挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
男なら一国一城の主を目指さなきゃね 作者:三度笠

第二部 冒険者時代 -少年期~青年期-

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

370/510

第二百五十四話 十二層

7447年12月15日

 八層の転移水晶の部屋までクローとマリーを牽引しながらやって来た。
 この二人も十五レベルが現実的な射程に入っているし、何より基本的な戦闘技術は全て騎士団で叩きこまれている。
 二流パーティーに参加できる程度の実力を備えていると考えても不足はない。
 まぁ、騎士の叙任を受けているような人は最初からある程度の戦闘力は持っているもんだし、それなりに迷宮での戦闘や行動に慣れさえすれば、すぐにこのくらいになる事は期待してもバチは当たらない。

 しかし、今回は彼らのレベル上げが主目的ではなかった。

 虐殺者ブッチャーズはゼノムが指揮を執って既に休憩していたし、根絶者エクスターミネーターズはミヅチとキムがここまで引っ張って連れて来ていた。
 勿論、救済者セイバーズの皆もとっくの昔に到着して全員がシャワーを済ませている。

「八層から転移水晶があっちこっちにあるって、こういうことだったのか……」
「明日は九層だし、あれ出てくるんでしょ?」
「あれ?」
「カニよ、カニ」
「楽しみだな。俺、数える程しか食ったことないし」
「ところでさ、光の剣(ライト・セイバー)ってどのくらいの値が付くんだろうね?」
「そりゃああれだけ派手な剣だからな。すげぇ事になるだろ?」

 話を聞く限りにおいては根絶者エクスターミネーターズの皆もまだまだ余裕がありそうだ。
 尤も、彼らも普段は五層をメインの活動場所にしているから、戦力的には少し前の一流パーティーと同等になっていると言っても良いだろう。
 なお、光の剣(ライト・セイバー)の話が出たのでついでに話しておくが、豪傑の腰巻きロインクロス・オブ・ダーリングについては見積もりまで今暫くの猶予が欲しいと言われたのでそのまま預けっぱなしだ。

 それはさておき、今回の迷宮行では一昨日の十二月十三日に迷宮に入っている。
 初日は三層で全員が合流した。
 そして、昨日、六層の転位水晶の間で再び全員が合流していた。
 今日は七層と八層を越えている。
 明日は九層と十層に加え、戦闘も起こらず、転位場所から一直線に転移水晶まで行くことの出来る十一層の転位水晶の間で合流する予定である。

「明日だけどな。ミヅチはそのまま、キムは救済者セイバーズへ戻れ。根絶者エクスターミネーターズにはカーム、あんたが入ってくれ。後衛が必要だしな。あと、サンノとズールーは交代だ。それから、ビンス、ジェル。明日は救済者セイバーズに同行しろ。代わりに虐殺者ブッチャーズにはゼノムとトリス……あとグィネが行け」

 俺は地図があれば問題ない。
 根絶者エクスターミネーターズもミヅチが居るので戦闘力は充分に担保されている。
 彼女は俺と同様に氷漬けの魔法も得意だから地図があれば大丈夫だろう。

 グィネを擁する形になった虐殺者ブッチャーズもゼノムが居ればまず問題ない。
 ゼノムとロッコをツートップにしてケビンとヘンリーに補佐をさせる。
 ジンジャーとグィネ、ルビーが槍で大きなダメージを与えてミースが魔法と弓で援護をする。
 トリスは普段前衛を固めるがいざとなったら魔法で援護をする。
 前衛集団をゼノムが、槍部隊をジンジャーがそれぞれ指揮することが出来る。
 トリスは勿論全体の指揮を執るが、いざとなったら前に出たり後ろに下がったりする事も可能な流動的な動きが可能だ。

