表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説集 vol.2

そうとは限らない(200文字小説)

作者: 日下部良介

 もうすぐ彼女の誕生日。

 今年は何をプレゼントしようか…。

「何か欲しいものある?」

 それとなく聞いてみた。

「別に…」

 困った…。

 逆に聞かれた。

「あんたはどうなの?」

 僕は何が欲しいんだろう?

 僕は彼女と一緒に居られさえすれば…。

「そっか!」

 当日、僕は手ぶらで彼女の家に行った。

 きっと、彼女も僕と同じ気持ちに違いない。

「誕生日おめでとう!」

「それだけ?」

「えっ?」

「出直して来い!」

 そう言って、彼女はドアを閉めた。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 面白いです! そうなるわなーって思いました
2015/11/13 00:04 退会済み
管理
[一言] こんばんはー。 拝読しました。 自分は、ごはん食べに連れて行ってくれるとかを期待しますねー。 誕生日ぐらい、上げ膳据え膳が良いな。と、彼女の代わりに言ってみました。 でも、アダム状態という…
[一言] あるあるすぎて、笑っていモノか……。 いや、実際これと同じことやって、奥さんに苦笑いされたうえに、口きいてもらえなかったので。 女心って、本当に複雑で難しい……。
2015/11/12 20:43 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