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創作していて思ったことを、徒然なるままに 作者:ルーラー
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二次創作

初出:2008年4月9日
今日はちょっと『二次創作』に関する話でも。
まあ、僕の場合は『二次創作小説』になってしまいますけどね(苦笑)。

二次ってなんだかんだで『愛』がなければ書けませんよね。
その世界観が好きで、そのキャラが好きで、もう本当にそれを書いているのが楽しくって仕方がない、そんな感情がないとなかなか書けないといいますか。

まずキャラを主体に書く場合は、そのキャラを自由自在に動かせるくらいには、そのキャラのことを知っておく必要があるわけで。
で、そこまで知ろうとするのって、その作品が好きじゃなければ、もう、ちょっと苦痛ですらあったり(笑)。

さらにちょっと考察(?)を進めてみると、オリジナルキャラばかり出して、その物語の世界に登場させるのは、その作品を好きなのか、その世界観が好きなのか、あるいはただ単にちょうどいい世界観が自分の脳内にないから、また新しく『世界』を創るのが面倒でその作品の世界観を使っているだけなのか。

僕はそうでもないですが、本当の意味で『二次創作』をしている人って、カップリングにこだわっていますよね。
あるいは自分をトレースしたオリジナルキャラを出して、その作品のヒロインとくっつけてみたり。
でもそれは、ある意味で本当にそのキャラが――原作キャラが好きだからできるんだろうなぁ、とも思います。
むしろ、その作品の世界観だけ使って、オリジナルキャラばかりで物語を進めるのは、なんか、原作キャラを愛してはいないのだろうなぁ、と思います。

まあ、僕自身はストーリー主体の書き方をするタイプなので、『ハーメルン』で連載している『マテリアルゴースト』(富士見書房)が原作の二次創作小説『いつまでもあなたのそばに』なんかは、基本、メインで動くのは原作キャラ、でも事件を発生させるのはオリジナルキャラ、みたいな形式をとっていますが。

なにを言いたいかというと、その作品が好きなのにその作品の原作キャラをまったく出さないというのは、なんか、その作品のどこが好きなのかなぁ、と疑問に思ってしまうのですよね。
実際、『いつまでもあなたのそばに』で主人公たちのポジションにオリジナルキャラを配置したら、もう『『マテリアルゴースト』のどこが好きなの?』と訊かれても、困ってしまうだけでしょうし(苦笑)。

でもオリジナルキャラばかりで構成することが、悪いと言いたいわけでもないのですよね。
ただ、なんというか……。
そう、僕が『小説家になろう』に掲載している『在りし日の思い出』なんかは『まほらば』(スクウェア・エニックス刊)のリメイクなのですよ。建物の名前を変えて、学校名を変えて、そしてキャラ名を変更して。
そうしているときに、ふと思ったのです。

昔、この作品を書いているときは『まほらば』が心底好きで、原作キャラたちを会話させるだけで楽しかったけれど、じゃあ、オリジナル作品で同じことをやっても、同じシーンを書いても、それは果たして楽しみながら書けたのかな、と。

つまり二次創作として書いた最大の理由は、原作キャラを自分の思い通りに動かしたかったから、だったのですよね。
その動機がなかったのなら、適当な学校の名前を当てはめて、キャラクターもその作品からトレースして、と、そんな風にしてオリジナル作品を作ったほうがよっぽどになったんじゃないかな、と思う気持ちもあったりで。
実際、『彩桜学園物語~在りし日の思い出~』はそうしていますからね。
そして、このほうが世界観を広げやすいことも事実です。

でも『楽しく書く』のを第一とするのなら、『二次創作』はかなり楽しめる率が高いというのもまた事実でして。

むむぅ。まあ、つまりは。

『二次創作』を書く人って、その『二次要素』をどれだけ残しているのだろう、とふと思ったのです。
僕の場合は『その世界の原作キャラを削らず』、市販のオリジナルとはまた『違ったストーリー』を、オリジナルキャラを『スパイス程度に交えて』書こうと思っているわけなのですが。

ああ、なんかまたわけのわからないことを長々と、って感じですね(苦笑)。
本当、『二次創作』の定義って曖昧だからなぁ。
『愛している』という言葉が持つ意味――濃さとでもいうべきものの度合いも、人それぞれですし……。
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