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男なら一国一城の主を目指さなきゃね 作者:三度笠

第三部 領主時代 -青年期~成年期-

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第二十話 コミン村の攻防1

7448年10月15日

「よし、次は南だ」

 コミン村の北側に続いて東側にも二箇所、特大のファイアーボールをレーンに撃ち込ませたツェットは続いて村の南側に向かう。
 途中で地魔法で出した大量の土を飛翔させて簡単な土塁を出したレーンだが、大した意味もないし、耕作地の上に出すことになるために占領後の後片付けや再耕が面倒になるから止めておけとツェットに言われて一度しか出さなかった。
 出した土は本人なら同魔力のアンチマジックフィールドで消せるが、彼女にしてもそんな事のために戦闘後にいちいち精神集中を行うのは億劫に思ったことも中止した理由の一つだった。

 村の柵から二百m以上離れた場所を移動するとはいえ、もう流石にレーンの存在についてはアタリを付けられているだろうと考えるツェットだが、この距離では詳細な姿形や性別すらも判断が付かない筈だと思い直し、散発的に飛んでくる矢に当たらないように気を付けろとだけ言って、自分は盾すら構えることなく騎乗して堂々と畑の真ん中を横断する。

 彼に付き従うミュールらにしても頭上に向けて盾を構える事もしていない。
 二百mくらいであればギリギリ長弓の矢は届くが、村の周囲各所を少人数の部隊に遊弋させているため、一箇所に対する同時射撃数もせいぜいが一〇~二〇程度である。
 当然その命中率は著しく低く、上空への警戒さえ怠らなければ子供でも避けるのは容易い。
 ロンベルト側もそれを承知しており、矢の無駄遣いをするような真似はしなかった。

 そして南側にも二箇所、西側にも二箇所の合計八箇所にファイアーボールを撃ち込ませた。

『しっかし、すっげぇな! レーンの腕はよ! もう十秒切ったんじゃねぇの? あの威力と射程で使うの今日が初めてって本当かよ!? 四、五年くらい前にさ、ベンケリシュに行った時も驚いたけど、やっぱ凄ぇよな!』

 ツェットに命じられた場所に向かって黙々とファイアーボールを放つレーンにミュールが興奮して喜びの声を上げる。
 周囲で警護する騎士や兵士達の顔にも笑みが浮かんでいる。
 何しろ破壊に一番苦労する防御施設にいきなり大ダメージを与えられたのだ。

『うむ。流石は【魔法習得】の面目躍如ってところだな。俺なんかようやっとファイアーアローが一人前に使えるようになったばかりだってのに……』

 不平を零すように言いながらも、勿論ツェットも彼ら同様に上機嫌である。
 確かに最初は魔法の完成までに二分程掛かっていた(これすらも信じられない程の驚愕に値する)精神集中の時間だが僅かな使用回数でここまで短くなることは、それを知っていた彼にしても何度見ても驚きでしかない。
 別の威力の同じ魔術に習熟しているのであれば、威力や射程、速度の変更をしたとしても当初からそこそこの割合で習熟度合いを引き継げ、且つ習熟効率も高い【魔法習得】の固有技能のなせる技でもある。

「ばっか、おめぇ、こんなんで驚いてちゃ宮廷魔導師殿の護衛は務まんねぇぞ? 忘れんなよ? あんだけの威力で、これだけ連続して魔法使っても大して疲れちゃいねぇし。なぁジャック?」

 ヘックスも何故か自分の事のように自慢気に胸を反らしている。
 勿論彼が主張する通り、どれ程魔力に余裕があったとしても普通なら魔術の連続使用は精神的な疲労度合いが積み重なってかなりの負担になるのだ。

「ええ、全くですよ。レーン様は本当に大したものです」

 戦闘奴隷に変身しているアークは思わず日本語で喋りそうになるが、ヘックスが敢えて日本語を使わなかった事に気付き、自然と会話に参加した。

「あんまりおだてないで。魔法には皆より慣れてるからまだ大丈夫だけど、精神的には同じように疲れるのは変わらないんだから。それよりツェット、突破口はもういいでしょ? 私としては最初は今の場所と南の最初の方、あと、北の二番目の場所がお薦めよ」

 突破口の候補について各所の方を指差しながら言うレーン。

「ああ、そうだな。よし。手筈通り三箇所に対して同時に攻めかかる。北の街道を見張らせているダヴリン卿に伝令を出せ。ミュールの部隊は南の最初の方、ダヴリン卿の部隊は北の二番目の方だ。俺の部隊があそこに突撃を開始したらそれを合図にしろ。だが、柵に接触したら長くても一分で戻れよ? 最初は相手を減らす事だけを考えろ。無理に突入する必要はない。いいな?」

