ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
  蒼き流星 作者:的中青矢
燃え尽きない恵みの森
第62話  バス
「ふぁ~・・・・・よく寝た」

スバルは起き上がった。

さんさんと降る日光がスバルを照らす。

「ウォーロック今なん───」

スバルは言葉を止めた。

今は6時。ウォーロックはまだハンターの中で寝ていた。

「・・・・・早すぎたな」

まだ準備をしてなかったので準備をする。

まあ、財布さえあればなんとかなるのだが。

それと着替えてしまう。

いつもと変わらない服装、気に入ってるからこれを着ているのだが、カイ曰く「毎日毎日着てるから気持ち悪い」と言われている。

『・・・・お、朝か・・・ってスバル、もう起きたのか!?』

ウォーロックが跳ね起きた。いや、ベッドで寝ていたわけではないのだが、そんな感じでウォーロックは起きた。

『・・・・・今日は絶対なにかあるな・・・・』

「そんなこと言わないでよ・・・・」

縁起でもないことを言わないで欲しい。これから遊びに行くのにそんなことを考えないで欲しい。

知らず知らずのうちに眼が細くなっていた。

『あ・・・・悪かった』

とウォーロックが謝った。けれど自分ではなぜ謝ったか分からない。

着替え終わってしまった。時間はまだある。集合時間は9時半だったはずだ。

「・・・・どうしよっかな~」

しょうがないので朝ごはんが出来るまでにハンターでテレビでも見ることにした。

ニュースしかなかったが、スバルはそれを見ていた。



















「あ~、今日は遊びに行くのか~」

ミソラはベランダで太陽を見て背伸びをしていた。町並みの風景がミソラの翡翠色の瞳に写る。

『じゃあ、お化粧しないとね♪』

ハープがミソラに言った。声からして楽しそうだ。

「うん!ちゃんとしないとね!」

ミソラは化粧台の前に座って、化粧を始めた。

これから会う人にかわいいと言って貰う為に。




















もう9時になろうとしていた。

当然カイも起きている。

「よ~し、これでいいか」

適当に服に着替えた。濃い群青に近い青色のTシャツに白のズボン。

銀色の髪がやけに輝いている。今日は晴天だ。

『カイ~』

「なんだ?ゲイル」

ゲイルがだるそうに話しかけてきた。

『俺、どっか行くわ~』

「・・・・なんで?」

『今日はいい風吹かないから~』

「・・・・・あっそう」

去る者追わず、だ。それがカイのポリシーだ。

『じゃあ、どっか行ってくる』

といってゲイルはどっかに飛んで行ってしまった・

「・・・・なにしに行ったんだ?」

けれどもうすぐ集合時間だ。さっさとバス停に行ってしまおう。

昼食の金と空のハンターを持ってバス停に向かった。




















そしてバス停

「スバル君も遅れずに来たし、ばっちりね!」

ルナがそう言った。カイはその声をうるさそうに聞いていた。

今回は全員が時間通りに揃っていた。ミソラは先にTKシティに行っているらしい。その方が近いからだ。

「じゃあ、行くわよ!」

みんながバスに乗っていく。

(楽しいといいな~・・・・)

スバルは心の中で思った。


















『今日襲うか・・・・・』

ウェーブロードの上で、水色の電波体がそう言った。

『だが・・・・まだだ・・・・』

ぶつぶつ呟いている。

『もう少し、待つとしようか・・・・・』

電波体もまた、TKシティに向かっていった───
さあ、最後の剣士は誰?・・・・・と言ってもアレなんですけどね・・・・

では、次話もご期待を!


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。