下書き

ヒロインにするにはあまりに不向きなメルピアットのエルフ、メィファ＝オーフェンの恋物語です。
テーマは恋愛要素を含むファンタジー作品。～を含む・・・なので、たぶんメインはファンタジー（笑）。

あらすじ

　運命の出会いは、あります！
　母に乞われて旅に出たメィファが出会った男（メルビル）は、彼女が思い描く理想の王子様。冷たくあしらわれたくらいじゃ諦められない。だって運命の出会いだから。
　補導されたくらいで、死神に狙われたくらいで、炎をかぶったくらいで諦められるような恋なんて恋じゃない。彼女はただひたすらに彼を追い、そして次元をも超えてゆく。
　一方で呪われた運命を背負いながら死に場所を求めるメルビルも、ラナという少女に出会い、メィファとの出会いが本当に運命的であったことを知る。
　もっとも、それは神話の時代からの残酷な因縁であり、彼を苦しめてきた張本人は、彼女であった。
　……真実の先にたどり着いた互いの結論は、もう一度出会うこと。

　エルフの住む神秘的な森の一角で、彼女はいつまでも身支度を整え彼を待った。
　最期の時を、彼と分かち合うために。
　エルフの住む神秘的な森を、彼は一路、彼女を求めて歩き続けた。
　最期の時を、彼女と分かち合うために。

2019年5/10
第四節を撤収しました。
以後の方、この物語は読まれても完結しません。