 ツェットは配下のデーバス軍に手早く伝令を発し、自分の直接指揮下の部隊に対しては突撃のために楔型陣形を組ませる。

「それからレーン。もう一働きだ。護衛に大盾持ちを四人付けるから……な。あと、もしも余裕があればスナイパーを仕留めてくれ」

「わかったわ。でも、いいの? 私が居たから勝てたんだ、って言われちゃうわよ?」

 純粋に魔法を愛するレーンとしては、戦争とはいえ人を殺すために魔法を使うのは嫌なのであった。しかし、怪我人の治療を行うことについては否やはない。今の言葉はとっくに知られている本音を隠すための方便でしかない。

「おい、レーン」

 とは言え、あんまりな言い草にヘックスも慌て気味にフォローの言葉を発しようとする。

「いいさ。言いたい奴には言わせておけばいい。それに、そういう奴らはたとえレーンが居なくても勝手に好きなことを言うもんだ。俺は気にしないよ。そもそも、事実だしな」

 部下の肩を借りて軍馬に跨がりながらツェットは「陰口など気にしない」と笑って言い放つ。
 いちいち肩を借りるのは身長が低く、足も短いので鐙の位置が高いためだ。

「よし。斧槍ハルバードを持てぃ!」

 ツェットの命に応え、彼に付き従う従士がさっとツェット愛用のハルバードを差し出す。

「三〇分後に一回目の突撃を開始する!」

 ツェットはコミン村の西側から攻める自らの部隊を中心として、その左右から攻める形になるミュールの部隊とダヴリン卿の部隊の準備が整う時間をも考慮して宣言する。
 顎下で三つ編みにしている真っ黒な濃い髭が揺れた。
 ドワーフの誇りである髭が目立つようにと彼が被る白銀のヘルメットは顔面の下半分に面頬はない。

 流石にコミン村の方でも突撃準備を整えている事は判るだろうが、だだっ広い耕作地の真ん中にある村に対して不意を突いた攻撃など元々望むべくもない。
 従って、気が付かれたところで何も変わりはない。
 むしろ、レーン達がスナイパーを見付け易くなるだろうとツェットは考えている。



・・・・・・・・・



 三〇分後。
 コミン村西方約三〇〇m。

「よし、行くぞ! 全軍、突撃ぃぃぃ!」

 勇ましく叫ぶツェットの号令に従って、三人の騎兵を先頭に総勢六〇人程のデーバス軍は盾を構えて一斉に駈け出した。
 ほぼ同時に南方からミュールの指揮する六〇人が、北方からはダヴリン卿の指揮する六〇人が同様に突破口目指して突撃を開始する。
 村からは散発的に矢が飛来して来るが大魔法使いを擁するデーバス軍の士気は高く、進撃速度は些かも鈍らない。

「よし、俺達も行こう!」

 ツェット達の後にはレーンの護衛を命じられた大盾持ち四人を先頭にしてレーンとヘックス、ジャックが付いて行く。

「あぐっ!」

 先頭近くで頭上に向けて盾を構えていた兵士が叫び声を上げると同時に倒れた。

「クロスボウだっ!」

 どうやら敵のクロスボウの直射圏内に入ったようだ。
 頭上に対して水平に構えられていた盾の角度が一斉に斜めになった。

 カッ! カッ! と、音を立てて盾の表面に突き刺さるクロスボウのボルト
 弓によって射掛けられた矢も降ってきたがデーバス軍は村の三方から攻めている為にその弾幕は薄く、あまり有効な攻撃とは言えなかった。

 木を組み合わせて作られた柵に出来た破孔は修理が開始されようとしていたが、当然こんな短時間ではまともな修理は不可能だ。
 破孔が村への突入孔とならないよう、材木を乱雑に積み上げているだけである。
 その周囲に歩兵が槍や剣、または弓を構えて待ち受けている。
 だが、八箇所も柵を壊されているため、一箇所の破孔に詰める兵士の数は二〇~三〇人程度であり、近くの破孔から応援を呼んでもすぐに駆けつけて来る事が出来るのはせいぜいがその倍だ。

 防御側の隙を見て兵士が携えるハルバードやウォーハンマーなどを使って破孔を広げる時以外は柵への接近を控える。
 柵の向こうに多くの守備兵が集まる前に、盾兵の後ろからクロスボウを放つなり弓を直射するなりして可能な限り守備兵の数を減らす。
 一度の戦闘にはあまり時間を掛けることなく、三つの部隊がそれぞれ右方に向かって退却する。
 しかる後に態勢を整え、今度はミュールの部隊が西方から、ツェットの部隊が南方から、ダヴリン卿の部隊が東方から再び攻撃を仕掛け直す。

