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小説家 鈴懸(すずがけ) 〜月猫物語〜
作:きつねぼうや



 あらすじ
小説家をめざす一人の男。自分には才能があるのに、運がないと思いこんでいる。そんな男のところへ、上品なシャムネコが毎晩かよってくるようになる。男は、このシャムネコの気まぐれな行動をもてあますが、そのかわりに、少しずつ運がめぐってくるようになる。さてこの男、運をつかみ小説家になれるのだろうか。


 Nコード
N9760A


 文字数(読了時間)
8282文字(約17分)


 種別
通常小説[短編作品]


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 ジャンル
文学

 キーワード
シャムネコ 三毛猫  原稿 満月 


 出だし150文字
書きかけの原稿を前に腕をくむ男。男はイスの背に体をあずけ、目をつぶっている。その男の背後には、手あかまみれの窓があり、わずかに開けられていて、夏の夜の風が入りこんできている。その窓のすきまから、息をひそめ、男のようすをうかがう、あやし気なものがある。そいつは、つぎの瞬間、窓から音も




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