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男なら一国一城の主を目指さなきゃね 作者:三度笠

第三部 領主時代 -青年期~成年期-

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第十六話 新兵(熟練)確保

7448年9月20日

 客とか言うから誰かと思ったら、煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)じゃねぇか。

「客? 俺への?」

 ゼノムの客じゃないのか?
 もしくはグィネの。
 今までも煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)の連中は彼らを目当てに来たことは何度もあった。
 飲み行こうだとか、次の休みの日程を確認しに来たりだとかね。
 最初のうちは俺も相手はトップチームなのだからと丁寧に応対をしていた。
 だけどこいつらときたら、ゼノムかグィネを呼び出す用件以外の会話は殆どしないんだ。
 待っている間暇だろうと、一生懸命に会話を広げるべく喋る俺の言うことなんかこれっぽっちも聞いちゃいないようなので最近は宿で顔を合わせても挨拶くらいしかしていない。

「ううん。あなたにだって」

 ミヅチがおかしそうに笑う。

 はん?
 本当に俺にか?

「おお! アル!」

 テーブルに着いていたゼノムが階段を降りてきた俺に気が付いて、椅子から立ち上がって手招きをする。
 彼の周囲を取り囲むようにしていた連中も一斉に俺を注視する。

 ……む。

 目の前にゼノムが居るというのに俺に注目したままだ。

 なんだ?
 本当に俺に用があって来たのか?

 テーブルの傍に行くとゼノムは立ったまま俺に席を勧めてくる。
 ゼノムの前に座っていたのは煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)のリーダーを務めているヘッグス・ホワイトフレイムだが、驚いた事にこいつまで立ち上がって俺をテーブルに迎え入れている。

「いやぁ~、グリードはん、お忙しいところ申し訳ありまへんな」

「……はぁ……」

 一体何の用だろう?
 最初こそ、ゼノムへ従士として取り立てて欲しいと言いに来たのかと勘ぐったが、日程が早過ぎる。
 俺が伯爵となった事についてはまだ正式に発表されていない。
 つい先日、俺の襲爵の儀式が執り行われたが、正式にそれが発表されるのは今日の昼だと聞いていた。ああ、ついでだけど、入植希望者についても同時に募集を開始する。
 そうなった時には、煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)の連中がゼノムのところに来るという可能性については考えてもいた。
 でも、今朝来るってのは流石に早くないか?

 まぁ、三日も前の事だから、流石に噂くらいは流れて来ていてもおかしくはない。
 それにしたってゼノムが召し抱えるなら俺への挨拶なんざいらんだろ?
 普通ならゼノムを男爵に任じた俺に挨拶くらいはするだろうが、煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)山人族ドワーフたちは普通じゃないからね。

 ゼノムが暖めていてくれた椅子に腰を下ろす。

「何でも今日は私に御用だとか……?」

 珍しいこともあるもんだよねぇ。

「そや。グリードはん。グリードはんからもファイアフリードはんに言ったって欲しいのや」

 何を?
 きょとんとした俺の顔を見たヘッグスは肝心の内容について何も喋っていないことを思い出したようだ。

「すまんすまん。事情を説明するわ」

 ヘッグスが語るところによると、煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)は昨日の昼頃に俺が伯爵位を襲爵し、名実の伴った領地持ちの上級貴族になったことを知った。
 ついでに、ゼノムも俺から男爵位を授かり、それなりの規模の街を領有することになったことについても知った。

 そこまではいい。
 彼らほどの冒険者であればこの程度のうわさ話くらい、正式発表前に耳にするルートは持っているだろうし、そうなれば従士や移民の募集をすることくらい誰でも予想は可能だろう。

 その話を聞いた後、彼らは誰ともなくゼノムに仕官しようと言い出した。
 で、それについて昨日からパーティー内で話し合っていたそうだ。
 まぁ、これもある程度予想はしていたのでいい。

 問題はその後だ。

 煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)はパーティー内で話し合いを持ち、その結果、冒険者から引退する決意をした。
 勿論、ゼノムの従士として仕官したいと考えたからだ。
 パーティーの行く末、人によっては一生に関わる人生設計。
 そんなに大切な事を決めるのに、たった一晩話し合っただけで結論を下すなんて早計もいいところだと思うんだけど。

 まだ従士や移民の募集なんかについても発表前なんだし、もし希望するにしても発表を見て、内容を確認して、それから来たって遅くないだろう?

