この作品は少々ご都合展開が強い傾向にあります。本格的な異世界譚をお求めの読者様はブラウザの戻るを押されたほうが懸命かもしれません。
変わらない毎日。
学校行って、バイトして、ゲームして、パソコン繋いで、バイク乗って、シャワー浴びて、ご飯食べて、布団に潜る。
これが、人としての……否、俺にとっての当り前の日常だ。
――別に不満なんてなかった。
退屈なんて思わなかったし、現実から逃げだしたいとも思ってなかった。
友人と遊べば楽しいし、バイクに乗って道路を走れば気持ちいいし、ゲームやパソコンを繋げば面白い。
半年に1度ほど、実家で飼われている愛犬や、大学受験もせずに毎日をダラダラと過ごしているニートな妹の様子を見に行ったりとか。
それだけで充分満たされていた。
ありきたりな毎日を平和に過ごせればそれでよかった。
間違っても、テンプレなRPGのように異世界でスリル溢れる冒険を繰り広げてみたいなどと望んだことはない、と今ここに断言しよう。
――それなのに。
照りつける無粋な太陽、透き通るような蒼い空。そして、見渡す限りの砂地。
人っ子一人いない砂漠のど真ん中で、手に買い物袋を提げたまま、俺はふと思った。
神様、アンタ最低だ……――と。
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