ライバルは婚約者!?(8/19)縦書き表示RDF


私ってキスねたが好きなのヵなぁ・・・。
ライバルは婚約者!?
作:奈津美



*7 「キスやてー!」


「平次さん、熱下がりませんねぇ。」

「は、はぁ。」

「大丈夫です、平次ならすぐ直るから。」

「けど、心配でしょう?」

「ま、まぁ・・・。」

この人・・・凄い。

話すだけで疲れるぞ・・・・。

「うーん・・・おかゆ作ってきますね。」

「かまわんといて下さい。」

「いいんです、あなたのためですから。」

そう言って部屋を出て行った。

「・・・・疲れた。」

「私もや。」

和葉に言うべきやな。

同居のこと・・・。

けど、和葉はどういう反応するんやろか。

「あんな・・・和葉。」

「なんや?」

「実は・・・上野さんと同居することになってしもうた。」

「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

予想以上の驚きっぷりだった。

「いやや・・・。」

「和葉・・・?」

「いやや!同居なんていやや・・・。」

「和葉・・・。」

俺かて、好きで同居する訳でもないねん。

する気もないねん。

「平次・・・同居する気ないよなぁ。」

「あたりまえやないか。」

「いやや・・・平次があの人と付き合ってしもうたら。」

「ありえへん・・・。」

ん?

なんで和葉は嫌がっとんのや?

・・・・??

ガチャ

「平次さん、おかゆですわ。」

「どうも・・・。」

和葉はおかゆを食べるためのれんげを素早く取った。

「フーフー。」

和葉はおかゆをれんげで取って、息で冷ます。

「平次、はいアーン。」

俺は恥ずかしながらも口を開けた。

「おいしいですか・・・・?」

「おいしいです。」

「そうですかぁ。」

平次はぺロリと全部たいらげた。

それから体温計で熱を計る。

ピピピピピピピピ

「あ、鳴った。」

「ちょっと、見せてーや。」

熱は三十七度五分だった。

「少し下がったで、よかったぁ。」

「サンキューな。」

「ええって。」

「上野さんもおおきに。」

「いいえ。」

俺は横になった。

少しでも早く熱を下げなアカンからな。

「平次さん・・・。」

「なんです?」

「・・・・。」

チュッ

「・・・・・。」

「早く・・・治して下さいね。」

上野さんはそう言ってから

部屋を後にした・・・・。

「平次・・・・。」

和葉は震えてた。

「今、何したん・・・?」

「おでこに・・・キスした。」

「誰が?」

「くれはさんが・・・。」

「・・・・・。」

キス・・・?

上野さんが・・・?

俺に・・・

キス。

「キスやてー!!!」

俺は驚きが隠せなかった。

バーン!

雷がまた落ちた。

嵐の予感や・・・・。



作者「みなさん、すいません。」
和葉「なに謝ってん?」
作者「なんかまたキスねたになってしまって。」
和葉「そやで、全く・・・。」
作者「いや、あなたが怒るといったらキスヵな?って」
和葉「う・・・・。」
作者「ではではいつもの決め台詞!」
二人「真実はいつも一つ!」











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