 ……まぁいいさ。
 そういう人もいるだろうし、世の中には悩む間もなくパッと決めた方が良いこともある。
 でも、今回のケースは急いだからといって良い事がある訳でなし、気が早くないか?
 とは言え、彼らもいい年になっている事に加え、危険な迷宮探索なんかいつまでも続けたくはないだろうから、多少苦しいが理解出来ないこともない。

 とにかく結論が出た以上、全員揃ってゼノムの所に押しかけて仕官の希望に来たって訳だ。

 で、ゼノムに断られた。
 いや、正確には条件をつけられた。

 まず、待遇。
 大きな街であるウィードだが、既に従士家はグィネたちも含めて十八もある。
 坑道や農地に対する利権を与えようにも、せいぜい三、四人がいいところで、九人もいる煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)の中で格差が生じてしまうことは明らかだ。
 また、そういった利権を与えず、全員を補佐役の従士にして給料を払うという手もある。

 だが、補佐役の従士については従士長であるジンジャーを筆頭にグィネ、ケビンの他、元々いる二家もある。
 新参であるから彼らより下の立場にせざるを得ない。
 給料を少し少な目にすればいいのでそれは良い。
 だが、煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)たちは超一流の冒険者である。

 頭だって悪く無いから従士本来の仕事である兵士としての行動や言動についてはすぐに追いつくだろう。
 当然、戦闘力については言わずもがな、対抗可能なのは殺戮者スローターズに居た者たちだけになってしまう。

 また、ジンジャー、グィネ、ケビンの三人……ラルファと本人を入れてもたったの五人、おまけで戦闘奴隷が数人程度くっついて来たとしても戦闘可能な人数は少ない。
 その程度の人数であれば元からいる従士家たちも受け入れ易いだろう。
 冒険者上がりの粗雑な領主が調子に乗って圧政を敷く可能性もある。
 新しい領主がそんな最悪のケースだったとしても、従士の家族も含めた頭数の差で押し潰せると考えるのは自然だろうからね。
 一揆だって全く無い訳じゃないのだ。

 だが、そこに九人も加わるとなると、人数的には現在の従士家に十分対抗可能になる。
 ゼノムたちを受け入れる側の従士たちも、自分たち全員と同等に近い戦力を引き連れてくる領主は面白いはずもない。人によっては既存の従士家の乗っ取りについて警戒する向きもあろう。誰か一人でもそう思ってしまえばウィードの街が割れる。

 そこでゼノムは条件として「戦闘奴隷の所有は許可しない。奴隷の所有も、従士一人あたり身の回りの世話をさせる一般奴隷を一人まで」と制限した。
 勿論、将来的にこの制限は次第に緩和していくであろうことは付け加えた。

 これについてはゼノムの予想を裏切って素直に受け入れたそうだ。

 そして、思想。

 煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)たちも隠そうとしていないので既に充分に知られているが、総じて彼らはドワーフ以外を相手にしない。正確にはドワーフ以外、対等な種族であるとは見做していない。勿論、顔見知りになれば挨拶くらいはするし、たまには話もする。こうして上級貴族となった俺を無視するようなこともない。

 だが、やはりドワーフとそれ以外の種族に対しての対応は明らかに異なる。

 このままだと色々な軋轢が生じるであろうと考えたゼノムは「一度でもドワーフだけを特別視するような行動、発言をしたら、即座に打ち首に処す」と言い放ったという。

 これには流石の煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)たちも鼻白んだ。
 理由を説明したゼノムの言い分も理解出来るし、従士となるからには自分たちも考えを改めようと思っている。
 しかしながら今までの価値観を変える決心をしていると言っても、どこかでポロリと出てしまうことはあるだろう。
 自分はともかく、他のメンバーがそんな目にあったら……。

 丁度そのタイミングでミヅチが通り掛かったので、これ幸いと考えたヘッグスが彼女を呼び止め、ゼノムの上に立つ俺を呼んで欲しいとお願いした、という事らしい。
 ヘッグスとしてはいきなり打ち首はあんまりなので、せめてムチ打ちくらいにして欲しいとの事だった。
 考えを改める気はあるんだろうが……失言前提じゃねぇか。

 話を聞いて「ああ、やっぱりな」との思いから始まり、最後の方には「ゼノムはそこまで覚悟を固めてくれたか」と驚きながらも有り難く思った部分もあった。

 俺の気持ちはともかくとして、まずはゼノムへの意思確認が先だ。

「……ゼノムは彼らについてどう思うんだ? 欲しいのか?」

 肩越しにゼノムを振り仰いで尋ねる。
 俺の言葉を聞いた煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)たちは唾を飲み込んでゼノムに注目している。

