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天使の独り言 シリーズ ~Season 1~

鎖の世界

作者:え.うれん
 排気ガスの中に混ざる冷たい空気。
 ああ、そろそろ雨が来そうだ。
 まだ正午を過ぎた時間だって言うのに、トウキョウの空一面は、曖昧な灰色の雲に覆われて、今日はずっと夜みたいだ。
 でも、何だかワクワクする。 この雲と人工の光とのコントラスト。 それが煽る不気味さがなんだかゾクゾクするよ。
 悪魔の世界みたい。 なんて僕、天使なのにね。
 だけど、そんな日でもこの街はなんら変わらない。
 電車も人も相変わらず行ったり来たり、ビルの中を覗けば真剣に何かを考えながら急がしそうにフロアを動き回ってる。
 つまんないの。 
 雨を感じさせる冷たい空気も、いつもより遠くへ響く車の音も、そしてこうやって遠目に見る光の瞬きさえも心に届かないなんて。
 昨日も今日もそしてきっと明日も、同じ事の繰り返し。
まるで鎖に繋がれているみたい。
 そういう鎖の無い僕は幸せなんだって思う。 幸せは比べるものじゃないけどさ。
 でも……、望むならたまには誰かと繋がっていたい。 自分の心を共有してくれる存在が欲しいなって思ってる。
 だから、こういう人間の流れを見てて思うんだ。
 夢を追いかける人間だけが、この鎖を上手く操る事の出来る幸せな人間なんじゃないかってね。

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