 ロンベルト側としてもすぐに法則性には気付くだろうが、各方向には二つの破孔があるのでどちらかを手薄に出来る筈がない。

 これを繰り返してまずはロンベルト側の防御兵の漸減を目指す。
 今日、日暮れまでのあと三、四時間くらいで五、六回はこうした攻撃が可能なはずだ。
 一箇所の攻撃にあたって、一度の攻撃で三、四人も無力化出来るのならこれだけで相手の数はかなり減るし、減れば防御力も落ちるだろうから戦果は段々と増えて行くことが予想される。
 その後は一番被害を与えられた破孔を突破口と定めたうえ、全軍を纏めて一気に村内に雪崩れ込んで決着を付ける。
 もしもこれらの攻撃によって防御兵をあまり減らせなくとも、明日の午前中も続けて繰り返せばそれなりの効果はあるだろう。

 ツェットの立てた作戦である。

 レーンが居る限り、更に攻撃魔術を使わせての力押しも可能だが、敵国にこれ以上切り札(レーン)の手の内を見せたくはないし、可能なら更に北のワッカ村も攻略したいので出来る限りこちらの損害は減らしたい。
 また、時間を掛けているうちにロンベルト側の援軍が到着してしまえば厄介な事になるが、ツェットとしてはその時はその時、多少の切り札を晒してしまうのは仕方ないとも考えている。

「……よし! 退却する!」

 ツェットが号令を掛けると兵士達は矢に注意を払いながら退却を開始した。

 今回の攻撃では明確に倒せた人数は三人。
 うち一人はレーンのファイアーアーバレストミサイルで仕留めたが、そいつはクロスボウを持っていた。

 戦果に満足したツェットは驕ることなく次の攻撃の為の配置場所へと向かう。



・・・・・・・・・



 同様の攻撃を三回繰り返し、ツェットの部隊は再び西方への攻撃位置につき、短い休息を取っていた。

 ツェットが把握しているこれまでの戦果は最初の攻撃で三人、次に行われた南方からの攻撃で三人、三番目の東方からの攻撃で四人、先ほどの北方からの攻撃で五人である。
 勿論少なく見積もっているので本当はもう少し多いとは思っている。

 対して彼の部隊の被害は僅かに九人であった。
 このうち二人は運悪く急所に矢を受けてしまった為にその場で即死してしまい、どうしようもなかったが、残りの七人は死亡する前にレーンが治癒魔術を掛けてくれたので命に別条はない。
 レーンには負担を掛けてしまうが、明日には戦線に復帰が可能だろう。

 こちらの戦果は確実に死亡させたかどうかまでは不明だが、仮に命を取り留めていたとしても相手にはレーンが居ないのでそう簡単に戦線復帰が叶うとも思えない。
 ミュールとダヴリン卿の部隊も同程度の戦果であるなら四、五〇人は無力化出来た勘定だ。

「よし、一〇分後にもう一度、今度は右側の方を……」

 ツェットがそこまで口にした時。

 北方から馬蹄の響きや怒号が近づいてきた。

「糞っ! 援軍かっ! 意外に早かったな」

 ツェットはそう口にしながらも先日、最初にコミン村に到着した際に援軍要請の伝令が出ていたのだろうと思い直した。

――ならば、あの援軍はレーンの情報を知らない? いや、さっき一人見逃してしまった。知っていると思った方がいいな。

「レーン! 乗れっ!」

 自らの軍馬の後ろにレーンを乗せ、ツェットは後背を衝かれる形になったダブリン卿の援護のために馬を飛ばした。

「なんとかなるか!?」

「やるしかないんでしょっ!?」

「ああ、そうだ。使う魔法は任せる! 出来るだけ人数を減らしたい!」

 馬上で叫ぶように会話するツェットとレーン。

「いいわ、あの辺りで降ろして! それから味方を下がらせ……下がってるわね」

「ああ、逃げる訓練だけは徹底していたからな! あそこでいいんだなっ!?」

 馬から飛び降りるように地に降り立ったレーンは迫り来るロンベルト軍に向けて両掌を広げる。
 その脇で彼女を守護するようにハルバードを小脇に抱えてカイトシールドを構えるツェット。

「まだか!?」

 慌てたように声を掛けるツェットだが、精神集中を始めているレーンからの返事はない。

「俺の部隊と合流しろっ! 視界を塞ぐなっ!」

 逃げてくるダヴリン卿に向かってハルバードを振って大声で命じるツェット。
 ダヴリン卿達にもレーンが何か魔法を使おうとしている事が解ったようで、僅かに進路を変えて行く。

 ダヴリン卿の部隊は追い付かれてはおらず、無傷のままツェットの脇を走り抜けていった。

 つっ、と歯を食い縛ったレーンの鼻孔から鼻血が垂れる。
 だが、レーンはそれすら気付かないまま魔術への精神集中を行っている。

「くそっ! レーン、まだかっ!?」

 ロンベルト軍は彼らまであと二〇〇m程に迫っている。
 ツェットの声はレーンには届いていないかのようだ。

 ツェットにしても幾らかは魔術を使うことは出来る。
 魔法への精神集中の最中は周囲の音など、余程のものでない限り精神集中を乱す事はないと理解している。
 理解しているが、どうしても気持ちが焦る。

 もう、ロンベルト軍の先頭に立つ騎兵の息遣いまでが聞こえるかのようだ。

「そろそろ限界だぞ!?」

 もうこれ以上は待てない!
 ツェットは盾を装備したままの左腕をレーンに伸ばす。

 ズバッ!

