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  蒼き流星 作者:的中青矢
始まりの螺旋
第4話   ノイズチェンジ
「はぁぁー! ロックバスター!」

けれど、それも虚しくすり抜けてしまう。

『どうしました? その程度の力で地球を3度も救ったのですか?』

「ク・・・・・」

スバルは赤い電波体に攻撃を1度も当てられていない。

『為す術なしですか・・・・ではコチラからいきましょう。ファイアボール』

マントのなかから火の玉が十数個出てくる。

『へ! こんなの簡単に避けられるぜ!』

動きは速くなく、むしろ遅い。余裕で避けられる。

ファイアボールを避けながらロックバスターを撃ち続ける。けれど、行く先々に、ファイアボールが邪魔をしてくる。

「遅いのに、追尾性能がすごい」

ファイアボールはまだスバルを追いかけている。

『フフフ、大丈夫ですか?』

気が付くと、前にファイアボールがある。左右も見る。けれどそこにもファイアボールがある。そして後ろにもある。

『な、追い詰められていたのか!』

スバルに十数個のファイアボ-ルが、360度から迫ってくる。

『スバル、上だ!』

「うん!」

スバルは上にジャンプした。けれど、スバルの目の前に、赤い電波体が瞬間移動した。

『甘すぎますよ、マジシャンズライトニング!』

首を掴まれた、途端にスバルに物凄い電流がなられる。

「ぐわあああああああ!」

電波体は手を離す。ダメージが大きすぎてスバルはただ下に落ちていく。そして下には、さっきのファイアボールが合体して、大きくなっていた。

『・・・あなたには失望しました。さようなら。プロミネンス・バーン』

そしてファイアボールが、爆発した。

 スバルは黒コゲになっていた。かろうじて電波変換が解けていないにしても、もう立てない。

『あなたが弱すぎた場合には、あの方から抹殺の命令が出ています。・・・けれど、ただやるのではつまらないと、あの方はあなたの目の前で、この町を消すよう命じられました』

「・・な・・・ん・だ・・て」

そんな自分がやられるだけでなく、町のみんなが死んじゃうなんて、そんなこと

「あ・・ちゃ・いけ・ない・・・んだ!」

『・・・スバル・・・・』

「ウォーロック・・・頼みがある・・・」

『・・・なんだ?』

「ノイズ率を上げて欲しい・・・・」

なにもしないより、可能性に賭けてみたい。

『分かった・・・いくぞ!』

スバルはなんとか立ち上がった。

『・・・うおおおおおおおおおおおおおお!』

ノイズ率が急激に上がった。そして

「ノイズチェンジ!」

これまでにないまばゆい光が、スバルとウォーロックを包んだ。
ウォーロックがノイズ率を上げるというのは、流星3のユーモアワードにありました。最終的には燃え尽きちゃいますが、この作品では燃え尽きませんよ。次話のノイズチェンジは、あのヒーローです。


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