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第十七話~何やらお告げを受けてしまいました~

「……ん」


 目が覚めた。自分のものではない人肌の温もりを感じる。

 隣を見ると、マールがくぅくぅと寝息を立てていた。差してくる日の光の強さから考えると、どうやらまだ早朝のようだ。

 まだ起きるには早い、寝るか。


『うむ、待ちたまえ。話がある』


 幻聴が聞こえる気がする。まだ寝ぼけているんだな、寝よう寝よう。


『現実逃避をしていないで聞きたまえ。重要な話だぞ』


 なんだようるさいな、神コールしてないぞ。

 朝早いから二度寝するんだよ。マールが起きたらどうするんだ、かわいそうじゃないか。


『大氾濫が起こる。二ヵ月後だ』


「はい?」


 思わず声が出た。マールがむずがるような声を出し、薄っすらと目を開ける。


「まだ早いぞ、寝てろ」


「んー……」


 素直に目を閉じ、マールが再び眠りにつく。

 おい、どういうことだ。なんでそんなのが起きるんだよ。


『何故大氾濫が起こるか、という事については自分で真実を見つけてくれたまえ。では』


 そう言って頭に響く声は止んだ。神コールを押してみたが、反応もない。

 溜息を吐く。

 一難去ってまた一難。なかなか上手くいかないな。とりあえず今は寝よう、マールが起きてからでないと動きようもないし、俺もまだ寝たい。




「おはようございます、ご主人様。朝のご奉仕は如何でしょうか?」


 二度寝し、起床してマールと一緒に着替えているとフラムが入ってきてそんなことをのたまってきた。


「要らん、間に合ってる」


「そうですよ、シッシ!」


「いけずですね」


 俺がにべもなく断り、マールが野良猫を追い払うかの如き対応をしてもフラムは肩を一つすくめて見せただけだった。

 実際のところ、あの復讐宣言は全く本気じゃなかったのだろうと思う。俺を気遣っての発言だったのかもしれない。

 案外、わざと張り合ってマールの反応を面白がっているだけなのかもしれないが。

 普段は仲が良いんだがね。たまに一緒に風呂に入ったりしてるし、そこにメイベルも混ざることがある。

 三人がキャッキャウフフしているところを見ると、まるで三人姉妹のようで微笑ましい。


 フラムは淡々とベッドのシーツを交換し、洗濯物を回収すると部屋から出て行く。彼女の格好はメイベルと同じようなメイド服だ。

 結局、フラムにはメイドとして屋敷に働いてもらうことになった。

 犯罪奴隷なので簡単に開放することもできないし、主として放り出すこともできないので当然といえば当然の処置だったのだが。


「メイベルでは至らない点もありますからな。良い買い物だったかと」


 とはジャック氏。

 フラムは元騎士なので力も強いし、戦闘スキルも持っている。何より大人の女性だ。

 対してメイベルはメイドとしての教育は十分に受けているものの、身体も小さく非力で、しかもまだ十三歳である。

 勿論ジャック氏が至らない点をカバーするつもりではあったらしいが、流石に市場の買い物についていったりなんだりと四六時中べったりというわけには行かない。

 フラムの存在はそんなジャック氏とメイベルにとって存外助けになっているようだった。


 また、街中でメイベルの護衛となるフラムに武器を渡しておこうかとも思ったのだが、これはフラム自身に固辞された。


「奴隷に武器を持たせるものではありません。ましてや私は犯罪奴隷で、かつてご主人様に刃を向けた者です。街中で絡んでくるゴロツキ程度なら素手でも十分あしらえますので、ご心配なく」


