ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
第四十話(最終話) そんな虫の良い話は無い
あの後、俺は祖母の家に自転車で死に物狂いで走った。
もうあの町にはいたくなかった。里奈にすら信用され無い自分がいる必要が無いからだ。

今は祖母のいる田舎の中学校で平凡な生活を送っている、中学2年だ。

もうすぐで中学3年になるが、1年の頃のあの生活に比べると幸せだ。

もう大野や里奈、波多野には会ってないし、会うことも無いだろうし。

風のウワサでは、あの後大野の家で里奈が療養しているらしい。大野は私立の有名な名門女子校にいったらしい。

もう俺には関係ない話だ。考えてみれば俺とは住む世界の違うような2人だった。

内水はさらに力をつけ、国政に口出しを出来るレベルまで、ついに身内から国会議員がでるくらいだ。

今思えば、かなり辛かったかもしれない。

でも、もういいんだ。関係ない。

俺がいることで、里奈に対して負担になってしまうなら、喜んで姿を消すし、死んだっていい。

叶わない恋とは分かっているし、今さらどうこう言う気は無い。

今の学校では女子に告白もされた。でも、OKはしなかった。誰かを好きになれることはない。

俺が好きになったのはただひとりで、今も好きでいる。

俺が、里奈を好きだという気持ちは、変わらないのだから。
評価
ポイントを選んで「評価する」ボタンを押してください。

▼この作品の書き方はどうでしたか?(文法・文章評価)
1pt 2pt 3pt 4pt 5pt
▼物語(ストーリー)はどうでしたか?満足しましたか?(ストーリー評価)
1pt 2pt 3pt 4pt 5pt
  ※評価するにはログインしてください。
ついったーで読了宣言!
ついったー
― 感想を書く ―
⇒感想一覧を見る
※感想を書く場合はログインしてください。
▼良い点
▼悪い点
▼一言

1項目の入力から送信できます。
感想を書く場合の注意事項を必ずお読みください。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。