 救済者セイバーズはベル、ラルファ、バストラル、キム、ビンス、ジェル、サンノ、エンゲラとギベルティという布陣になり、前衛がラルファとサンノ、トリス同様の半前衛がビンス、槍部隊を入れても実質の戦闘要員は八名という結構脆弱っぽい形になるが、ベルとエンゲラの二人には網打ち銃とライフル銃を装備させるので戦闘力の点で問題はない。

 当然ながら九層の守護者である七匹のミノタウロスと交戦する前に全員が合流する。
 そのための待ち合わせ場所についても決めておいた。



・・・・・・・・・



7447年12月16日

「装備の確認は済んでるな? じゃあまず根絶者エクスターミネーターズからだ。行け」

「よし、行くぞ。ゼントモフ!」

 根絶者エクスターミネーターズのリーダーを務めるゼノムが、クローとマリーを加えて十人編成となった新生根絶者エクスターミネーターズを連れて転移した。

 彼らが光の粒と化して十二層へと向かった数十秒後、水晶に浮かび上がる転移の呪文が回復した。

「じゃあ次は私達ね。お先に~。ロブコニハ!」

 呪文を確認したミヅチが指揮する虐殺者ブッチャーズも転移を行い、掻き消えていった。

「……行こう。メケテルホ!」

 そして、十一層にギベルティを残して俺たち救済者セイバーズも転移を行う。

 ……。

「あ、あっちにいるね!」

 いち早く気が付いたのはラルファだ。思わず彼女が指差す方向を見るが、遠すぎて見えなかった。直線距離で七㎞以上離れているようだ。外壁を円に見立てた場合、俺たちと彼らとの間は円周の三分の一程度開いているということだ。

 【部隊編成パーティゼーション】によると、ラルファの指差す先にはゼノムたちの反応が感じられるので、あれは根絶者エクスターミネーターズだ。
 その更に先にはミヅチたちの反応も感じることが出来ている。
 彼らとミヅチたちの距離は近く、一㎞前後のように感じ取れる。

「ミヅチさんはもう少し先……向こうの二つは結構近いみたいですね。私達の方はちょっと運が悪かったみたい」

 ベルが言う。
 確かに。俺達だけ結構離れて転移しちゃったようだ。

 十二層に転移した後についての行動は予め取り決めている。
 三つのパーティー間の距離がほぼ等間隔から最短でも五㎞程度であれば根絶者エクスターミネーターズをそのままにして残りは転移をやり直す。
 距離が五㎞以下のパーティーがあった場合はその二つは互いに近付いて合流を果たし、残った一つが転移をやり直すことにしている。
 その方が距離を詰めるには効率的だからだ。

 ここは俺たちだけもう一度転移をやり直すところだな。

 先週、俺を除いた救済者セイバーズは十二層への転移を繰り返して、少なくとも外壁沿いには罠が見当たらないことを確認済みであった。
 そして十二層は七層のように明るいし、地面も平坦に近いから普通の速さで歩くことが可能だ。

 四十分後、殺戮者スローターズの全員が無事に合流を終えた。
 十二回目の転移でようやっと彼らから二㎞もない場所に転移が出来たのだ。

 さて、無事に合流を果たせた。
 次は中央に聳え立つ転移水晶の部屋を内蔵していると思しき柱への進軍だ。

 パーティー編成は組み替えない。
 三パーティー合同とは言え、全員が纏まって行動するのは危険だとの判断からである。
 【部隊編成パーティゼーション】による互いの位置の認識はしておいた方がいいだろう。
 勿論、三パーティーが魔法や飛び道具を使えば数秒程度で互いに援護可能な百m程の距離を空けて順に出発するのだ。

 まず先頭を進むのは救済者セイバーズ
 階層守護者が出て来る場合、一番高い確率で最初に遭遇するであろうからだ。

 ライトニングボルトの檻が出来たとしても攻撃力の高いパーティーが取り残されては堪らないからね。
 尤も、ドラゴンだとか、十一層の守護者であったワイヴァーンなんかのように空を飛ぶモンスターが階層守護者だった場合、ライトニングボルトの檻は守護者の行動範囲を縛りかねない。
 その場合にはやはり十一層のように外壁近くに発生するだろうし、それは先頭を進むパーティーの後方何百mという場所だろう。

