〜」
四回ため息を付きました
レミママ
「銀座の資生堂パーラーのスペシャルチーズケーキとは余りご縁が無いわね ふうっ〜」
再びものすごく残念そうに深くため息を付きました
急に!思い出したように言いました
レミママ
「方角が悪いのかしら かほる子に占ってもらって行こうかしら・良い考えだわ」
どうしても銀座の資生堂パーラーのスペシャルチーズケーキを食べたいレミママでした
ドレミファソラシドのお店は元おネエバーをレミママが借りて改装したものでした
比較的キレイで新しいためオコゲの他に女性のお客や最近ではノンケのお客も多く来てました
にぎわっているお店の真ん中にはチェコのメーカー ペトロフ のピアノがありました
ピアノはペトロフ特性 ドイツレンナー社製 アクションハンマーが内装されてます
重さ約300キロの白いロココ調のピアノが威張るように置いてありました
そして白いロココ調のチェコ製ペトロフのピアノは一段低い所にありました
お客はピアノ周りに座るようになってました
ペトロフのピアノの上はテーブル代わりに使用するために加工をして有りました
お店のカウンターも同じように一段低い所に座ります
お店全体が土足厳禁の薄い灰色の絨毯をひき詰めてありました
ピアノ周はパイルおりの毛足の長いいちご色をしたチャイニーズスラグが引いてありました
他には見当たらないすごく おしゃれなお店です
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