第4話
利家
「みんな外には行かないで、中で積み木や、鬼ごっことかして遊ぶんだぞ」
政宗
「幸村ぁ???」
幸村
「……」
何も言わず幸村は政宗の腕を引っ張り、外へ行こうとした。
政宗
「おい待てって、外行っちゃ駄目だって先生言ってたぞ」
幸村
「二人で話しがしたいのでござる!!」
幸村は、ぎゅっと腕を掴み、早歩きで外へ向かった。
幸村
「ここなら誰も…」
二人が来たのは、すべり台。
このすべり台は、面白い造りで、船の形をしている。
二人はそのすべり台の中に入った。
政宗
「どうした幸村、話しって?」
幸村
「…その…某を…」
幸村は政宗に近づいた。
幸村
「某を、政宗殿の弟子にして下され」
政宗
「弟子?」
突然のことに、政宗は驚いた。
幸村
「政宗殿は素晴らしい方です!!お館様も素晴らしい方ですが、政宗殿も!!」
政宗
「なっ何冗談言ってやがる///」
幸村
「冗談ではないでござる、政宗殿には不思議な力があるでござる」
政宗
「不思議な力?」
幸村
「今日初めて会ったのに、何故か政宗殿の側に居ると落ち着くのでござる」
政宗
「そうなのか?」
幸村
「それに、政宗殿の不思議な力のおかげで、にんじんだって食べれました!!」
幸村の顔が政宗に近づいてきた。
(顔、近いって…///)
政宗の顔が真っ赤になる。
幸村
「だから某を…」
政宗
「幸村…///」
欄丸
「おーい二人ともどこー」
小十朗
「政宗様ぁー」
佐助
「旦那どこ?」
みんなが二人を探していた。
政宗
「ちっ…///」
元親
「あっ!!見つけた、先生〜二人ともいたよ」
まつ
「幸村君も政宗君も、勝手に外へ行っちゃいけませんよ!!」
政宗・幸村
「すいません…」
利家
「かくれんぼしたいなら、ちゃんと先生に言うんだよ」
政宗・幸村
「はい…」
まつ
「あらそういえば、もう昼間の時間ですわ、犬千代様」
利家
「よ〜し、みんなも揃ったことだし、昼寝だー」
ここの保育所は、
午前 遊ぶ(外)
↓
昼食
↓
午後 遊ぶ (室内)
という仕組みでやっている。
利家曰わく、
元気な子に育てるには、しっかり食べて、みんなで楽しく遊ぶことが一番いい!!ということです。
みんな、パジャマに着替える。
政宗
「なんだ幸村?」
幸村
「政宗殿のパジャマ綺麗な色…」
政宗
「俺、気に入ってんだコレ」
政宗は、蒼い色をしたパジャマを着ていた。
政宗
「幸村のパジャマも綺麗な色だぜ、炎のような紅色…そういう色お前に似合ってる」
幸村
「なんか、恥ずかしいでござる」
政宗
「コレくらいで?そんなんじゃこれから大変だぜ、女とか…大丈夫なのか?」
幸村
「おっ…おなごとは、破廉恥な」
政宗
「は?破廉恥」
幸村
「それに、某は…政宗殿だけで…」
幸村の顔はどんどんパジャマと同じような紅色になっていく。
幸村
「こんなにも、ドキドキしてしまうでござる…///」
政宗
「幸村…あのさ、そういう恥ずかしいことよく言えるよな…」
政宗の顔も真っ赤だった。
佐助
「どうしたの、二人とも?顔真っ赤にして」
幸村
「さすけぇー///」
佐助
「大丈夫?熱でもあるの?」
幸村
「誰も寄るな〜!!」
幸村は、顔を真っ赤にして部屋から出て行った。
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