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  蒼き流星 作者:的中青矢
全てを押し流す水弓
第10話  銃撃戦
「サーチソウル!」

スバルの姿が変わっている。一言で言うならば、狙撃手だ。体は濃い緑色になり、左手はスコープガンになっている。バイザーは左目だけになっており、水色になっている。

『それがおまえの、200年前の英雄の力か』

「そうだ!」

『これでおまえに勝ち目はないぜ!』

『どうかな!』

スバルがスコープガンを構える。

『おまえらは俺の相手として認めよう。俺の名は、ブラフマ・ウォーターカレントだ!』

「いくぞ! スコープガン!」

『アクアアロー!』

弾と水を纏った矢が何度もぶつかり合う。ミソラはそれをただ見ていることしか出来ない。

「・・・ハープ・・・・・」

『大丈夫よ、あなたは悪くないわ。それにまだ戦いは終わっていない。きっとなにかできることがあるはずよ』

無力なミソラを、ハープは慰めた。

『うおおおおお、ウォーターサルンガ!』

一直線に3つのアクアアローを撃ってきた。貫通力は絶大だろう。

「サークルショット!」

ギリギリまで溜める。そして、それを一気に放射する。3本の矢は破壊され、弾はウォーターカレントに向かう。

『クソ・・・・』

避けようとするが、追尾してくる。

『なに! がはああああああ!』

サークルショットはウォーターカレントに当たった。今度は確実に効いている。

『ハァハァ・・・・』

『大人しく降参したらどうだ?』

『いやまだだ!』

ウォーターカレントは狙いをミソラに定めた。咄嗟のことにミソラは反応できない

『ウォーターサルンガ!』

「ミソラちゃん、危ない!」

スバルはウォーターサルンガとミソラの間に割って入った。

「ぐはあああああああ!」

「スバル君!」

スバルは力なく倒れる。自分が弱いからスバルが攻撃を受けた。自分の所為だ。自分が弱いから────

「大丈夫だよ・・・ミソラちゃん・・・・」

「ッ! スバル君、立たないで!」

もう立たないで。これ以上スバルが傷つくのを見たくはなかった。

「ミソラちゃんは・・・僕が守るから・・・・・」

「え!」

「ミソラちゃんがいてくれたから、今の僕があるんだ」

ミソラがスバルの傍による。

「もう喋らないで!」

ミソラは泣いてしまった。なんで自分のためにここまで

「僕はその恩を返せていない、だから、何度でも」

脇腹を押さえながらスバルは立ち上がる。

「立ち上がるんだ!」

『フ、ずいぶんと滑稽だな。そんなにその女を守りたいか』

「・・ああ!」

『覚悟か・・・・・俺にも昔あったものだ。今ではないがな・・・・』

ウォーターカレントが有利とはいえ、ウォーターサルンガ以上の威力のサークルショットを喰らっているのだ。どちらも満身創痍といったところだ。

『・・・おまえの覚悟と俺の忠誠心、どちらが強いか、証明しようじゃないか』

『言われなくてもそうするつもりだ!』

2人が自分の武器を構える。これが最後の攻撃だ。

『オーシャンズウロボロス!」

EFBエグゼフォースビックバン インフィニティバレット!」

青い蛇と、無限の弾が真正面から激突した。

『うおおおおおおおおっ!』

「はあああああああああ!』

連射だと銃のほうが断然強い。けれど、オーシャンズウロボロスは水を纏っていて、弾は水流で威力を軽減してしまう。そして、矢で弾を破壊されてしまう。徐々にスバルは押される。

『スバル、気張れよ!』

「分かってる!はあああああああ!」

けれど、それでもオーシャンズウロボロスのほうが強い。

『ミソラ!』

「うん、パルスソング!」

ミソラの音色が、オーシャンズウロボロスに当たる。音は水の中だと、陸上の何倍ものスピードで伝わる。そしてその音の行き先は

『なんだこれは!ぐわあああああああ!」

パルスソングは相手を混乱させる技だ。それが水のなかから一気にきたのだから、その威力も馬鹿にならない。その怯んだスキに

「これで終わりだ、インフィニティバレット!」

『ぐはあああああああああ!」

無限の弾が、ウォーターカレントに襲い掛かる
 銃撃戦というよりは、お粗末なものになってしまった気がします。サルンガやブラフマなどは神の矢のことです。オーシャンズウロボロスは、アクアアローの超連射と考えてもらって結構です。それが一直線にあるので、蛇のようになるというわけです。 
 必殺技も、分かりやすい、ウラを返せばひねりがないものになってしまいました。最後の最後で活躍したハープ・ノートは、新しい必殺技を作りたいと思います。可哀想なんで。
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