挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
異世界に転生したら村八分にされた 作者:狐谷まどか

第3章 奴はカムラ

67/552

61 新たな集落をつくります

 俺の名はシューター、三二歳。
 猟師だけど最近騎士にもなった奴隷身分の村人だ。

 俺の家は猟師小屋だ。
 この猟師小屋の住人は都合四名である。
 ワンルームマンションに大人四人が生活している図を想像してほしい。
 とても狭い。

「おはようございます、シューターさん」
「やあおはよう。昨晩はゆっくり眠れたかな?」
「おかげさまで窮屈でした」

 朝の挨拶を正妻カサンドラに俺がすると、率直な意見が帰って来た。

「お、おはようタンヌダルクちゃん」
「おはようございます旦那さま。ベッドが狭くて夜中に三回転げ落ちそうになりましたよ。早く何とかしてくださいよ?」
「しょうがないだろ。君の嫁入り道具が無ければさらに狭かったと思うよ」
「蛮族の領主さまにお願いして、早く新居を作ってもらって下さいよ! ご褒美でお家がもらえるんでしょ??」

 俺は野牛の族長から妹の結婚祝いにと、この部屋には不釣り合いなほど大きなダブルベッドをプレゼントにもらった。
 ただしこの世界の常識に照らし合わせて大きい、というだけだ。
 元いた日本ではたぶんセミダブルにも届かない大きさだ。
 ここに夫婦三人で川の字になって寝ていたので、一番外側にいるタンヌダルクちゃんは、誰かが寝返りを打つたびに転げ落ちそうになったのだ。
 時期を見て早めにどうにかしないといけない。

「キュウウウ!」
「バジルは寝台で暴れてはいけません。あと、おしっこの時はちゃんとお母さんか、タンヌダルクちゃんを起こすんですよ?」
「キュッキュッベー!」

 近頃反抗期のバジリスクのあかちゃんは、昨夜から我が家にやって来たばかりのタンヌダルクちゃんをまだお母さんと認めていない、親戚のお姉ちゃんより酷い扱いだ。
 こちらも早くどうにかせねばなるまい。

「おはよう、シューターさん」
「やあおはよう、昨日はゆっくり……」
「独り寝は、寂しかったよ」
「おうそうか、快適だったようだな」

 けもみみのエルパコは、もともと俺が使っていた細長いベッドで寝てもらったのだが。
 そりゃそうだ、カサンドラとも新婚だったのに、そこに新しい嫁タンヌダルクがやって来たわけだ。
 そんな新婚夫婦の家に同居させられる立場のエルパコは、さぞもんもんとした夜を過ごしただろう。
 ごめんねエルパコ。
 これもどうにか何とかしなくちゃいけない。

 猟師小屋はとにかく狭いまどりだったのに、ダブルベッドまで運び込まれてしまったので、居住空間がますます狭くなっていた。
 どうにかしなければならない、本当に。
 ちなみに前にカサンドラが使っていた寝台は、移民の寝床が足りなかったので、さっそく女村長によって運び出されてしまった。
 無駄なものは何ひとつないのである。

「そ、それじゃ俺はエルパコと畑の手入れをしてくるからな。奥さんたちふたりは、さっそくお洗濯にとりかかりなさい」
「シューターさん、そういうわけにはいきませんよ。村長さまに朝一番でお家の事をかけあうと言ってたじゃないですか?」
「そうですよう、はやく広いお家に引っ越したいですわたし。小さな小屋に四人も詰め込まれて、これじゃまるで奴隷小屋じゃないですかぁ」
「ちょっと、ダルクちゃん。わたしの旦那さまのお家を、奴隷小屋だなんて失礼じゃないですか!」
「でも旦那さまは奴隷だし、わたしたち奴隷の妻ですよう」
「そうですけど……」