 なので今回は分断の心配は少ないのではないかと考えていた。



・・・・・・・・・



 非常に巨大な網目をした網脂のように張り巡らされた空中回廊。
 下に見える十三層の底は目を凝らしても霞んでいて森なんだろうという事しか判らない。
 そっと見下ろせば高所恐怖症の気もないというのに足が竦む程だ。
 しかしながら回廊の幅はどんなに細い場所でも十mはたっぷりとあり、太い場所なら百m以上もあるから全く下を見ずに進むことが可能だ。

 地上の山岳のように強風や雪嵐が吹き荒れるなんて事もない。
 僅かにそよぐ微風が心地よく肌を撫でるくらいで、気温も迷宮の他の階層同様に少し肌寒いかな、という程度のもの。

 普通なら絶対に味わえないような殺風景だが壮大な光景も相まって、ここが危険な迷宮の大深部であるということをすら忘れさせてしまう。

 そんな中を守護者を始めとするモンスターの襲撃に警戒しつつ進んで二時間。

 全く何事も起こらず十三層の最下部から十二層の中央を貫く柱に辿り着いた。
 今までの層にあった柱は一辺が五十m程度の正方形のような形をしていて、見た感じだとあのサンシャイン60よりも少し太いくらいだろうか。

 しかし、この柱を近くで見てみると形は円形に近く、その直径は百m程もあるように見える。
 やっぱぶっといわ。
 東京都庁なんか目じゃないくらい太い。

「入り口は……反対側かな?」

 皆が合流してくるのを待って柱の裏側に回ってみると、やはり今まで同様に高さも幅も二~三m程度の洞穴が口を開けているのを発見した。

 念のため用心しながら中に入って転移水晶の間であることを確認する。

 まだ朝十時にもなっていない。

「なんで守護者がいなかったのかな?」

 ミヅチが疑問を呈するが、答えようがない。

「なんでだろうな……? よもやあのヴァンパイアロードに何度も倒されたからって事もないだろうしなぁ……」

 ぼやくように返事をすることしか出来なかった。

「ひょっとして、だ~れも来ない期間が長すぎてヨボヨボになって死んじゃったんじゃない?」

 相変わらずラルファが少しずれたことを言う。

「そりゃないだろ。階層守護者は相手を見つけない限りは動かないでじっと立ってる。今までもさんざん見てきたろうに……」

 トリスが呆れたように答える。
 八層や九層なんかでミノタウロスを相手にしている時に長い時間を掛けて観察していて想像していた事がある。
 侵入者を認識したり、転移水晶の間の中からちょっかいを受けない限りは冬眠だか乾眠だかのようにクリプトビオシス状態に近くなっているのではないかと考えられていた。
 まぁ、それ以前に迷宮内のモンスターが寿命で死ぬなんて事があるのかね?
 ましてや階層守護者がさぁ……。

「居なかったんだから幸運なのかもねぇ……」

 二人の話を聞いていたジンジャーがそれ以外言いようのない事を言ったので十二層の階層守護者が居なかった原因についての考察は打ち切られた。

「だけどよう、魔法の品(マジック・アイテム)が手に入らないのはなぁ……」

 ジェルが言うことには全員が頷いた。
 わざわざ十二層なんかまで来たことの理由のうち半分くらいは貴重な魔法の品(マジック・アイテム)を得るためだ。
 もう半分のうちの大半はドラゴンとやらが居るなら是非退治して名をあげようという功名心だ。
 倒せるという計算もされているようであった。


