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  蒼き流星 作者:的中青矢
始まりの螺旋
第2話   電波変換
「は~い、じゃあ今日の授業は終わり」

みんなは一斉に自分の帰りのように取り掛かる。そんな中、スバルのハンターにメールが来た。

「メール? 誰からだろう」

スバルには友達があまりいない。同じ6-Bの委員長とゴンタとキザマロはメールをしてくる意味がないので、残っているのは、この学校でない友達と、WAXA関係の人に限られる。メールを見てみると

「ミソラちゃんだ」

途端に大半の男子がスバルを見る。いや、睨みつけると言った方が正しいだろう。

響ミソラと言えば、ニホンのトップアイドルだ。そんな人からメールが来たのを羨ましがらない男子がどこにいる。

「ねぇ、響ミソラからメールが来たって、ホント?」

近くの男子が聞いてきた。顔が恐い。

『(バカだな、スバル。こうなることは分かってただろ?)』

他の誰にも聞こえないように、小声で話す。

「(うるさいよ、ウォーロック。なにか策とかない?)」

『(あるにはある……)』

その時心底スバルは驚いた。あのウォーロックが、単調でからかわれやすいウォーロックが、策を練れるとは。今日は4月の下旬なのに雪でも降るんじゃないのか。

『(けどな、条件がある)』

「(…何?)」

『(帰ったらウイルス退治に行きたいんだ。このごろ腕がなまっててな)』

メテオGの事件の後、まともに戦っていないのだ。好戦的なウォーロックはここの所戦いたくて仕方がなかったのだが、スバルが渋っていたのだ。

(・・・・・・・)

メンドクサイ。だけど、このままやられるくらいなら

「(分かった。で、策って?)」

『(簡単だ、それは)』

「(それは?)」

『電波変換だー!』

いきなり大声でウォーロックが叫んだ。もはや最終手段をここで使うとは思わなかった。そしてスバルは

(そんなの僕でも最初に思いついたよ~)

だが時既に遅し。
 
「逃げる気か? スバル」

眼が本気だ。このままだとヤバイ。この事態を打破するには

「ウォーロック!」

「おお!」

「トランスコード シューティングスターロックマン!」

まばゆい光が、スバルを包み込み、スバルはロックマンになった。
「ウォーロック、屋上に」

帰りの荷物をもって、スバルは屋上に向かった。

「待て、スバル~」

ミソラファンの男子は、スバルを追いかけた。

 残された女子(1人を除いて)と極少数の男子ゴンタとキザマロはただ、

「スバル(君)ってバカだな~」

と思っていた。そしてある1人の女子は、

「スバル君~明日覚えてらっしゃい~」

他でもない白金ルナだが。ゴンタとキザマロの「バカだな~」は委員長のことも含めてである。

「・・・俺、スバルに明日休んだほうが身のためだってメールしたほうがいいかな?」

それも

「ゴンタ、今なにか言った~?」

地獄耳のルナには聞こえてしまう。

 そのあと、ゴンタの断末魔が教室から聞こえたのは、言うまでもない。
今回はギャグに回ってしまいました。次からはバトル路線、少し恋愛・ギャグの予定です。応援よろしくお願いします。


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