「サーチソウル!」
スバルの姿が変わっている。一言で言うならば、狙撃手だ。体は濃い緑色になり、左手はスコープガンになっている。バイザーは左目だけになっており、水色になっている。
『それがおまえの、200年前の英雄の力か』
「そうだ!」
『これでおまえに勝ち目はないぜ!』
『どうかな!』
スバルがスコープガンを構える。
『おまえらは俺の相手として認めよう。俺の名は、ブラフマ・ウォーターカレントだ!』
「いくぞ! スコープガン!」
『アクアアロー!』
弾と水を纏った矢が何度もぶつかり合う。ミソラはそれをただ見ていることしか出来ない。
「・・・ハープ・・・・・」
『大丈夫よ、あなたは悪くないわ。それにまだ戦いは終わっていない。きっとなにかできることがあるはずよ』
無力なミソラを、ハープは慰めた。
『うおおおおお、ウォーターサルンガ!』
一直線に3つのアクアアローを撃ってきた。貫通力は絶大だろう。
「サークルショット!」
ギリギリまで溜める。そして、それを一気に放射する。3本の矢は破壊され、弾はウォーターカレントに向かう。
『クソ・・・・』
避けようとするが、追尾してくる。
『なに! がはああああああ!』
サークルショットはウォーターカレントに当たった。今度は確実に効いている。
『ハァハァ・・・・』
『大人しく降参したらどうだ?』
『いやまだだ!』
ウォーターカレントは狙いをミソラに定めた。咄嗟のことにミソラは反応できない
『ウォーターサルンガ!』
「ミソラちゃん、危ない!」
スバルはウォーターサルンガとミソラの間に割って入った。
「ぐはあああああああ!」
「スバル君!」
スバルは力なく倒れる。自分が弱いからスバルが攻撃を受けた。自分の所為だ。自分が弱いから────
「大丈夫だよ・・・ミソラちゃん・・・・」
「ッ! スバル君、立たないで!」
もう立たないで。これ以上スバルが傷つくのを見たくはなかった。
「ミソラちゃんは・・・僕が守るから・・・・・」
「え!」
「ミソラちゃんがいてくれたから、今の僕があるんだ」
ミソラがスバルの傍による。
「もう喋らないで!」
ミソラは泣いてしまった。なんで自分のためにここまで
「僕はその恩を返せていない、だから、何度でも」
脇腹を押さえながらスバルは立ち上がる。
「立ち上がるんだ!」
『フ、ずいぶんと滑稽だな。そんなにその女を守りたいか』
「・・ああ!」
『覚悟か・・・・・俺にも昔あったものだ。今ではないがな・・・・』
ウォーターカレントが有利とはいえ、ウォーターサルンガ以上の威力のサークルショットを喰らっているのだ。どちらも満身創痍といったところだ。
『・・・おまえの覚悟と俺の忠誠心、どちらが強いか、証明しようじゃないか』
『言われなくてもそうするつもりだ!』
2人が自分の武器を構える。これが最後の攻撃だ。
『オーシャンズウロボロス!」
「EFB インフィニティバレット!」
青い蛇と、無限の弾が真正面から激突した。
『うおおおおおおおおっ!』
「はあああああああああ!』
連射だと銃のほうが断然強い。けれど、オーシャンズウロボロスは水を纏っていて、弾は水流で威力を軽減してしまう。そして、矢で弾を破壊されてしまう。徐々にスバルは押される。
『スバル、気張れよ!』
「分かってる!はあああああああ!」
けれど、それでもオーシャンズウロボロスのほうが強い。
『ミソラ!』
「うん、パルスソング!」
ミソラの音色が、オーシャンズウロボロスに当たる。音は水の中だと、陸上の何倍ものスピードで伝わる。そしてその音の行き先は
『なんだこれは!ぐわあああああああ!」
パルスソングは相手を混乱させる技だ。それが水のなかから一気にきたのだから、その威力も馬鹿にならない。その怯んだスキに
「これで終わりだ、インフィニティバレット!」
『ぐはあああああああああ!」
無限の弾が、ウォーターカレントに襲い掛かる
銃撃戦というよりは、お粗末なものになってしまった気がします。サルンガやブラフマなどは神の矢のことです。オーシャンズウロボロスは、アクアアローの超連射と考えてもらって結構です。それが一直線にあるので、蛇のようになるというわけです。
必殺技も、分かりやすい、ウラを返せばひねりがないものになってしまいました。最後の最後で活躍したハープ・ノートは、新しい必殺技を作りたいと思います。可哀想なんで。
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