 妻と妻に両腕をホールドされていたが、慌てて引き離すとエルパコを引っ張って畑に向かった。

「行くぞエルパコ、男は黙って野良仕事だ」
「い、痛いよシューターさん、やさしくして……」

     ◆

 畑仕事を終えたところで女村長に呼び出しを食らった俺である。
 新妻たちには「一日も早く新居を用意してもらう様に女村長に言ってください!」と念押しされてしまった。
 しかたなく女村長の屋敷に行くと、彼女の命令で連れだって湖畔へと足を運ぶことになった。
 アレクサンドロシアちゃんと俺、労働ゴブリンやら犯罪奴隷たちを引き連れてである。

 女村長によって騎士爵アレクサンドロシア配下の騎士に叙勲されたからと言って、日々の生活に何か大きな変化があったかというと、そういう事は無かった。
 いつも通り森に出かけて生活のために狩りをする事は当たり前であり、朝には畑に出て草むしりや水やりする事も変わりない。
 ただひとつ、村から女村長の跡取り義息子ギムルがいなくなったので、俺がその代わりに女村長によく呼び出されるようになったことぐらいだろうか。

「この湖畔を望む小高い丘を中心に、新たな集落をつくる事にする。現在の村の中心地から少し距離があるが、ここは守りにも最適で、また村と野牛の一族の居留地とも近い。将来はここを領地経営の中心地として考えておるゆえ、お前は人員を差配して、ここに城と集落を築け」
「この丘に城を築く、ですか」
「そうだ、ここからは周辺がよく見渡せるだろうシューター。我がサルワタの森とその開拓村は、王国から見ればただの最果ての国境地帯に存在する僻地の村だ。しかし考え方によってはこの先には誰のものでもない土地が無尽蔵に広がっているのだ」

 ドレス風のいつもの服の上から騎士装束を珍しく(まと)ったアレクサンドロシアちゃんは、小高い丘から湖一帯と、その周辺には広大なサルワタの森を見回してそう言った。
 確かにサルワタの森は広大だ。
 村人たちの知っている森の地理関係というのは、せいぜい村や集落から歩いて半日程度の距離範囲までである。
 さらにその外側の地理となれば、これまでは猟師たちだけが知っているエリアだった。
 その猟師たちも半数近くがワイバンーンとの戦いによって死んだので、ッワクワクゴロさんやニシカさんといったヴェテランだけが詳しくその情報を知っているという有様である。
 女村長は現状を打開しようと考えているのだ。
 新たに街から呼び入れた冒険者たちを使って、今もマッピング作業が地道に行われていた。

「わらわたちの村は開拓村だ。開拓村という性質上、今までは無秩序に家を建て増しするという方法で発展して来たのだが、」

 丘から見下ろせる、俺たちの足元にあつまった人間たちを見下ろして、女村長が続けた。

「湖畔の集落は何れ、恒久的にこの土地を支配するための街へと発展させるつもりだ」
「なるほど、恒久的な街」
「そうだ。お前もブルカを見て、この村を見た時に気が付いた事があっただろう。ん?」
「家の造りが街に比べて、貧相という事ですか」
「痛い事をあっさりと見抜いておる様だが、まったくその通りだ」

 ころころと笑ったアレクサンドロシアちゃんが、腰に手を当ててそう言った。

 ブルカの街は石畳の路面と石造りの屋敷が整然と立ち並んでいた。
 一方の開拓村の家々は、木組みの柱に土壁を張り巡らせた藁ぶきの家ばかりだった。
 外見は角度の付いた三角形の小屋である。
 モノの本によれば、こういう建築スタイルの家を拝み小屋と言うらしい。
 明治の北海道開拓史で活躍した簡素な家で、横から見た景観が、両手を合わせた様に見えるから拝み小屋、というらしい。
 ただし、北海道開拓史の拝み小屋と明確に違う部分もある。
 元いた世界の拝み小屋は、あくまでも開拓村で農作物の収穫が出来るまでの一時しのぎのものだった。
 けれどもこのファンタジー世界では、開拓村が切り開かれて今日(こんにち)まで、ずっと拝み小屋だったのである。
 確かに俺が旅行か何かで見学してみた拝み小屋よりは、ひとまわりばかり大きいし、元の世界では土壁の壁面は無かったがこちらにはあるという小さな差異はあるだろう。