「そりゃあ、戦力的には大きな助けになるだろうからな。欲しいさ。……だが、今回の件もあるから来年から当面の間は戦争はないだろうし、戦力よりはウィードの安定と従士たちの掌握を図る方が先だ。その面でのトラブルの要因はな……」

 俺に限らず一般的な領主は、治安維持や領土の防衛、又は侵略戦争に備えて騎士団を持っている。今回のデーバスの侵攻などがいい例で、今頃リーグル伯爵領の代官であるラフリーグ伯爵も配下の代官たちに対して戦力の抽出を命じて騎士団とともに防衛隊を組織し、ガルへ村やラッド村、ベージュ村に張り付けようとしている筈だ。

 こういう時に煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)が居れば大きな力になるだろうことは間違いがない。兵隊として教育を受けた訳ではないので軍隊として統一的な行動はとれないだろうから直接の戦力には組み入れることは出来ない。しかし、遊撃部隊として相手の侵攻速度を鈍らせる罠を仕掛けさせたり、いざ攻めてきた時には嫌がらせのゲリラ戦を仕掛けたりなど、相手の士気を下げる使い方であれば充分な働きをしてくれる筈だ。個々の戦闘力自体は高いので無茶な使い方さえしなければ、それなりに有効な手駒になることは疑いないだろう。

 ま、戦時のことを考えればこういう結論になる。
 しかし、戦時なんて数年に一度だし、今回まさにその数年に一度が起こっているのだから焦る必要はない。
 ゲリラ戦だってちゃんとした軍隊が揃っているのであれば本来は必要ない。
 そもそもゲリラ戦というのは劣勢な側が行う戦術だし。

 ゼノムもそれが解っているから渋っているのだ。
 戦時でもないウィードの街にこいつらがうろついて、ドワーフ以外をぞんざいに扱ったらどういうことになるのかは火を見るより明らかである。
 ドワーフ以外の従士たちは面白い訳が無い。
 結果として領主であるゼノムへの信頼は低下し、つまらないことで争いに発展するかもしれない。

 ゼノムの言葉を聞いた煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)たちは口々に「ファイアフリードさんに命じられたのなら……」とか「グリードはん、あんさんからももう少し大目に見るように言ってやっておくれやぁ」とか勝手なことをほざいていた。

 俺もゼノムと同様に彼らが幾ら「改める」と言ってもとても信じられない。

「なるほど。わかった。そういうことであれば……」

 どうしようかな?

「お!? 流石は伯爵に叙されるだけの事はあるねや。そうそう、言ったってくれいや」

 ヘッグスが言う。

「まず、立場を知って下さい。今は赤の他人ですから良いでしょう。ですが、皆さんとファイアフリード、皆さんと私は仲間でも友人でもありません。まずは口の利き方を改めて下さい。少なくともファイアフリードを主と仰ぐのであればそれなりの言葉遣いというものがある筈です」

 方言とかどうでもいいし、俺に対しても直接の主従ではないのだからまぁ、別にいい。だが、ゼノムに対して気安い態度は困る。他の従士たちや奴隷にも示しがつかん。

「お……む。確かにそうやな……」
「グリードさん、そういうのはこのクソだけだから。私達はちゃんとしてるし。そこは間違えないで下さい」
「そうですよ。立場の違いなんて当たり前だし、理解してなかったのはこのバカだけです」
「あ、あんまりな言いようやがな……」

 あそ。
 言われてみればヘッグスの言葉ばっかりしか意識してなかったわ。

「なら結構」

 一つ肩を竦め、言葉を継ぐ。

「また、皆さんが特定の種族に対して肩入れするお考えをお持ちであることは私も存じております。今までの我々に対する態度から、口先だけで改めると言われても俄には信じ難いというファイアフリードの言い分もご理解下さい」

「そんな! わいは、わいらは、ちゃんと改めますよってからに……それに、こいつらにもきちっと言い聞かせますんで、どうかここは一つ!」

 ヘッグスはテーブルに両手を突いて頭を下げる。

「で、あれば、ファイアフリードが申し上げた罰についても受け入れることは可能ではありませんか?」

「……しかしのぅ」
「いや、大丈夫です。ちゃんと改めますから!」
「そうです。ドワーフが世界で一番偉大な種族であることについては否定の余地はありませんが、差別しないことくらい!」
「ファイアフリードさんに言われたことはきちんと守りますよ!」

