チャリン♪ チャリン♪
俺の名前は 泉金徒。
背は高校1年生にしては高いくらいで、
頭はいいほうだと思う。
ケンカは好きだ。
性格はマイペースかつ気まぐれ。
彼女はいない。っていうか、いらない。
初めの文からして、俺のやっていることが解るだろう。
は? 解らない?
おっまえフザケンナよ〜?
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『クックックッ・・・・・』
高い高い空で、何かが不気味に笑った。
姿は、人間+悪魔 のようで、女だった。
銀に光る髪はどこか上品で、白い肌は強調されていた。
白が強調されているのは、着ている黒いマントのせいでもある。
『あれが・・・・次のターゲットか』
少女は『フンッ』と笑うと、姿を消した。
『アイツは数秒後、車にはねられ死亡だ』
そんな言葉を残して。
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「フンフフ〜ン♪」
うまいでもない鼻歌を歌いながら、
俺は自転車で信号を渡ろうと、歩道に出た。
キキ―――――ッ!!
「おっと、サイフ持って来たっけ?」
そう言って俺は自転車を止めバックの中を見た。
実は今日、『ジ○ンプ』を買いに来たのだ!!
ドォンッ!!!
財布を発見したとたん、
俺の左から、すさまじい音。
どうやら車が突っ込んできたようだった。
「ま、救急車でも呼んどくか。」
俺はそう呟いて救急車を呼び、再び進んだ。
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『んな・・・・っ!?』
少女・・・・いや、悪魔が呟いた。
彼女は相当驚いているようだ。
『私の決めた運命を・・・・いとも簡単に!?
いや、これは偶然だ! あり得ない!』
悪魔はそう叫ぶと、
『まあ良い。次で終わらせる』と呟いた。
『ヤツは、転落死だ。』
悪魔が再び呟いた。
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「おおぅ! いいところだな、此処は!」
俺が自転車を止め、森の中へ入っていった。
此処は、俺がよく遊んだ場所だ。
「あん時は無邪気だったよなぁ〜」
そう呟いた。俺の知り合いがいたら、
間違いなく『今も無邪気だ』と突っ込まれていただろう。
「お、ついたか〜?」
此処は、案外低い森で。
―――――と言っても、二階建ての家よりはあるが。
ズルッ
「おぉー?」
俺の足が滑った。
俺はバランスを崩し地面へ落ちた。
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『フン・・・・。来たか』
悪魔が笑った。
『これで次の仕事へいけるな・・・』
悪魔が消えようとした直後だった。
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「あぶね〜な〜」
俺はみごとに着地成功。
周りのガキ共が『すげー』やら『猫みてぇー』やら。
オイこらガキ。猫と俺をいっしょにするな。
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『な・・・・っ!!
なんでだっ!? なんで・・・・!』
悪魔が呟いた。
銀髪がゆらゆらと揺れた。
『・・・・よし、だったら次・・・・ヤツは殺される。』
悪魔が『これなら大丈夫だ』と呟いてから、
『くっくっくっ・・・』と笑い出した。
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『くっくっくっ・・・・私が出向いたのだ。
死なないわけがあるまい。』
悪魔はキラキラと光る銀髪を一つに結い、
黒いワンピースを着ていた。
勿論、ここ日本で目立たないわけが無い。
「ちょっと・・・・外人?」
「・・・・てか美人じゃん!」
「きれー・・・・・」
いろいろ誉め言葉続出。
しかし悪魔には聞えていない。
彼女には、前方にいる金徒しか見えていないのだ。
「おおッ!!」
金徒が叫ぶ。
悪魔は何事かと金徒の横へ移動。
「これは・・・・これうわぁああああああ!!」
「・・・・・・・・・」
金徒の叫んだ理由がわかった悪魔は絶句。
「これは、限定賞品じゃあないかああぁあああああ!?」
ガチャ
呆れた悪魔はとっとと仕事をしようと金徒に銃を突きつけた。
金徒が『なんだ? それ。オモチャ?』とのん気に聞く。
悪魔が答えた。
「お前に付き合うのも此処までだ。
とっとと死ね――――」
そういい、悪魔は銃をうった。
バァンッ!!
そんな乾いた音が、街を駆け巡る。
「なっ!?」
悪魔が驚きの感嘆をもらす。
そこにいるのは『金徒』。
死んだはずの、彼だ。
「あーあー、ひどいねコリャ。
ちょっとしたお仕置きが必要だわ♪」
金徒がニヤリと笑う中、悪魔が顔を真っ青にした。
『お仕置き』と、手に持っている銃にも青くなったが、違う。
『何故、悪魔の攻撃を人間がよけられるか』だ。
人間とはジツに興味深い。
「オーラオラオラ!! 泣き叫べぇぇぇぇぇ!!!」
「いっ・・・・やぁああああああああああああ!!!」
人間は、自分の運命を自分で作る。
「ふっははははは!!!
ドS王ナメんなよ―――――ッ!!!!!」
悪魔はこりた。
ある、人間のおかげで。
悪魔にお仕置きをする人間。
それは、地獄でも、天界でも、語り継がれるであろう。
「フンッ! 俺に勝てると思うなよッ!!」
彼 史上最強の人間、
泉金徒。
「出直してきやがれ!!!」
悪魔な彼からお仕置きを。
「You asked for it!」
(それは自業自得だ!)
少年が叫んだ。
ドゥン!! ドゥン!!!
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