「開墾・開拓という事業はいつ失敗するとも限らないのでな、これまで家は立派なものを作るわけにはいかなかったのだ」
「住民が増えれば、いずれ恒久的な家屋も必要ですしね。お城もでしょうか」
「わらわも領主である以上、領民を守る必要があるでな。自分の村だけ守ればよいというものでもなく、周辺の集落の人間を、緊急時に招き入れられるだけの城塞は必要だ」
「なるほど、とすれば城壁で家々をぐるりと囲むわけか……」

 俺はアゴに手を当てて考え込んだ。
 森から間引いて切り出された材木を、集落の建設予定地に運び込んでいるゴブリンたちが見える。
 ここで作業をしている人間は、せいぜいと五〇人に足らない数だ。
 アレクサンドロシアちゃんの命令でかき集められるのは、現段階ではこれが限界である。

「シューターは街と村の明確な区分について知っているか」
「いえ存じ上げませんが……」
「国法によって定められた街の定義は、市壁の有無だ。わらわたちの村は人口が一〇〇〇人あまりをかかえる比較的大きな村ではあるが、市壁を持たない。すなわち村だが、ブルカの周辺にあるいくつかの街はそれより人口が少なくても市壁を持ち、街を名乗っているのだ」
「なるほど、市壁の有無ですか。すると、今後俺たちも城壁を作るのですが」
「それはならん。街と村では国王に納めるべき税の違いがあるでな、開拓によって領地が繁栄しようと、わらわたちの村はあくまでも村のままでなくてはならん」

 もちろんいつまでも言い逃れできるものではないが、と女村長は言いながら俺を見やった。
 なるほどな。街と同等に村を発展させたいが、出来る限り便宜上は村であり続けたいというわけだ。

「しかし野牛の一族の様に、この辺境はどの勢力にとっても空白地帯ゆえに、ここを狙ってくる人間は必ずいる」
「では、やはり城壁かそれに代わる何かは絶対に必要だと」
「そういう事だの」
「村長さま、その城壁だか市壁だかの定義というのはどうなんです? 例えば石組みで出来た壁は城壁や市壁ですよね」

 俺がそんな質問をすると、女村長はとても不思議そうな顔をした。
 何を言い出すんだという感じである。

「まあ、そうだの」
「ではたとえば、土塁を築きですね、木の柵で家々を囲ったとします。これは市壁であると言えますか?」
「街というのは恒久的にそこを支配する中心地を差すものだ。従って土塁や木柵などで防塁を作ったりしたものは、あくまでも簡易の陣地のものだろう」
「じゃあ、そういう手もあるのですね。言い逃れするためには」
「恒久領土を守るのに土塁に木柵では心もとないだろう。修繕の手間もかかるし、住居を守るにはいかにも心もとない」

 俺の言いだした事を理解したのだろう。
 女村長はフムと小首を傾げながら考え事をはじめたようだった。
 俺の元いた世界でも、書類上の定義と実際が伴わない、なんて事はよくある話だった。
 国法とやらの抜け道があるのなら、それを利用しない手はない。

「ではもうひとつ。一部を城壁にしておいて、また別の一部を土塁なり木柵で作っておくと言うのは言い逃れ可能ですか? 防衛上どうしても必要な箇所やすぐに土塁を築けない様な場所は石組みの市壁にして、それ以外の場所は木柵や土塁で簡易的に作っておくんです」
「ほう?」

