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修辞の森  作者: 橘本
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比喩②/換喩・提喩・諷喩

以下は隠喩の一種と云っても好い。



換喩(かんゆ)

ある事物を表すのに、それと深い関係のある事物で置き換える法。

「青い目」で「西洋人」を、「鳥居」で「神社」を表す類。挙偶法。メトニミー


例文の譬えが旧いが、「永田町」で「国会」を、「ドン・ファン」で「女たらし」を差す等、要は象徴で全体を差す。

一般名詞の代わりに固有名詞を用いると云った感じ。


番外

転喩(てんゆ)

ある物事を直接に言うかわりに、それに先行または後続することを言う。

「袖をぬらす」で「涙を流す」を、「お手洗い」で「トイレ」を、また「十分すぎるほど生きた」で「死」を表す類。

換喩の一種とされる事がある。



提喩(ていゆ)

全体と部分との関係に基づき、「花」(全体)で「桜」を、「小町」(部分)で「美人」(全体)を表現する類。シネクドキ。


換喩に似ているが、違いは、包含する関係にある事である。



諷喩(ふうゆ) たとえだけを提示して、その本義を間接的に推察させる方法。

燕雀(えんじゃく)(いずくん)鴻鵠(こうこく)の志を知らんや」が、小人物に大人物の心はわからないの意をさとらせる類。寓喩。


要は例え話、ことわざ。

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