 そもそも、新市街で刃傷沙汰など殆ど起きないので心配無用らしい。

 つまり俺は先日その殆ど起きないのを起こしたわけだ。俺が抜いたわけではないにせよ、反省。




 食堂で朝食を食べ終え、食後のお茶を楽しむ。

 この時間にその日一日の行動を相談するのが最近の日課だ。

 ちなみに今朝のメニューはメイベルが買ってきてくれた焼きたてのパンとリンゴっぽい果物のジャム、ゆで卵と昆布でだしを取った野菜スープである。

 昆布だしは当初メイベルやマール、フラムには首を捻られた。よくわからなかったらしい。


「味に深みが出ますな。これは素晴らしい、実に興味深い」


 違いの判る男、ジャック氏はその魅力に取りつかれたのか暇があれば昆布だしを研究している。

 お陰で最近の食卓には昆布だしや昆布を使ったメニューが徐々に増えつつある。

 とろろ昆布の事を教えると、伝手を頼って作ってみてくれるとの事。実に楽しみである。


「拠点も手に入れて落ち着いたことですし、そろそろ王都アルフェンでの冒険者活動を本格化させるべきですね。どういう方針で行くんですか?」


 まったりしているところでマールがそう切り出してきた。


「んー、そうだな。装備の強化と魔物狩りをメインにやっていこう。強くならなきゃな」


 大氾濫については伏せることにした。

 そのうち神託を受けた神殿が喧伝するだろうから、俺の口から言う必要はないだろう。

 とにもかくにも装備の充実とレベルアップが急務だ。マールにもできれば魔法や魔力撃を覚えてもらいたいところだが、そこまでできるかどうか。

 第三城壁の内側であるこの屋敷が大氾濫で攻撃に晒されるとは思いたくないが、念には念を入れて屋敷の防備も強化したほうがいいかもしれない。


「タイシさんは強さに拘りますねー。もう十分強いじゃないですか、トロールを素手で殴り殺す人なんてそうそういませんよ?」


「男の強さに対する憧れに果てはないのさ」


「そういうものですか?」


「そういうもんだ」


 俺の言葉にマールは変な顔をしたが、納得はしてくれたようだった。


「じゃあ、今日はギルドですか?」


「先に防具を新調しよう。俺もマールも安物の革鎧だしな」


「確かに。魔物との戦いをメインにするなら、もう少し良い防具にしたほうが良いですね」


 今装備しているような革鎧だと、ゴブリン程度の敵であればともかくそれ以上の敵が相手となると不安が残る。

 この世界にどんな鎧があるのかわからないが、もう少しマシな鎧の準備は必須だろう。




「……うーむ」


「なかなか決まりませんね」


「妥協したくないからな」


 俺とマールは新市街にある防具店をはしごして回っていた。

 色々と回ってはみたものの、どうもパッとしないのだ。

 上を見ればキリがないし、かといって命を預けるものだから安物で妥協したくはない。


 これで四件目の防具屋だ。

 この店は新市街でも第三城壁に近い場所に店を構えている。

 ペロン防具店と書かれたその店は板金鎧やラメラーアーマー、革鎧、チェインメイルなど様々な鎧が所狭しと並べられてた。

 ミスリル製の防具も扱っているようで、価格帯は高いものの、品質の高い防具が多い。

 今見ているのはミスリルの輪を編んで作られたチェインメイルだ。 

 利点は軽くて丈夫で錆びないからほぼメンテナンスフリー。しかも重ね着して他の鎧と併用して使える。

 併用して使うとなると候補となってくるのは打撃に強いトロールの皮革を使った革鎧だろう。

 革鎧の下に着込めばチェインメイルの音もそんなに気にならないかもしれない。


「おう、熱心に見てくれてるな。何か気になるのかい?」


 ミスリルチェインメイルとトロールハイドアーマーの辺りをうろうろ見て回っていると、店主らしきがっしりとした体格の男性が声をかけてきた。

 元冒険者だろうか? 頬に傷跡があってかなりの強面だ。


「鎧を新調しようと思ってね。あっちのチェインメイルと、このトロールハイドアーマーを重ね着しようかと」


「板金鎧の方が丈夫だぜ?」


 そう言って店主は板金鎧のコーナーを指差す。

 あちらには品質の高い鋼鉄などで作られた板金鎧や、ラメラーアーマーが展示されている。

 ラメラーアーマーとは金属製の板片を紐で組み上げた鎧で、防御効果は高いが歩くたびに盛大にガシャガシャと音が鳴る。


「確かに、両方買うよりは板金鎧一着の方が割安みたいですね。どうして二着買うんですか? タイシさん」


「重いしガシャガシャ音がするだろうからな、魔物が沢山いるような場所じゃちょっと怖い。身軽で静かに、尚且つ防御力を高くするならこの組み合わせだろう」


 マールに対する俺の言葉に店主は笑みを浮かべた。


「いいねいいねわかってるねぇ。最近の若い奴は派手で見た目の良い板金鎧になびくもんだが、兄ちゃんは若いのに防具ってもののことをよくわかってるじゃないか」


 そう言って店主はバシバシと俺の背中を叩く。結構痛い。

 彼は店主のリッツと名乗った。ペロンというのは彼の奥さんの名前で、今は奥の工房で作業をしているらしい。

 その後も奥さんのノロケ話が続くこと続くこと。鎧買わせてくれよ、おい。

 マールは離れたところで小盾を試着している。今後装備するつもりなんだろうか。


「だろ? しかもうちのかみさんはな…」


