●Novegle対応ページ ◎作者:北極猿 ◎カテゴリ:文学 ◎あらすじ:家族と離れて過ごしていた<僕>は、祖父の葬式があるからと、数年ぶりに実家に戻る。そこで待っていたのはいくぶん辟易とする、昔と変わらない家族の姿だった。歳を追うごとに他人のようになっていく弟、孤立する父らのあいだに挟まれながら、<僕>はやはり、ここは自分のいる場所ではないと感じる。しかし実家を離れる前の晩、弟が一本のカセット・テープを持ち帰ってくる……。 ◎長さ・状況: ◆携帯電話版
夢を忘れた眠り(午前零時の再放送)
作:北極猿



 あらすじ
家族と離れて過ごしていた<僕>は、祖父の葬式があるからと、数年ぶりに実家に戻る。そこで待っていたのはいくぶん辟易とする、昔と変わらない家族の姿だった。歳を追うごとに他人のようになっていく弟、孤立する父らのあいだに挟まれながら、<僕>はやはり、ここは自分のいる場所ではないと感じる。しかし実家を離れる前の晩、弟が一本のカセット・テープを持ち帰ってくる……。


 Nコード
N9794D


 文字数(読了時間)
20224文字(約41分)


 種別
通常小説[連載完結済作品(全6部分)]


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 ジャンル
文学

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 キーワード
眠小説 


 出だし150文字
八月まで梅雨が長引くと言われていたのだが、弔問の日は運よく晴れ渡った。僕はうちの家族とちゃちな菜園の柵をまたぎ、くさいきれのする裏庭を抜け、通りで父親が車を回してくるのを待った。向かいの林では、鳥たちがばたばたと羽を踊らせて枝から枝へと飛び移るのが見て取れ、枝がしなるたびに路上に水滴が垂れた。外は




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