 曰く、これだけの一流冒険者が合同で掛かれば倒せるだろう。
 曰く、新人とは言え、クローとマリーの二人は正騎士の叙任を受けているばかりか、ここ数ヶ月はアルに目を掛けられて特別メニューで鍛えられている。
 ……そして何より、アルやミヅチのような転生者だと言うし(これは転生者について知っている人だけだけど)、アルにとって大切な人材なのだろう。
 更には強力な魔術を操る旧殺戮者(スローターズ)も全員が居る。

 皆はこの様に考えて、ドラゴン(の可能性が高い)退治について話をした時には一も二もなく肯いてくれたのだ。

 それに加えて旧殺戮者(スローターズ)のメンバーは、俺とミヅチがたった二人で十四層に居たデス=タイラント・キンを倒した話を聞いている。あのモンスターは考えようによってはドラゴンよりも強いとミヅチが言っていたことも大きい。

 そんな強力なモンスターを、たった二人で倒せるような俺とミヅチが居れば勝てそうだ、と踏んでいるとも思える。

 それに、トリスやベルなんかは俺と同じく“竜殺し(ドラゴンスレイヤー)”という称号は将来に亘って非常に有効な武器になると考えているフシもある。

 俺としては全員にその称号を名乗らせたい。

 将来、必ずあるであろう頭の硬いおっさんやおばはんを相手にする時も、彼らが「所詮は貴族の出身ですらない薄汚い冒険者あがりの癖に」と舐められたりせずに尊重されると思うからだ。

 でも、そんな考えも結局は無駄……十三層があるか。

 しかし、拍子抜けもいいところだった事もあったし、当たり前だがそれなりの功名心や金銭に絡む欲もあった。
 当然、わざわざここまで来たのに階層守護者を打倒する機会すら得られないまま手ぶらで帰るってのも割に合わないし、いい面の皮である。
 どうせなら、あの装置だって傍で見てみたい。

 結局、一休みしたら十三層へ向けて転移することになった。



・・・・・・・・・



 十三層は十一層のように鬱蒼と茂った森であった。
 今回はズールーとエンゲラを除いた救済者セイバーズがまず転移を行った。
 転移水晶の傍にどんなモンスターが潜んでいるか解らないために安全策を採ったに過ぎない。

 転移直後に散開して周囲に視線を飛ばしたが、モンスターは見付けられなかった。

 慎重に周囲を調査した結果、十一層、十二層と同じく迷宮の外周近くに転移が行われたようであることが判った。
 だが、何度も転移を行った上でそう判断した訳ではないので油断は禁物だ。

 皆が待つ十二層に戻り、見て来た内容を報告する。
 それから十回程、続けて救済者セイバーズだけで転移を行った。

 転移先は全て外壁の際であった上、傍にモンスターも発見出来なかったので、恐らく十三層も上二つの階層と同様であろうと当たりをつけられる。

 昼食までの二時間弱、午前中と同様に編成しなおした三つのパーティーで次々と転移を繰り返し、確認を行ったが、予想の範囲を出るものではなかった。

 但し、転移先の外壁の際から周囲を少し調査すると、大抵の場合において転移先から周囲二十~三十m以内の場所に幅二m程度の登山道にしては広めの道と、外壁の際にくっつくようにして階層の周囲をぐるりと取り囲んでいると思われる同様の道を発見した。
 この道があることで合流はかなり容易そうであると思われる。

 昼食を採った後、三パーティーで転移を行い、合流後に山を登りつつ森を抜けて中心部を目指そうという事で全員の合意を得る。



・・・・・・・・・



 時刻は十六時半くらい。
 俺たち三十人が居るのは外周と中心部の中間辺り。
 外周から二・五㎞といった所だ。

 どうせならあの装置の出来るだけ傍を通ろうという事にして装置を正面あたりに捉えられるようなところを基準に集合していた。

 十三層の中央に聳える山は、外壁の際である一番の低地を高度ゼロとして考えると、見た感じの感覚から判断して標高一千m程度だろうか。
 だとすると勾配率平均で二十%程度という急坂だ。
 道が一直線に中心を目指しているのであれば、だけど。
 まあ、九十九折のようになっているらしいのは調査をしている段階で判明しているからそこまでの急勾配という程ではないのが救いだが、総延長距離はその分伸びるんだよね。