「リッツ! またお客さんに絡んでんのかい! いいからあんたは黙ってカウンターに居ろっていつも言ってんだろ!」


 突如店の奥から聞こえてきた怒鳴り声にリッツ氏がびくりと身を震わせた。

 恐る恐る、と言った感じで声の主の方を見る。俺も違う意味で恐る恐るそちらへと視線を向ける。

 惚気話を聞いている時は恰幅の良い女性をイメージしていたのだが、聞こえてきた声が妙に甲高かったというか、幼かったからだ。


「わ、わりぃペロン、ちょっと興が乗っちまってよ」


「いいから! あんたはカウンターに行きな! ケツひっぱたくよ!」


「わかった、わかったよ。ったく、かなわねぇなぁ」


 とか言いつつデレッデレなリッツ氏。

 俺はリッツ氏をカウンターに追い払ってくれた奥さんを見下ろす。

 紛うことなき幼女であった。工具のようなものが満載されたベルトを腰に巻いていなければ、ただの幼女にしか見えまい。

 ふわふわの赤い髪の毛、釣り目気味の意志の強そうな目、つるーんぺたーんすとーん。


「あのおっさん、真性のロリコンかよ……」


「あァ!? なんか言ったかい!? あたしゃもう四十過ぎてるよ! 私みたいなドワーフから見りゃ人間はうすらデカ過ぎるんだよ!」


「いえなんでもありません!」


 思わず背筋を伸ばす。

 カウンターで何故かリッツ氏がハンカチを噛み千切りそうな表情をしていた。

 真性のロリコンでしかもドMかよ、業が深すぎるだろ常識的に考えて。


「で? ミスリルチェインとトロールハイドを重ね着するって? 悪くない選択だね、ミスリルのチェインメイルなら軽いから重ね着しても負担にならないからね。ちょっと屈みな」


 言われるまま屈むと、ペロンさんは俺に何度か抱きついたり、体をペタペタ触ってきたりした。

 リッツ氏がカウンターを叩いて震えている。お客様、当店では台パンは厳禁となっております。


「あんたもだろ。ほら、こっちにきな」


「はーい!」


「よしよし…ってこら! アンタがあたしを抱きしめてどうすんだい! 離しな!」


 ペロンさんがマールの抱擁を受けてもがく。

 リッツ氏は大興奮である。世界が世界ならキマシタワー! とか叫んでそうだ。とりあえずその目でマールを見るんじゃない、ぶっ叩くぞ。


「ペロンさん可愛い! うちの子になりませんか!」


「ならないよ! ったく…」


 ペロンさんはぶちぶち言いながらトロールの革で作られた革鎧の中から俺達に合うサイズのものを選び、ミスリルチェインを調整してくれた。

 試着してみる。

 多少シャラシャラと音は鳴るものの、想像よりも音はかなり抑えられている。

 重量は今までよりも多少増すものの、問題ない範囲だ。思ったよりもトロールの革――トロールハイドが柔軟で、動きやすい。


「どうだい? 多少重くなる程度でそんなに違和感ないだろ?」


「ああ、想像以上だな」


「でも、思ったより軽い割にはなんだか安心感がありますね。着心地も良いですし」


 マールが腕を伸ばしたり、くるりと回ったりして着心地を確かめている。

 やっぱいくら良くても着心地が悪いとなぁ。冒険中はずっと着たままになるわけだし。


「気に入ったかい? じゃあお値段の相談だ。とは言ってもトロールハイドは最近大量入荷があってね、実は少し値下がりしてるんだよ。本来なら二人分合わせて金貨70枚のところをミスリルチェインと合わせてずばり金貨50枚でどうだい?」


 他の店舗を回って見た限りでは、割と妥当な値段だ。

 この店は第三城壁の近くだし、壁内の屋敷に比較的近いのも良い。

 何より他の三店舗よりもモノの品質が良い。


「メンテナンスはどうすればいい?」


「ウチに持ち込んでくれればやってあげるよ。勿論手数料はいただくけどね」


 そう言ってペロンさんは薄い胸をドンと叩いた。

 俺が視線を向けるとマールもコクコクと頷く。


「よし、買った」




 金貨50枚を即金で払い、その足で俺達は冒険者ギルドへと向かった。

 残金は金貨にして約6枚弱、日本円にして六十万円弱ほどだ。

 これでも当面の生活に困るようなことは無いが、今後もどんどん装備をグレードアップさせて行く必要があるので、金を稼ぐのは必須事項だ。

 ついでにレベルも上げられれば言うことなし。


 ザワッ。


 俺が冒険者ギルドに足を踏み入れた瞬間、そんな効果音が聞こえそうなほどギルド内がざわめいた。

 なんなんでしょう、この雰囲気は。

 あれか、とろーるくらっしゃーのせいか。

 俺はなんとなくギルド内を見回す。なんか目が合いそうになった冒険者達が露骨に目を逸らす気がする。


「タイシさん、この前の件で悪い意味で有名になっちゃってるんじゃ…」


「その可能性は否定できない」


 気にしても仕方がないので、俺は頭を一つ掻いてからギルドカウンターへと向かう。

 カウンターに座っているのはあの日と同じ女性職員だった。

 なんでそんなにチワワみたいにプルプル震えてるんですか。


「い、いら、いらっしゃいましぇ!」


「いやいや、Dランク冒険者相手にそんなにビビらんでくださいよ。取って食ったりしませんから」


 受付の女性のあまりにも酷い動揺に流石の俺も苦笑せざるを得ない。カミッカミというかもう呂律回ってないレベルだよ!