 俺は歴史の教科書や資料集で見た、多賀柵や出羽柵といった城柵(じょうさく)を思い出した。
 むかしの日本の朝廷の東北地方進出に従って、俘囚だったか蝦夷だったか、とにかく東北地方の現地勢力と敵対しながら開拓を進めるために作られた政治的・軍事的拠点だ。
 モノの本で後日見た予想イラスト図によれば、粘土質の土塁と木の柵を用いて拠点をぐるりと囲んでいた様である。
 日本にはあまり集落一帯を囲むタイプの町家や村が歴史的に少なかったり限られたりしているが、あの当時は蝦夷との攻防が激しかった時代で、いざとなれば城柵の中に周辺住民は避難する様に出来ていたらしい。

「面白い提案だな、シューター」
「ありがとうございます。可能ですかね」
「完全に居留地を防塁や城壁で囲んでしまわなければ、言い逃れが出来るのではないかの。数か所のみ、あえて造らないでおけば、市壁として欠陥があるので街ではないと言い切れる」
「可能ですか」
「将来は街とするにしても、現段階では予算も人員も不足しているのでその段階にないとでも言い訳すればよい」

 ふふふと笑った女村長は、今までに見たことが無いぐらい悪い顔をしていた。
 何か野心を企んでいる人間の顔だ。
 純粋な眼をしているとは言い難くて、何かここからは見通せないずっと向こう側を捉えている者の眼だ。

「開拓を進め領地拡大を続けた先に、村長さまは何を見ているのですかね」
「何だろうの。救いであろうか?」
「救い」

 言葉を区切った女村長を俺は見やる。

「わらわは若い頃、王宮やブルカで騎士として長らく軍役に就いておった。王宮という場所は権力闘争の舞台でな、一族をいかに生き残らせるのか、貴族どもはこぞって王と王族、有力貴族を相手に駆け引きをしていたものだ」
「へぇ……」
「わらわはゴブリンハーフであるから、この幼顔であろう? 辺境の田舎貴族と笑われもしたし、子ども扱いも長らく受けた。政治権力の舞台ではずいぶんと嫌気もさしたものだ。だから故郷の近くに嫁ぐ事になった際は、せいせいしたものであった」
「ははぁ」
「しかし嫁いだ先の夫はゴブリンなどに懸想をする酔狂ものだ。どんなやつかと思ったら、種無しの貴族軍人の跡取りだったのだ」

 思い出話を、あまり嫌そうでも無く女村長は語りだす。

「出会った時には、戦地で蛮族の女を買いあさって性病をもらっていたという大馬鹿者だ。様子がおかしいと修道会で見てもらった時には手遅れだという有様だった。わらわは思ったよ、自分の居場所は自分で作らなければならんとな。夫はその後、性病を押して蛮族の討伐に出たまま死によった。結婚生活はたったの一年だ」
「それは災難でしたね」
「男は大抵そんなものだろう。お前も何かある度にわらわの胸ばかり見ておるのは知っているぞ」
「ハハハ、ご冗談を」

 ちょうどドレスの胸元を観察していた俺は、慌てて視線を外した。
 ニシカさんや新妻タンヌダルクに比べればやや小ぶりだが、未亡人の色気はその大きさじゃ計り知れないんだよね。
 だからその魅力に俺は抗いきれなかった。きれなかっただけだ。
 俺は悪くない。

「冗談で済む程度にしておいてくれ。わらわが仲人を務めたカサンドラやタンヌダルクの手前、何かあればわらわの面目が立たん」
「ももも、もちろんですとも」
「まあいい。それ故に亡くなったこの村の領主、夫がわらわを後添えにと話を持って来た時は躊躇したよ。わらわには男の性病が移っているやもしれぬし、ゴブリンハーフを妻になど外聞もわるかろう」
「けど、村長さまは引き受けたと」
「そういう事だ。夫が死んでしまった後の実家で過ごすのは苦痛だし、ゴブリンの血が流れているので当たりもキツい。あそこも王宮や街と何も変わりが無かった。だからこの村に来たのだ」