 ここまで来るのに合流を終え、登り始めてから四時間近くも掛かったが、単に森を抜けるのに慎重になっていたからというだけじゃない。
 やっぱ坂道とその距離が伸びているのが最大の敵であった。
 道は九十九折のようにスタートしていたが、その後は渦を巻く感じでゆっくりと高度を取っていくように伸びていたから結構疲れたよ。

 あと、登り始めてから初めて気が付いたこともあった。
 その調査に多少の時間を取られていたという事もある。

 稀に道から外れた場所に木が生えていないような場所があった。
 何度かそういった場所の調査をしてみたのだが、何があったという訳でもなかった。
 但し、森林中に点在するコッパ禿のような、いずれの場所もある程度掘り返されたようになっていた。

 モンスターが掘ったのかは不明だ。
 あのクワガタ巨人、グレート・アンダーグラウンド・ヴォジャノーイはトンネルを掘るのが得意らしいからあいつかも知れない。
 でも、トンネルという程ではなかったんだよなぁ。
 禿は大穴になって居る事が多いが、それでも穴の直径は大きなものでせいぜい差し渡し十mと言うところ。
 その深さも三十mくらいのものが最大のようであった。

 時刻から言って流石に一度戻って出直した方が良さそうだとの意見も出始める。

 その意見も尤もなものであるので、全員で小休止を取った後に戻ることにした。
 戻り始めるべく腰を浮かせる。



・・・・・・・・・



 ……そして今。
 俺たち殺戮者スローターズは全滅の危機に瀕していた。

 まだ怪我を負っている者こそ一人も居ないが、殆どのメンバーは恐怖感から精神に恐慌を来して腰が抜けてしまっている。
 パニック状態に陥ってしまった奴はめいめいが近くの木陰に身を隠そうと地面を這っている。
 しかし、恐怖によるものか、体が強張って思うように動かせずに藻掻いているだけに近い。

 はっきりした事は言えないが、ゴジラが雄叫びを上げたかと思うほどのものすごくでかい咆哮が山の上の方から轟いてきた直後のことだったと思う。

 ……知ってるぞ!

 ホーンドベアーの時に経験している。
 だが、【鑑定】で【状態】を確認してみるとほぼ全てのメンバーが【状態:恐慌】となっていた。

 (小)だの(中)だの(大)だのをすっ飛ばしていきなり完全な恐慌状態だ。

 恐慌を来していないのは僅かに二人。
 俺ともう一人だけだ。

 ちなみに時間が解決する以外に恐慌状態から脱する方法は知らない。

 
■主人公は魔法設定のページに記載されてるリムーブアフレイドの魔術は覚えていますが、恐怖によるパニックから回復するにはリムーブフィアーという魔術が必要です。
 リムーブアフレイドの魔術における「パニック」とは恐れ慌てている状態ではなく、ヒステリーや狂乱状態における「パニック」を指します。
 また、【咆哮】の特殊技能を受けて恐怖に震えている人の魔術的な回復方法については初めて妖精郷で魔法を習う際に質問しないのは変なので、上記についての情報は「リムーブフィアーという魔術が存在する」という以外の情報は主人公は既に知っています。
 つまり、【咆哮】への対策は相手よりも高いレベルであることと、ある程度のMP量以外には対抗策がなく、短時間での回復方法は無い、と思っています。

 なお、予めブレイヴァリーという魔術を掛けておくか、レジストフィアーを掛けておけば恐慌に陥ったとしても状態は軽く済む可能性があります。
※どちらも高度な魔術であり、一般には知られていない上に絶対に対抗できるというものではありません。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