 これでヘッグスは仲間の事についてちゃんと理解しているんだろう。
 それなりに良いリーダーだよな。

「ホワイトフレイムさん。それなら一つ提案があります。貴方がたは揃ってファイアフリードの従士となればよろしい。ですが……」

 ですが、の後を喋る前にドワーフたちは手を叩いて大喜びだ。
 対してゼノムは少し不安げな表情を見せる。
 騒ぎが静まるまで暫く待ち、言葉を続けた。

()()()、それには条件があります」

「なんや?」
「条件?」
「何でも言ってくれ!」

「いきなりファイアフリードの従士になれるとは思わないで頂きたい。それではファイアフリードも安心できないでしょうから。……皆さんにはそれなりの関門を潜り抜けて頂きます」

「関門?」

「取り敢えず、まずは形だけで結構ですが、皆さんには私の従士になっていただきます」

「そら……全然関係ないんじゃ?」
「なんで?」
「ファイフリードさんの従士じゃなくて?」
「ちょっと話が違うような……」

「その上で、全員リーグル伯爵領の騎士団に入団して頂きます。勿論、一介の従士としてね。騎士団員としてきっちりと教育を受け、先輩の騎士たちや、団長の推薦を受けて正式な騎士として叙任を受けて下さい」

「おお!?」
「騎士団か?」
「わ、私が騎士に!?」

 普通は貴族でもない限り騎士団になんかそう簡単には入れないからな。
 でも、当面の間、団長は俺なんだよね。
 人種差別なんか、どこかに消し飛ぶくらいに鍛え直してやる。
 それにぶっちゃけた話、いつまでも差別意識が抜けないのであれば永遠に下っ端従士のままだ。

「正規の騎士は守るべき領民たちを人種によって差別はしません。そういう人物が正騎士の叙任を受けることはありませんから……。本当に考えを変えるのだ、変えられるんだ、と仰るのであればこの程度の関門、たやすく潜り抜けられるでしょう? それを証明して下さい。どうです?」

「……本気であるという証明かいな」

「そうです。正騎士になれたのであればファイアフリードも安心して皆さんを受け入れることでしょう」

 勿論、彼らの返事はOKだ。

 領地への出発は年明け二月~三月頃を予定しているので、正式な従士としての採用はその頃になる旨を伝え、全員帰らせた。

「……ふぅ」

 思わず溜息が出る。

「アル。すまんな」

 ゼノムは少し申し訳なさそうに頭を掻いた。

「いいさ。気にしないでくれ。それに、俺としても強そうな兵隊は多い程いいんだから。ただ、単なる従士じゃなくて、正騎士の叙任を受けている従士だと給料は若干高めになるぞ。そこは理解してくれよな」

「ああ、わかってる」

 リーグル伯爵領において、騎士でも何でもない普通の平民を領主の補佐役の従士として雇用する場合、その費用は手取り年収で大体一〇〇万~三〇〇万Zくらいだそうだ。平均所得の低い地方なので、一家の平均人数を五~六人として考えた場合、充分に普通以上の生活を営むことは可能である。

 また、その従士に成人した跡取りや戦闘可能な配偶者がいる場合、その跡取りと配偶者にも給料を払うのが一般的だそうだ。額はおおよそで上記の半額くらいらしいから、実質年収は二〜五〇〇万前後ってところかね?

 で、雇用される人がどこかの騎士団で正騎士の叙任を受けている場合、この金額には更に上乗せがある。金額自体は人それぞれなのでピンキリなんだろうけど、第一騎士団出身者なんかだと、倍以上の上乗せになることもあるという。勿論、跡取りなんかは別勘定だけどね。でもそんな特殊な例でなくともかなり裕福な生活が保証されるから、その可能性が開けたために煉獄の炎(ゲヘナ・フレア)たちも満足したんだろう。

 幾らゼノムが彼らの尊敬を集めていると言っても、見合った給料を払わねばいつかは気持ちも離れていくのは道理だ。俺としては代官として任命する領主連中がそんな羽目にならないよう、皆の領地経営が上手くいくように気を配らねばならない。

 責任は当然のように重いが、その分やり甲斐もある。

 
遂に決算時期に突入して、例年通りスケジュール的に辛くなってまいりました。
無理をしてもしょうがないので3月いっぱいまで更新については週一になるかと思います。
なお、4月以降はまた元通りのペースで行けるかと思います。
勿論、可能な時には週二更新も行うつもりですが期待はしないで下さい。
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