 マールも横からひょいと出てくる。


「そうですよー、ちょっとメイスを握り潰したりしますけど怖くないですよー」


「おうコラ、折角怖がらせないようにしてるのに茶々入れるなよ…とりあえず、金を稼ぎたいんだ。討伐系のクエストは無いか?」


「え、ええっと……これ、とか?」


 受付の女性が出してきたのは確かに討伐依頼だった。

 ここから片道一週間、登頂に三日かかる山の上に住むといわれるスノードラゴンの討伐。

 報酬は確かに破格だけども、金は稼げるけども。違う、そうじゃない。


「いやいや、普通のでいいから。というかこれDランクに振る仕事じゃないでしょ? ランク相応の依頼でお願いします」


「あ、うー、えっと」


 ぱらぱらと依頼票の束を捲り、いくつかの依頼を提示してきた。

 定番のゴブリン退治に、ビッグホーネットの巣の駆除、ビッグボアの退治。

 どれも成功報酬は大銀貨1枚で、討伐報酬が別に出るようだ。

 ゴブリンが一匹辺り大銅貨5枚、ビッグホーネットは大銅貨2枚、ビッグボアは特になし。

 死体の単価はゴブリンが大銅貨2枚、ビッグホーネットは大銅貨1枚、ビッグボアは丸々一匹分で金貨8枚。

 俺の場合ビッグボアの死体は丸々持ち帰ってくることができるので、ビッグボアの依頼が一番稼げるだろうか?


「ビッグホーネットの巣の駆除が一番優先度が高くありませんか?」


 マールが横から口を出してきた。

 特に止める理由も無いので、見守ることにする。


「あ、はい。現場はここから馬車で二時間程の場所にある農村なんですけど、何でも村の中にまで出没し始めているので早急にということです。今朝一番で入ってきた依頼ですね」


 そう言って彼女はマールに依頼票を渡した。

 俺も横から覗き込む。

 現場に一番近い村は馬車で約二時間の場所にあるビエットという農村らしい。

 ビッグホーネットはこのビエット村だけでなく、近隣の農村にも被害を与えているのだとか。


「タイシさん、ビッグホーネットの退治に行きましょう! 困ってる人優先です!」


「ああ、わかった。足はあるのか?」


 俺の言葉に受付嬢がビクリと震える。ここまで怖がられるとちょっとショックなんだが。


「は、はい! この依頼を出しにきた方は午前中は新市街の市場で農作物を売って、正午に村へ帰るということでしたので便乗できると思います。バイソンという男性の方です。市場でビエット村のバイソンさんを探してもらえば大丈夫だと思います」


「そっか、じゃああまり時間がないな。悪いが家の者にこの依頼を請ける旨を伝えて欲しい、いくらかかる?」


 正午までそんなに時間がない。

 もしかしたら商品を早く売り切ってさっさと帰ってしまうかもしれない。バイソン氏と入れ違いになるのは困るな。


「えっと、依頼として出されるのであれば手数料込みで大銅貨一枚です。個人的に頼むのであれば、その半額くらいが相場でしょうか」


 そう言って受付嬢は併設されている酒場の方に視線を向ける。


「まだ信頼できる知り合いもいないんでな、確実に事を進めたいから依頼にするよ」


 俺は肩を竦めて大銅貨を1枚カウンターに置いた。

 受付嬢が出してくれた依頼票に必要事項を記入し、伝える内容を書き記す。

 依頼の内容と、向かう農村の名前、今日は帰らないだろうという内容で十分か。


「こんなもんでいいかな?」


「十分だと思います! 王都での初依頼、胸が高鳴りますね!」


 そう言って目を輝かせるマール。なんだかマールのこういう表情は久々に見た気がするな。

 俺も久しぶりの依頼だから気合を入れないとならんな。格下の魔物とは言え、足元を掬われないように気をつけないと。


「では、Dランク冒険者のタイシ=ミツバさん、Eランク冒険者のマールさん。ビックホーネットの巣の駆除、お願いしますね」



新章に突入です。

よろしくお願いします。

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