 女村長もいろいろ大変だったんだな。
 少しは彼女のこれまでの苦労に報いてあげたいものだと思う。

「それは救いを求めてですか、それとも居場所探しのためですかね?」
「ふん、さあわからん。けれど今はわかるぞ」
「今は?」
「夫は十年前にぽっくり死んでしまったが、後妻のわらわを母と慕ってくれる義息子もいる。夫と手がけた開拓地も、こうして広がっている」
「確かに」
「何をやっても上手くいかなかったわらわの人生に、この辺境の土地は可能性を与えてくれる。ひとの寿命はせいぜい五〇か六〇だろう、まだ残り半分近くはある」

 手に持った羊皮紙の見取り図を握りしめながら、女村長は言った。

「残りの人生で、ここにわらわだけの街を築くつもりだ。可能ならば王国に取って代わりたいものだな」
「本気ですか?!」

 さらりとそんな事を言った女村長は、悪相を浮かべていた。

「もちろん可能ならば、だぞ。夫が国王に命じられた辺境の開拓は苦難の連続だった。わらわたち村の人間は、そろそろ報われてもいい。そうは思わんか?」

 野心の眼が俺を睨み付けた。
 開拓の苦難について俺は知らない、が辺境地ブルカの街とその周辺はオーガやらコボルトやらミノタウロスやら、あまつさえワイバーンにバジリスクまで出没する様な危険地帯だ。
 さぞ大変だっただろう事はなんと無く想像出来る。
 しかし、可能ならば王国に取って代わるという言葉はいかにも大胆だ。
 それに危険な思考でもある。

 封建領主の時代について俺は元いた世界についてもそこまで詳しくないが、そんな事を考えるのは並大抵の発想ではないはずだ。
 日本の歴史を見ても、天皇家に取って代わろうなんて考えた人間は、たぶん数えるほどしかいないだろう。
 平将門か足利義満か織田信長か、事実はともあれ、それぐらいしか名前があがらない。

「ま、俺は村長さまの奴隷ですから? 言われれば命じられたことをやるしかないんですけどね」
「それではやる気が起きんだろう。何が欲しい。ん?」
「…………」

 試す様に女村長が俺を妖艶な眼で見つめて来た。
 ちょっとドキドキする未亡人の魅力だ。

「そろそろ、家をやろう騎士の位をやろうではご褒美が釣り合わんな」
「ではアレクサンドロシアちゃんは何なら釣り合いが取れると思うんですかね」

 これはもしかして、今度こそ期待していい展開ですか? アレクサンドロシアちゃん俺の嫁来る?
 しかし、俺は口にしてしまってから、しまったと思った。
 脳内でいつもアレクサンドロシアちゃんなどと変換しているものだから、ついつい口を滑らせてしまったのだ。
 やっちまったな俺……

「アレクサンドロシアちゃん、か。ふふふ……」
「ま、まあ俺より年下ですからね。アレクサンドロシアちゃんは妹みたいなもんですよ」

 言い逃れはせず、ニヤリとして堂々と言い返してやった。

「そうか、ならば妹の頼みを聞いてくれるかの。お兄ちゃん」
「お、お兄ちゃん?!」
「わらわは妹がおったけれども、兄はおらなんだ。これからはお兄ちゃんに頼る事にしよう。ご褒美はそうだな、」
「ご褒美は?」

 ゴクリ、と俺は生唾を呑んだ。
 すると妖艶な未亡人はクスリと笑って見せて、年齢らしからぬ悪戯っぽい口調でこう言ってのけた。

「わらわと二人っきりの時は、わらわがお兄ちゃんと呼んでやる権利をやろう。お兄ちゃん、わらわのために領地拡大、頑張ってね!」

 お兄ちゃんはふたつ返事でうなずきを返してしまった。
 くっそ、未亡人に弄ばれる俺くやしい! 
 でも嬉しい!
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