 レーンの手の先、僅か五〇m程に迫っていたロンベルト軍の前に如何にも毒々しい色の黄色い気体が幅五〇m程に渡ってかなりの広範囲で展開された。

 魔術が完成したことで振り返ったレーンを馬上に引き摺り上げ、ツェットは馬首を巡らせた。

「あれは?」

「アシッドクラウドよ。即死はしないけど強力な毒ガス。すぐに抜ければ大丈夫だけど、殆どは暫く動けないでしょうね」

 一目散に退却するツェットの耳に、ロンベルトの援軍のものであろう人馬の悲鳴が届いた。
 だが、その時のツェットに振り返る余裕はなかった。



・・・・・・・・・



7448年10月16日

 早朝。
 コミン村の領主の館。

「どうにかならんのかね、ベグローズ卿」

 発言したのはコミン村を治めるミドッジズ士爵である。

 コミン村のあるランセル伯爵領の代官として国王から統治を委任されているビーウィズ伯爵に三世代にわたって仕えている普人族ヒュームの男だ。
 主君であるビーウィズ伯爵がこの地に赴任するにあたって「そなたにコミン村を託す」と言われた時の天にも昇るような嬉しさについては、三~四年おきにある紛争に直面したことでとっくの昔に忘れている。

 一時は相当に主君を恨んだものだが、最前線の開拓村という要地を任されたと言うことは、それすなわち自分への信頼度が他の家臣よりも高かったからだということに思い至った。
 主君であるビーウィズ伯爵は領地を持たない貴族であるからして、ランセル伯爵領の代官になる以前は別の天領の代官を任ぜられていた。
 ミドッジズ士爵は当時成人して間もなく、その地の騎士団に入団していた。
 正騎士としての叙任を受けて数年。
 騎士としての教育も終わり、伯爵家の家令に任じられている父親の手伝いをするべく、一番下っ端の第三執事となってから三年後。
 騎士団、そして伯爵の家臣団と真面目に勤めたことで独身が長引いたものの、少し遅目の結婚をし、娘が生まれたのを機に正式に家督を継いだのが二十年前。

 そんな時にランセル伯爵領への異動が決まったのだ。

 妻子の他、僅か二人の従士と奴隷が子供も含めて三十人という、小さな所帯でコミン村に来た。
 当時、村に居た従士は三人。
 赴任当初は慣れない農作業や人間関係に頭を悩ませた。

 しかし、当初から村に居た者達や新たに移民してきた平民や奴隷たちと二十年近くも接するうちにすっかりこのコミン村が気に入っていた。

 現在の彼にとってこのコミン村はランセル伯爵騎士団に送り出した跡取り娘同様、大切な存在であった。

「……援軍はまだ来ます。来るはずです」

 苦しそうな表情で士爵に答えるベグローズ准爵。
 彼らの背後では昨日の戦闘で重傷を負った兵たちが百人以上、未だに呻き声を上げ続けている。

 昨日はあれから立て続けに六発、合計八発もの特大のファイアーボールが撃ち込まれ、村を保護する柵は各所が崩された。
 にもかかわらず、二人のスナイパーは魔法の使い手らしい人物を特定することは出来ていない。
 豆粒に見えるほどの遠距離からファイアーボールを撃ち込まれている、という事が判明したのみで相手の魔法使いの人相どころか性別すらも判らず終いだ。
 当然、距離が遠過ぎて狙撃どころではない。

 しかしながら、全く戦果がない訳ではなかった。

 デーバス軍がファイアーボールで作った破孔のうち三箇所に対して同時攻撃を仕掛けてきた際には狙撃によって騎兵を二人に歩兵を一〇人程仕留めている。また、破孔を広げようと不用心に接近してきた歩兵を五人斃し、一〇人以上に重軽傷を負わせた。

 一方、コミン村を防衛する二四三中隊の被害は大きく、死者は四七人、怪我人も三〇人超である。
 加えて絶妙なタイミングで到着した援軍の方だが、敵の魔術師のお陰で半数以上が皮膚に火傷を負ったような酷い状態になっている。

 それでも、依然としてコミン村の支配権は動いていない。

 
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